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2022年02月28日
オートファジーの話
僕も以前は当たり前のように朝、昼、晩ときっちり三食食べていた。
幼少期は家でもお友達の家でも夏休みにおじいちゃん、おばあちゃん家に行っても
「朝ご飯はしっかり食べなさい」
と言われ、
「おかわり!」
と元気に言うとよく褒められた。
物心が付いた時からずっとそうであり、それが当たり前で何の疑いも無かった。
しかもその他におやつと称して間食までしていた。
若い頃はスポーツや肉体労働など、たくさんエネルギーを消費していたのでとにかく食べないと身体が持たなかったが、そんなに身体を動かさなくなってきた時、一般的な日本人は江戸時代頃まで一日二食だった事を知る。
そしてあの人がアレを売るようになり、いつの間にか「一日三食」に変わったのだ。
今思えばあの当時、僕の内臓さん達は
「わっ!こいつまた食べよった」
さらに
「俺たちずっと働きっぱなしじゃないか」
と思っていたに違いない。
本当に内臓さん達に申し訳なかったと思っている。
僕は身体の変化に関して他人に効果を聞くより自分の身体を使って様々な実験する事がある。
以前、パニック障害だった時も「いかに薬を飲まないで症状を改善させるか?」をやってみた。
やったら出来た。
何よりその効果を自分自身で体感し、判断出来るからである。
そんな時、意図的に飢餓状態を作る「オートファジー」にたどり着いた。
毎朝必ず「ご飯、味噌汁、納豆、目玉焼き」を食べていた僕が、朝ご飯を水分だけに変えてしばらくはお腹が空いて空いてしょうがなかったけど、インキュベートの法則(新しい習慣にしたい事を21日間続ければ定着する)が働くと平気になるのは何でも同じだと思った。
オートファジーが内蔵などの身体に与える素晴らしい効果はたくさんあるので是非調べてほしい。
そんな中、僕が特に注目しているのが「免疫」と「病原体の侵入を防ぐ」と言うことである。
「細胞が吸収優位の時は病原体が体内に入って来るが、絶食時は細胞が排出優位の状態になっているので病原体が侵入出来ない」
これってすごくないですか?
人間は食べたもので出来ている。
何を食べるか?より何を食べないか?が重要だと僕は思う。
16時間のプチ断食はいい事だらけ。
僕はお腹が出ていない。
2022年02月27日
肺が広がる話
ある日、呼吸をしていて異変を感じた。
肺に酸素が入って来る量が明らかに少ないのだ。
「これはおかしい」
と思い、近所の呼吸器内科を受診。
肺のレントゲンを撮り、診察しても
「どこにも異常ありません」
と先生も分からない様子だったが、僕としては逆にこんなに苦しいのに異常がないこと自体が不思議なくらいであった。
そこで、お世話になっていた鍼灸師の先生を訪ねて聞いてみると
「肩甲間部(肩甲骨と肩甲骨の間)に深い凝りがあるからストレスではないか?
と言われ、鍼とお灸をして頂く事に。
「確かに深い凝りだけど、必要以上に深く鍼を刺しすぎると気胸を起こしてしまう恐れがあるから、ある程度経験が無いと刺せないんだよなぁ」
と言いながらギリギリまで深く鍼を刺す、そして座った状態で肩甲間部にお灸。
すると嘘みたいに肺に大量の酸素が入って来た。
「肺が広がった」と思った。
息を吸っても酸素が入って来なかった原因は「ストレス」「筋肉の凝り」であった。
あれから酸素を吸ってもあまり肺に酸素が入って来ないという事は無くなったが、少し違和感を感じた時は
1.肩甲間部にせんねん灸をしてもらう。
2.肩甲間部に服の上から使い捨てカイロを貼る。
3.鎖骨の下にある「中府」というツボを摩りながら押す。
と僕は楽になった。
呼吸がしづらくて肺に異常が無い場合は、筋肉の凝りが原因かもしれないので肩甲間部周辺を温めてみたらいかがだろうか。