山上哲也容疑者（４１）凶行の背景には安倍晋三元総理と統一教会との関係があること
はすでに知られています。今回紹介する機密資料は安部元総理祖父、岸伸介元総理が１９８４
年に当時の米大統領ロナルド・レーガンに宛てた親書である。落ち族と統一教会の深い関係
を物語る文書の内容は―――
この書簡は関連資料を保管する米カルフォルニア州ロナルドレーガン大統領図書館のファイル
に収められたもの。ジャーナリストの徳本栄一郎氏が５年前週刊新潮の依頼で同署を訪れた際に
発掘した。この貴重な文書に登場するのは統一教会の開祖文鮮明の名前だ。
〈文尊師は現在、不当にも拘禁されています。。気善のご享禄を得て私は是が非でもできる限り
早く彼の不当な拘束から解放されるようお願いしたいます〉
出された日付けは８４年１１月２６日、差出人は岸伸介。文鮮明はその前にアメリカで脱税容疑
で起訴され、８４年４月には懲役１年６カ月の実刑判決を受けて連邦刑務所に収監されていた。
つまりこの書簡は日本の元総理がアメリカの現役大統領に宛てて韓国人【脱税犯】の逮捕が不当だ
として釈放を依頼するという極めて異例な内容なのです。
手紙の後半では岸氏の懇願調は増す。
〈文尊師は誠実な男であり自由の理念と促進と共産主義の誤りを正すことに生涯をかけて取り組ん
でいると私は理解しております〉
〈彼の存在は現在そして将来にわたって希少かつ貴重なものである自由と民主主義の維持にとって
不可欠なものです〉
この時点で日本ではすでに教会による若者への強引な勧誘などが社会問題化していたが、その教団
の首領を「誠実で貴重」と評価しているというわけだ。
「この手紙を受けアメリカ政府は対応を協議します。元総理でその当時もなお自民党の実力者であった
岸氏の依頼だけはむげにはできなかったのではないのか。返事を書いたようですがそれは今も機密
解除されていません。国家安全保障上の理由とのことでした」
結局釈放は難しいと判断され文鮮明氏が出所できたのは翌８５年の夏でした。
嘆願書の３年後岸氏は９０歳で没したがその後きし・阿部一族と教会との関係は維持されたまま。
教会への恨みを安部持つ総理に向けるのは破綻した理論であるし、命を奪った行為は許されるものでは
ない。一方できし・阿部一族との間にあった深い関係は無視されるべきではない。
７月２１日発売の「週刊新潮」では安部元総理そして現役自民党議員と統一教会との関係について
詳しく報じている。
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タグ：安部家と統一教会
