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2013年02月09日
ジャニス・ジョップリン「ベンツが欲しい」"Mercedes Benz" from 「パール」"Pearl" 一度聞いたら忘れられない声の存在感!!
ジャニス・ジョップリン「ベンツが欲しい」
from 「パール」"Pearl"
一度聞いたら忘れられない声の存在感!!
ウッドストックでのジャニス。観客を気遣うジャニスの声は優しさに満ちています。
声も決して嗄れていない普通の女の子。
歌い出したとたんこのパワー!!!このギャップは堪らんわ!!!400万オーバーのヴュー!!!
ある意味、
女性ロック・ヴォーカリストの型を
創ってしまったと言っても過言ではない
ジャニス・ジョプリン。
生んだフォロワーは数知れず、
現在に至ってもそれは増殖し続けている。
しかし、その知名度とは裏腹に、
彼女の歩んだ道は逆境に彩られたものであった。
孤独な少女時代を送り、
歌うことに歓びを見出すものの、
彼女のヴォーカルと拮抗できる演奏力を
もったバンドはなかなか見つからず、
発表するアルバムも散漫なものが多かった。
そして、70年に最高のバック・バンド
"フル・ティルト・ブギー"を手に入れるものの、
アルバム『パール』1枚を残し、
彼女はヘロイン中毒で死んでしまう……。
こんな悲劇のヒロインのような生き様は、
彼女の哀しみに満ちたブルースにより
一層のリアリティを与え、
多くの人たちの支持を得る要因にもなった。
なかでも前述の『パール』は、
癒しを求める魂の悲痛な叫びが
胸を締めつけ涙を禁じえない。
まさに、女性ロックの最高峰!
――死んでもなお、彼女の存在は、
女性ロッカーが目指さねばならぬものであると同時に、
超えねばならないものとして高くそびえ立っている。
Move Over 多分耳にしたことがある筈の曲です。一度聞いたら忘れられない存在感!!最高!!
ジャニス・ジョプリンは
ブルースを自分のものにした。
1970年にヘロインの過剰摂取で亡くなった
ジョプリンは生きてこのアルバムを
完成させることができなかったが、
彼女の激しい情熱、苦悩とエクスタシーの入り混じった
極限の叫びは迫力充分。
お陰で本作は、
彼女の時代のもっとも忘れがたいレコードになった。
インスト曲「Buried Alive in the Blues」では
バンドも活躍するが、
リリース後何十年も経っている本作を
今なお聴きがいのあるものにしているのはヴォーカルである。
傷心の苦しみを歌い上げた「Cry Baby」や、
希望に満ちた言葉をつづったクリス・クリストファーソンの
「Me & Bobby McGee」を聴けば、
なぜ悲劇の人とも呼ばれるジョプリンが
ポップ界に欠かせない存在なのか理解できるだろう。
(Steve Appleford)
1. Move Over
2. Cry Baby
3. A Woman Left Lonely
4. Half Moon
5. Buried Alive In The Blues
6. My Baby
7. Me And Bobby McGee
8. Mercedes Benz
9. Trust Me
10. Get It While You Can
11. Tell Mama (Live)
12. Little Girl Blue (Live)
13. Try (Just A Little Bit Harder) (Live)
14. Cry Baby (Live)
ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーの
1968年のメジャー・デビュー作は、
ロック史上もっとも待ち望まれたアルバムのひとつだった
(これ以前にもアルバムが1枚あったが、プロデュースが安っぽく、
メインストリームという弱小レーベルからリリースされた)。
前年のモントレー・ポップ・フェスティヴァルで
ジャニス・ジョプリンが見せた驚異的なパフォーマンスが
いい宣伝になっていたのだ。
本作から生まれたヒット・シングルとして、
アレサ・フランクリンの姉アーマの「Piece of My Heart」の
熱っぽいリメイクが挙げられるが、
ジョプリンがモントレーで喝采を浴びたときに歌った
ビッグ・ママ・ソーントンの「Ball and Chain」も聴き逃せない。
また、ガーシュウィンの名曲「Summertime」では、
いつもジョプリンの陰に隠れがちなバンド
(特にギタリストのサム・アンドリュースとジェームズ・ガーリー)が、
彼女の激しいヴォーカルに負けじとばかりに猛烈な演奏を繰り広げる。
(Billy Altman, Amazon.com)
1. Combination Of The Two
2. I Need A Man To Love
3. Summertime
4. Piece Of My Heart
5. Turtle Blues
6. Oh, Sweet Mary
7. Ball And Chain
8. Roadblock (Studio Outake)
9. Flower In The Sun (Studio Outake)
10. Catch Me Daddy (Live)
11. Magic Of Love (Live)
アカペラで歌っているだけなのに、何これ!!!鬼気迫り、目に涙が・・・・!!!
朝日新聞土曜版beで紹介された曲です。若い頃の貧乏を歌った歌、そして遺作!!
1. Piece Of My Heart
2. Summertime
3. Try (Just A Little Bit Harder)
4. Cry Baby
5. Me And Bobby McGee
6. Down On Me
7. Get It While You Can
8. Bye, Bye Baby
9. Move Over
10. Ball And Chain
11. Maybe
12. Mercedes Benz
『Cheap Thrills』やさらには『Pearl』よりも
この『Greatest Hits』の方が、
ジャニス・ジョップリンが死んだ
1970年以降に生まれたリスナーには、
彼女の短いキャリアの入門編として定番になってきた。
彼女の死後にナンバー1となった「
Me and Bobby McGee」がもちろん一番有名だが、
他の曲も同様に胸躍る曲ばかりだ。
みなおなじみのナンバーばかりだが、
単なるベストと呼ぶにはおこがましい内容。
ジャニスが晴れた公園で笑っているジャケ写真は、
胸が締めつけられる。
(Rickey Wright, Amazon.com essential recording)
続きを読む...
from 「パール」"Pearl"
一度聞いたら忘れられない声の存在感!!
ウッドストックでのジャニス。観客を気遣うジャニスの声は優しさに満ちています。
声も決して嗄れていない普通の女の子。
歌い出したとたんこのパワー!!!このギャップは堪らんわ!!!400万オーバーのヴュー!!!
ある意味、
女性ロック・ヴォーカリストの型を
創ってしまったと言っても過言ではない
ジャニス・ジョプリン。
生んだフォロワーは数知れず、
現在に至ってもそれは増殖し続けている。
しかし、その知名度とは裏腹に、
彼女の歩んだ道は逆境に彩られたものであった。
孤独な少女時代を送り、
歌うことに歓びを見出すものの、
彼女のヴォーカルと拮抗できる演奏力を
もったバンドはなかなか見つからず、
発表するアルバムも散漫なものが多かった。
そして、70年に最高のバック・バンド
"フル・ティルト・ブギー"を手に入れるものの、
アルバム『パール』1枚を残し、
彼女はヘロイン中毒で死んでしまう……。
こんな悲劇のヒロインのような生き様は、
彼女の哀しみに満ちたブルースにより
一層のリアリティを与え、
多くの人たちの支持を得る要因にもなった。
なかでも前述の『パール』は、
癒しを求める魂の悲痛な叫びが
胸を締めつけ涙を禁じえない。
まさに、女性ロックの最高峰!
――死んでもなお、彼女の存在は、
女性ロッカーが目指さねばならぬものであると同時に、
超えねばならないものとして高くそびえ立っている。
Move Over 多分耳にしたことがある筈の曲です。一度聞いたら忘れられない存在感!!最高!!
ジャニス・ジョプリンは
ブルースを自分のものにした。
1970年にヘロインの過剰摂取で亡くなった
ジョプリンは生きてこのアルバムを
完成させることができなかったが、
彼女の激しい情熱、苦悩とエクスタシーの入り混じった
極限の叫びは迫力充分。
お陰で本作は、
彼女の時代のもっとも忘れがたいレコードになった。
インスト曲「Buried Alive in the Blues」では
バンドも活躍するが、
リリース後何十年も経っている本作を
今なお聴きがいのあるものにしているのはヴォーカルである。
傷心の苦しみを歌い上げた「Cry Baby」や、
希望に満ちた言葉をつづったクリス・クリストファーソンの
「Me & Bobby McGee」を聴けば、
なぜ悲劇の人とも呼ばれるジョプリンが
ポップ界に欠かせない存在なのか理解できるだろう。
(Steve Appleford)
1. Move Over
2. Cry Baby
3. A Woman Left Lonely
4. Half Moon
5. Buried Alive In The Blues
6. My Baby
7. Me And Bobby McGee
8. Mercedes Benz
9. Trust Me
10. Get It While You Can
11. Tell Mama (Live)
12. Little Girl Blue (Live)
13. Try (Just A Little Bit Harder) (Live)
14. Cry Baby (Live)
ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーの
1968年のメジャー・デビュー作は、
ロック史上もっとも待ち望まれたアルバムのひとつだった
(これ以前にもアルバムが1枚あったが、プロデュースが安っぽく、
メインストリームという弱小レーベルからリリースされた)。
前年のモントレー・ポップ・フェスティヴァルで
ジャニス・ジョプリンが見せた驚異的なパフォーマンスが
いい宣伝になっていたのだ。
本作から生まれたヒット・シングルとして、
アレサ・フランクリンの姉アーマの「Piece of My Heart」の
熱っぽいリメイクが挙げられるが、
ジョプリンがモントレーで喝采を浴びたときに歌った
ビッグ・ママ・ソーントンの「Ball and Chain」も聴き逃せない。
また、ガーシュウィンの名曲「Summertime」では、
いつもジョプリンの陰に隠れがちなバンド
(特にギタリストのサム・アンドリュースとジェームズ・ガーリー)が、
彼女の激しいヴォーカルに負けじとばかりに猛烈な演奏を繰り広げる。
(Billy Altman, Amazon.com)
1. Combination Of The Two
2. I Need A Man To Love
3. Summertime
4. Piece Of My Heart
5. Turtle Blues
6. Oh, Sweet Mary
7. Ball And Chain
8. Roadblock (Studio Outake)
9. Flower In The Sun (Studio Outake)
10. Catch Me Daddy (Live)
11. Magic Of Love (Live)
アカペラで歌っているだけなのに、何これ!!!鬼気迫り、目に涙が・・・・!!!
朝日新聞土曜版beで紹介された曲です。若い頃の貧乏を歌った歌、そして遺作!!
1. Piece Of My Heart
2. Summertime
3. Try (Just A Little Bit Harder)
4. Cry Baby
5. Me And Bobby McGee
6. Down On Me
7. Get It While You Can
8. Bye, Bye Baby
9. Move Over
10. Ball And Chain
11. Maybe
12. Mercedes Benz
『Cheap Thrills』やさらには『Pearl』よりも
この『Greatest Hits』の方が、
ジャニス・ジョップリンが死んだ
1970年以降に生まれたリスナーには、
彼女の短いキャリアの入門編として定番になってきた。
彼女の死後にナンバー1となった「
Me and Bobby McGee」がもちろん一番有名だが、
他の曲も同様に胸躍る曲ばかりだ。
みなおなじみのナンバーばかりだが、
単なるベストと呼ぶにはおこがましい内容。
ジャニスが晴れた公園で笑っているジャケ写真は、
胸が締めつけられる。
(Rickey Wright, Amazon.com essential recording)
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