2012年12月17日
Jeff Beck "Blow By Blow" "Wired" がイイ!!!
Jeff Beck "Blow By Blow" "Wired" がイイ!!!
ジェフベック「ブロウバイブロウ」「ワイヤード」がイイ!!!
1975年の発売なんです。
37年前?!
何だか凄いです。
高校生のときにエレキ好きの友人から
LPレコードを借りて、
カセットテープに録音。
その晩のことを今でも記憶しています。
今聴いても全く古い感じがしない。
エレキギターだけで作り出された音の世界!!
リズムが刻まれ、メロディーが奏でられ
リードが唸る、うねる、ドライブする。
クールでホットで知的で洒落ていて。
また、スローな曲はまるでクラシックのように
情景が広がる音の世界をロマンティックに広げてみせます。
エレキギターからこれだけの世界観を紡ぎ出せるのは
まことジェフベックおじさんだけだと思います。
寡聞にして、彼のようなギタリストの誕生を
耳にしておりません。
Blow By Blow のCDにはこんなシールが張ってあります。
The Groundbreaking Instrumental Album!
・Digitally Remastered
・Produced by George Martin
・Includes Original LP artwork
エレキギターだけの凄いアルバムってことです。
CDもLPレコードのセンターラベル?を彷彿とさせるオレンジの同心円です。
Wired のCDのシールにはこうあります。
One of Rock's Great Instrumental Records!!
やっぱり、エレキギターの凄いアルバムってことですね。(笑)
サンタナが骨太なワイルドな汗の匂いのする昼間の音だとすれば、
ジェフベックは繊細な星の輝く青い夜のような音です。
孤独感が半端ないんですね。
仲間と音楽楽しんでますって感じではない。
音と向き合って、自分の内部と向き合うことで
世界へと自分の意識が広がって行く感じ。
そんな、音世界を是非体験してみて下さい。
はまりますよ。
ロングセラーには変わらない価値、
万人が認める価値があるのだと思います。
1. You Know What I Mean
2. She's A Woman
3. Constipated Duck
4. AIR Blower
5. Scatterbrain
6. Cause We've Ended As Lovers
7. Thelonious
8. Freeway Jam
9. Diamond Dust
バンドを組むたびに成果を生んできたという経歴をもちながら、
性格的に自らのバンドを続けられない。
そのため、ついにバンドはあきらめ、
ソロ名義で作ってしまった1975年発表の全編インストゥルメンタルのアルバム。
とはいえバックにバンドはいるが…。
プロデューサーは「ビートルズの第5のメンバー」と
言われたジョージ・マーティン。
ジェフの、テクニシャンでクロスオーバーな部分と、
熱い魂をもった若く勢いのある部分とが絶妙の均衡で溶け合っている。
天才ギタリストの旬の瞬間をとらえた作品といえる。(麻路 稔)
1. Led boots
2. Come dancing
3. Goodbye pork pie hat
4. Head for backstage pass
5. Blue wind
6. Sophie
7. Play with me
8. Love is green
人類史上もっとも偉大なギタリスト、
ジェフ・ベックは、
65年にエリック・クラプトンの後釜として
ザ・ヤードバーズに加入、
壮大なキャリアの第一歩を踏み出していく。
そして『フォー・ユア・ラヴ』(65年)、
『ジェフ・ベック&ザ・ヤードバーズ』(66年)という不朽の名作を世に残し、
ブリティッシュ・ハードロックの雛型を創り出した。
ブルース・スケールのなか縦横無尽に繰り出される必殺フレーズ、
ロック的高揚感を体現したフィードバック・ノイズ――を駆使した
ワン・アンド・オンリーな超絶奏法はすでにこの頃確立されていたようだ。
しかし66年、後にレッド・ツェッペリンを結成する
ジミー・ペイジに後任を委ね脱退。
68年にはロッド・スチュワート(vo)、ロン・ウッド(ba)、
ミッキー・ウォーラー(dr)を率い、
ジェフ・ベック・グループを結成する。
同年、このラインナップでの唯一のアルバム『トゥルース』をリリース。
超一流プレイヤー(ジェフ以外、当時は無名であったが)によって奏でられる、
ロック特有のダイナミズムが120%完膚なきまでに表現された
サウンド/アレンジ/メロディ。
それはまさにブリティッシュ・ハードロックにおける
永遠不滅の金字塔であった。
その後、大胆なメンバー・チェンジを敢行し、
数々の名盤を生み出すも、72年に解散。
そして、元ヴァニラ・ファッジのティム・ボガート(b&vo)、
カーマイン・アピス(dr&vo)を誘い、
空前絶後のテクニカル・グループ、ベック,ボガート&アピスを始動させる。
73年にはバンド名を冠した1stアルバムを発表。
強力無比なリズム・セクションにジャズ/ブルース/ソウル/ハードロックと
変幻自在なギター・プレイがスリリングに絡む、
この傑作はセールス的にも成功を果たした。
がしかし、ジェフの気まぐれな性格ゆえか、
74年にこれまた解散の道をたどる。
こうして、ようやくソロ・アーティストとなった彼は
75年に超一大傑作『ブロウ・バイ・ブロウ』をリリース。
ジャズのスタイリッシュな響きと、ロック的な攻撃性を交配させた、
このインストゥルメンタル作品は非常にセンセーショナルに迎えられた。
続く『ワイアード』(76年)を含め、
後のジャズ/フュージョン・シーンに残した足跡はあまりに大きい。
80年代はソロ活動を一時中断。
セッション・ギタリストとして、ハニー・ドリッパーズや
ロッド・スチュワートらの作品に参加し、
数々の名演奏を繰り広げていった。
89年には『ワイアード』『ゼア・アンド・バック』の系譜を継ぐ、
久々のソロ・アルバム『ギター・ショップ』で第一線にカムバックを果たす。
また最近では『フー・エルス!』(99年)、
『ユー・ハッド・イット・カミング』(00年)、
『ジェフ』(03年)と豊穣な味わいの作品を発表しており、
05年には5年振りとなる来日公演も果たし健在振りをアピール。
30年前とほとんど変わらぬ風貌も含め、
現在も依然モーレツにカッコいい存在だ。
ジェフベック「ブロウバイブロウ」「ワイヤード」がイイ!!!
1975年の発売なんです。
37年前?!
何だか凄いです。
高校生のときにエレキ好きの友人から
LPレコードを借りて、
カセットテープに録音。
その晩のことを今でも記憶しています。
今聴いても全く古い感じがしない。
エレキギターだけで作り出された音の世界!!
リズムが刻まれ、メロディーが奏でられ
リードが唸る、うねる、ドライブする。
クールでホットで知的で洒落ていて。
また、スローな曲はまるでクラシックのように
情景が広がる音の世界をロマンティックに広げてみせます。
エレキギターからこれだけの世界観を紡ぎ出せるのは
まことジェフベックおじさんだけだと思います。
寡聞にして、彼のようなギタリストの誕生を
耳にしておりません。
Blow By Blow のCDにはこんなシールが張ってあります。
The Groundbreaking Instrumental Album!
・Digitally Remastered
・Produced by George Martin
・Includes Original LP artwork
エレキギターだけの凄いアルバムってことです。
CDもLPレコードのセンターラベル?を彷彿とさせるオレンジの同心円です。
Wired のCDのシールにはこうあります。
One of Rock's Great Instrumental Records!!
やっぱり、エレキギターの凄いアルバムってことですね。(笑)
サンタナが骨太なワイルドな汗の匂いのする昼間の音だとすれば、
ジェフベックは繊細な星の輝く青い夜のような音です。
孤独感が半端ないんですね。
仲間と音楽楽しんでますって感じではない。
音と向き合って、自分の内部と向き合うことで
世界へと自分の意識が広がって行く感じ。
そんな、音世界を是非体験してみて下さい。
はまりますよ。
ロングセラーには変わらない価値、
万人が認める価値があるのだと思います。
1. You Know What I Mean
2. She's A Woman
3. Constipated Duck
4. AIR Blower
5. Scatterbrain
6. Cause We've Ended As Lovers
7. Thelonious
8. Freeway Jam
9. Diamond Dust
バンドを組むたびに成果を生んできたという経歴をもちながら、
性格的に自らのバンドを続けられない。
そのため、ついにバンドはあきらめ、
ソロ名義で作ってしまった1975年発表の全編インストゥルメンタルのアルバム。
とはいえバックにバンドはいるが…。
プロデューサーは「ビートルズの第5のメンバー」と
言われたジョージ・マーティン。
ジェフの、テクニシャンでクロスオーバーな部分と、
熱い魂をもった若く勢いのある部分とが絶妙の均衡で溶け合っている。
天才ギタリストの旬の瞬間をとらえた作品といえる。(麻路 稔)
1. Led boots
2. Come dancing
3. Goodbye pork pie hat
4. Head for backstage pass
5. Blue wind
6. Sophie
7. Play with me
8. Love is green
人類史上もっとも偉大なギタリスト、
ジェフ・ベックは、
65年にエリック・クラプトンの後釜として
ザ・ヤードバーズに加入、
壮大なキャリアの第一歩を踏み出していく。
そして『フォー・ユア・ラヴ』(65年)、
『ジェフ・ベック&ザ・ヤードバーズ』(66年)という不朽の名作を世に残し、
ブリティッシュ・ハードロックの雛型を創り出した。
ブルース・スケールのなか縦横無尽に繰り出される必殺フレーズ、
ロック的高揚感を体現したフィードバック・ノイズ――を駆使した
ワン・アンド・オンリーな超絶奏法はすでにこの頃確立されていたようだ。
しかし66年、後にレッド・ツェッペリンを結成する
ジミー・ペイジに後任を委ね脱退。
68年にはロッド・スチュワート(vo)、ロン・ウッド(ba)、
ミッキー・ウォーラー(dr)を率い、
ジェフ・ベック・グループを結成する。
同年、このラインナップでの唯一のアルバム『トゥルース』をリリース。
超一流プレイヤー(ジェフ以外、当時は無名であったが)によって奏でられる、
ロック特有のダイナミズムが120%完膚なきまでに表現された
サウンド/アレンジ/メロディ。
それはまさにブリティッシュ・ハードロックにおける
永遠不滅の金字塔であった。
その後、大胆なメンバー・チェンジを敢行し、
数々の名盤を生み出すも、72年に解散。
そして、元ヴァニラ・ファッジのティム・ボガート(b&vo)、
カーマイン・アピス(dr&vo)を誘い、
空前絶後のテクニカル・グループ、ベック,ボガート&アピスを始動させる。
73年にはバンド名を冠した1stアルバムを発表。
強力無比なリズム・セクションにジャズ/ブルース/ソウル/ハードロックと
変幻自在なギター・プレイがスリリングに絡む、
この傑作はセールス的にも成功を果たした。
がしかし、ジェフの気まぐれな性格ゆえか、
74年にこれまた解散の道をたどる。
こうして、ようやくソロ・アーティストとなった彼は
75年に超一大傑作『ブロウ・バイ・ブロウ』をリリース。
ジャズのスタイリッシュな響きと、ロック的な攻撃性を交配させた、
このインストゥルメンタル作品は非常にセンセーショナルに迎えられた。
続く『ワイアード』(76年)を含め、
後のジャズ/フュージョン・シーンに残した足跡はあまりに大きい。
80年代はソロ活動を一時中断。
セッション・ギタリストとして、ハニー・ドリッパーズや
ロッド・スチュワートらの作品に参加し、
数々の名演奏を繰り広げていった。
89年には『ワイアード』『ゼア・アンド・バック』の系譜を継ぐ、
久々のソロ・アルバム『ギター・ショップ』で第一線にカムバックを果たす。
また最近では『フー・エルス!』(99年)、
『ユー・ハッド・イット・カミング』(00年)、
『ジェフ』(03年)と豊穣な味わいの作品を発表しており、
05年には5年振りとなる来日公演も果たし健在振りをアピール。
30年前とほとんど変わらぬ風貌も含め、
現在も依然モーレツにカッコいい存在だ。
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