eco検定　正文まとめ

・過去１００年間で日本全体の平均気温が１℃上昇しているが、東京や名古屋などの都市部ではそれ以上の温度上昇がある。（東京では３℃、名古屋では2.6℃上昇している。ヒートアイランドの良い例。）

・ヒートアイランド減少は、都市部の中心部の気温を等温線で表すと郊外に比べて島のように高くなっていることから名づけられた。

・ヒートアイランドの直接原因は地表面や水面・農地の減少、アスファルト・コンクリートの増大などが考えられている。
エアコンや自動車などからの排熱量の増加だけが主要因ではない。

・ヒートアイランド現象が進行すると、猛暑日、真夏日、熱帯夜、熱中症の発生が増加する。

・ヒートアイランド対策の一つは緑地や水面、土などの地表面を増やして水分の蒸発を促進することである。
（自然のメカニズムを取り戻すのが大切。）

・交通渋滞の緩和対策、省エネ型のエアコンやハイブリッド車の使用はヒートアイランド対策として有効である。

・緑地や池を増やすこともヒートアイランド対策として有効。（水の蒸散効果を高める。）

・行政面におけるヒートアイランド対策として、「ヒートアイランド対策大綱」や「自然保護条例」などの法設備がある。