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2015年03月12日

ウルトラQ 「あけてくれ!」

ウルトラQ 「あけてくれ!」



制作4話 放送28話(1967/12/14)「あけてくれ!」

(制作順はWikipediaを参考にしました。)


シリーズを通してのメインの出演者

万城目淳:星川航空にパイロットとして勤務。
     SF小説を書いている。
戸川一平:パイロット助手

江戸川由利子:毎日新報のカメラマン



ストーリー(ネタバレ)

 ドライブ中の万城目と由利子は道路に倒れている男を
 発見し、一の谷博士の研究所に運び込む。途中、踏切
 で通過する電車の音に男は目を覚まし、「あけてくれ!」
 「降ろしてくれ!」と錯乱する。

 研究所で催眠術により、何が起こったかを男から聞き出す。
 どこかへ行ってしまいたいと思っていた男は、気が付くと
 電車の中にいて、同乗していたSF作家の友野の説明によると
 この電車は、現実から離れてどこかへ行ってしまいたい
 という人間をその「どこか」へ運んでいくという。

 電車を下車して現実に戻った男は、妻や娘から非難され、
 上司から叱責される日常に後悔し叫ぶ。

 「どこへでも連れてってくれ!」「俺も連れてってくれ!」




初回放送時に難解ということでお蔵入り。翌年の再放送で初めて
放送された話です。事件がまったく解決せずに終わるということと、
当時はSFがまだ一般に浸透していなかったため理解されないと
思われたのかもしれません。


冒頭、一平を置き去りにして万城目と由利子がドライブへ出発。
今回の事件につながる、どこへ行こうかという二人の会話。

 電話のないところ
 締切のないところ
 交通地獄のないところ
 借金取りのないところ
 ごちゃごちゃ人間が全然いないところ
 息の詰まりそうな世の中よサヨウナラ

万城目の「借金取りのないところ」の話に由利子が「それなら、
バーのないところね。」とツッコミを入れます。万城目は
つけがたまっているようです。

SF作家友野役は後に仮面ライダーの死神博士を演じる天本英世
でした。若いです。

懐かしかった言葉

 女中:今でいうお手伝いさん・家政婦
posted by Akio at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ウルトラQ
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はじめまして。 映画が大好きで、現在も続いている午前十時の映画祭の第一回と第二回では上映作品100本全ての映画を鑑賞しました。 映画やテレビはたとえ架空設定のSFであっても、制作当時の時代を映しています。50歳を超えた今、特に邦画と日本のドラマは、過去の世相と風俗を振り返りながら観ていきたいと思っています。
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