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2016年10月20日

岡山の115系湘南色

濃緑と橙色のツートンカラーである、国鉄からの伝統色「湘南色」。
いまやドンドン姿を消し、新潟地区,高崎地区と岡山地区の115系に残るだけとなりました。
新潟地区は独自塗装化が国鉄終末期から始まったため高崎地区からの転属編成が細々と残る程度で、高崎地区は211系1000・3000台の投入で今年じゅうに退役。そして、岡山地区もリニューアルにともなう塗装変更と、経費節減による単色化で絶滅の危機にあります。

今回、連休中に大阪〜岡山〜出雲と旅したさいに、岡山駅で待ち続けました。
しかし、やってくる115系は殆んどが黄色の単色塗り。リニューアル車のコーヒー牛乳色+茶色も、見かけません。
なんとか1本だけ、撮ることができました。
DSCF6449
高崎地区の1000台ではなく、300台。新造冷房車として1975年に登場したグループです。
300台はクハ+モハ114+モハ115+クハの4両が最低編成でしたが、増発や編成組み替えによりモハ115に運転台を取り付けクモハへ改造されたことから3両になっています。
さらに高崎地区と決定的に違うのは、行先表示が幕式からLED点灯に切り替わっていること。このほか、ドア開閉ボタンの設置など手を加えられてはいますが、原形を著しく損うものではありません。

現時点、岡山地区では227系投入や、大阪地区からの221系転属の話はありませんが、黄色単色塗りが進むと絶滅してしまいます。「経費節減」を理由に「なくす」のではなく、「残す(戻す)」方向に進めないものでしょうか。





タグ:115系 湘南色
posted by edaroh at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道
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