2017年07月26日
西鉄電車のあれこれ【3】5000形
西鉄電車についての話を再開します。
きょうは5000形通勤車について。
5000形は1975年に600・700形通勤車(現在は貝塚線に一部が残存)の改良型として登場し、大量に製造され西鉄を代表する車両となりました。
ベースは1973年に登場した特急車の2000形です。
(1991年に薬院にて撮影、格下げ改造後)
2000形は2扉非貫通構造でしたが、それを3扉貫通構造にしたのが5000形となります。2000形と区別するために地色を水色として、前面も運転台側の窓を側面付近まで広げて左右非対称としました。冷房も当初から完備しています。
この明るい色彩と独特の表情は、新時代の幕開けにふさわしい車両でした。
なお2000形は8000形登場後転換式座席のまま扉増設が行われ引き続き急行を中心に活躍しましたが、2010年に退役しています。
5000形によって「西鉄大牟田線=水色の電車」のイメージは広く定着。一部旧型車以外の通勤車はすべてこの色に塗り替えられました。
編成は3両と4両があります。両方を組み合わせて最大7両編成を組み、各駅停車から通勤・帰宅時間帯の特急まで幅広く使用し、伸び盛りの福岡都市圏の通勤通学輸送を担います。
しかし、最初の編成の製造から40年が経過し、老朽化も始まってきたことから後継車両を求める声が高まり、本年より9000形電車が登場。これにより、一部で廃車も始まりました。
5000形は両数が多く、一遍の置き換えは難しいのでしばらくは走り続けますが、退役へ向けたカウントダウンが少しづつ始まっているのも事実です。いまのうちから、しっかり記録されることをお勧めします。
★特記以外写真は大橋で撮影
きょうは5000形通勤車について。
5000形は1975年に600・700形通勤車(現在は貝塚線に一部が残存)の改良型として登場し、大量に製造され西鉄を代表する車両となりました。
ベースは1973年に登場した特急車の2000形です。
(1991年に薬院にて撮影、格下げ改造後)
2000形は2扉非貫通構造でしたが、それを3扉貫通構造にしたのが5000形となります。2000形と区別するために地色を水色として、前面も運転台側の窓を側面付近まで広げて左右非対称としました。冷房も当初から完備しています。
この明るい色彩と独特の表情は、新時代の幕開けにふさわしい車両でした。
なお2000形は8000形登場後転換式座席のまま扉増設が行われ引き続き急行を中心に活躍しましたが、2010年に退役しています。
5000形によって「西鉄大牟田線=水色の電車」のイメージは広く定着。一部旧型車以外の通勤車はすべてこの色に塗り替えられました。
編成は3両と4両があります。両方を組み合わせて最大7両編成を組み、各駅停車から通勤・帰宅時間帯の特急まで幅広く使用し、伸び盛りの福岡都市圏の通勤通学輸送を担います。
しかし、最初の編成の製造から40年が経過し、老朽化も始まってきたことから後継車両を求める声が高まり、本年より9000形電車が登場。これにより、一部で廃車も始まりました。
5000形は両数が多く、一遍の置き換えは難しいのでしばらくは走り続けますが、退役へ向けたカウントダウンが少しづつ始まっているのも事実です。いまのうちから、しっかり記録されることをお勧めします。
★特記以外写真は大橋で撮影
【中古】Nゲージ/マイクロエース A6656 西鉄5000形 新社紋 4両セット... |
タグ:西鉄
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