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2016年11月05日

岡山の213系

バラエティー豊かな車両が昼夜たがわず行き来する岡山地区。その岡山地区で目を引くのが、213系電車です。
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213系は国鉄終末期の1987年初頭に、当時建設中だった本四架橋鉄道(瀬戸大橋線)用の電車として登場しました。211系電車をベースとした2扉の軽量ステンレス車両で、転換式座席を備えます。帯色はブルー濃淡。民営化後の継承会社(JR西日本とJR四国)のイメージカラーを先行して用いました。
編成はクハ+サハ+クモハの構成。動力車を1両にして省力化を狙いました。総じて、117系のグレードアップ版とも言えます。
当初は宇高航路が残っていたため、同航路と新幹線をつなぐ快速電車で暫定使用を開始しました。本四架橋鉄道の開業時期が決定し「瀬戸大橋線」の路線名が決まるとグリーン車付き編成も追加で製造され、本来の用途である岡山〜高松間の快速「マリンライナー」として1988年4月より華々しく運航を開始。グリーン車付き3両とモノクラス両をつなげた6両編成で、両都市ならびに本州と四国を連絡する重要な任務を担いました。
しかし、運行開始から15年を経過し、本四連絡のチャネルが増えると「マリンライナー」の利用は頭打ちとなり、抜本的見直し策として2003年に関西地区の「新快速」車両をベースとした5000系(JR四国受け持ち)・223系5000台(JR西日本受け持ち)を導入。213系は岡山地区のローカル輸送に廻ることになります。
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そのさい、グリーン車は不要になるため、グリーン車付き編成はそれを外したあとのサハに運転台を取り付け2両編成に改造されています。運転台が後付けされた部分は丸みがなく、板カマボコのようにシャープな断面になっているのが特徴です。
そうして現在は山陽本線・赤穂線・伯備線・宇野線など岡山管内の電化区間でローカル輸送に徹していますが、昨年、観光用電車「ラ・マル・ド・ボワ」に改造されました。
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白い旅行かばんをイメージしたラッピングを施し、内装も一新。大型リクライニングシートとバーカウンターを備え、さらに自転車も乗せられるようにしました。ゆったり楽しんでもらうため、グリーン車扱い。同編成は「ラ・マルせとうち」の列車名で岡山と宇野・高松・尾道を日替わりで往復しています。
岡山の213系、しばらくは安素でしょう。

タグ:213系
posted by edaroh at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道
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