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2015年09月17日

「デッドタイム・ストーリー おとぎ話は血の匂い」感想

原題:DEADTIME STORIES  制作1986年 日本公開:1986年12月14日

DVDタイトル:「子供に聞かせられない 残酷!グリム童話」

甥の子守と留守番のため泊まりに来た叔父が甥のブライアンが眠れないのでお話をしてく
れとせがまれて適当な話を作って聞かせるという三話のオムニバスホラーです。

子供が寝る時に聞かせる話をベッドタイム・ストーリーというらしいですが、「デッドタ
イム・ストーリー」というタイトルは、それを意識したタイトルとなっています。

DVDタイトルにもあるようにグリム童話をもとにしていて、1話目は白雪姫、2話目が赤ず
きんちゃんですが、3話目が何の話が元なのかわかりませんでした。(1話目も登場するヒ
ロインが、セリフで小人と住んでいると言ったのと、魔女が出てくるのでかろうじてわか
る程度ですが。)

叔父は一階で酒を飲みながらテレビで成人向けの番組を見ていたので、ブライアンから呼
び出されて次の話をせがまれる度に、話に出てくるヒロインの露出が激しくなっていきま
す。子供に何を話しているんだか。

1話目 中世。姉妹の魔女が死んでしまった長女をよみがえらせるため、下僕の若い男に
    牧師やいけにえの女を調達させる。男は魔女を裏切り、女を助けるが長女は次女
    の血を吸って蘇ってしまう。

2話目 現代。お婆ちゃんの薬をとりに薬局に来たハイスクールの少女は、同じく薬局に
    来ていた男の薬と取り違えてしまう。少女がすぐに薬を届けず、彼氏と小屋で楽
    しんでいる間にお婆ちゃんは狼男に襲われてしまう。取り違えた薬は狼男に変身
    するのを抑制する薬だった。

3話目 現代。殺人で精神病院に収監されている息子を、両親が看守を殺して逃亡した。
    一家は昔住んでいて今は無人となっている家に隠れようとしたが、その家には、
    超能力を持つ殺人鬼の少女がたくさんの死体と共に隠れ住んでいた。

画質が、少し荒く見づらい感じがありますが、その分B級ホラー感がありました。3話目
がコメディタッチで面白かったです。

残酷!グリム童話 〜子供には聞かせられない〜 [DVD]

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はじめまして。 映画が大好きで、現在も続いている午前十時の映画祭の第一回と第二回では上映作品100本全ての映画を鑑賞しました。 映画やテレビはたとえ架空設定のSFであっても、制作当時の時代を映しています。50歳を超えた今、特に邦画と日本のドラマは、過去の世相と風俗を振り返りながら観ていきたいと思っています。
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