どうしようもない男の自叙伝

初めての住宅ローンを申し込み、
まさかの審査落ちを経験した頃のお話です。

前回の記事の続きですが、
今から20年程前の出来事です。

夢のマイホーム購入を目前に不動産会社の
メインバンクで住宅ローンを申し込みました。

事前の仮審査では全く問題なく、
ほぼ融資確定という状態でした。

私自身も某大手企業に勤務し、
そこそこの収入があったので、
簡単に審査が通り、ようやくマイホームが持てると
浮かれていました

しかし申し込み後の本審査でまさかの融資否決( ;∀;)

不動産会社の担当者も啞然とした表情で？？？状態・・・

納得がいかない私たちは信用情報機関へ出向き、
開示請求をしました。

その結果？？？

なんと、身に覚えがない・・・
と、いうか完全に忘れていた情報が登録されていたのです。

「全国無料対応！ゆっくりしっかり長時間借金相談！！」


更にその数年前の話になります。

私の実家は飲食店をしており、
父親と離婚した母親が1人で店を運営していました。

ある日、店の改修工事が必要となったのですが、
母親の名義では銀行からの融資が通らなかったのです。

そこで、長男である私が融資を受ける形にして、
審査を申し込めば大丈夫！！と銀行担当者から提案を受け、
あっさり100万円程の借り入れに成功したのです。

当時の私は、まだマイホーム購入など考えておらず、
借金の返済は母親がするので、自分名義の借り入れに対して
深く考えていませんでした。

そこに落とし穴があったのです(> <)

自分に催促も来ないし、督促もないので、
順調に返済を続けているものだとばかり思っていました。

ところが、店の売上が悪い月に、何度か返済を滞っていたのです。
私はそんなことも知らずに、カードローン以外の
自分名義の借金があるということを忘れていました。

それが『延滞』という事故情報として登録されていることも・・・

ただ、母親が融資を受けた銀行にはすぐ駆け込み、
不服申し立てをしましたが、後の祭り・・・

借りたのは母親でも、名義は私自身。
なぜ信用情報に『延滞』が付くまで、
私に黙っていたのかが納得いきませんでした。

銀行担当者は、母親から私に伝えるように話をしていたようですが、
実際は直接聞いたことは一度もありません。

そんなやり取りを数日間続けましたが、
事故情報の記録は消えるわけでもなく
最終的には諦めて泣き寝入りとなりました。

結局、これが原因で私の『夢のマイホーム』計画は
お蔵入りとなったうえに、人生で初めて
ブラックリストに登録されることになったのです。

実際は皆さんご存じのように
ブラックリストなんて存在はしませんが、
一定期間、信用情報に事故情報が登録され、
融資やローンが通らなくなります。

この時点で、ブラックになって1年経過していた私は
この後4年間、マイホーム購入を
泣く泣く諦めることにしました・・・(ToT)

この頃はまだ、以下のような業者さんも知らず、
闇の中へ突き落されたような気分だったことを思い出します。


その何年も先に、助けて頂き、
今もお世話になっている業者さん
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つまらない自叙伝ですが、よろしくお願いします。
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