2020年11月14日
何人タリトモ立ッテ用ヲ足スベカラズ。
お手洗い
「何人タリトモ立ッテ用ヲ足スベカラズ。」
カミさんからこのような「御触れ」がでて以来、我が家のトイレでは、立って用を足すことは許されない。
こどもたちがまだ小さかったころだから、かれこれ20年も前のことだ。
汚れる
理由は、「汚れるから。」
だいたいこどもって、「なんでそんなぎりぎりまで我慢する?」っていうくらい極限になってから、
「おしっこ〜」って股間押さえてトイレに向かい、ろくに狙いも定めず一気に放出するもんだから、
そりゃ、容赦無くいろんなところに飛び散るわけだ。
こどもじゃなくたって、便器に溜まってる水に向かって高いところから放出したら、そりゃ飛び散るはずだ。
便器にも、壁にも、天井にも、ドアにも・・・、ドアノブにも。
必ず座ること
私と二人のこどもたち男子は言われるまま、座って用を足すようになる。
時は流れ、こどまたちはそれぞれ独立していったが、今でも我が家のトイレで立ってしてはいけない。
今朝、トイレに入っていたらカミさんがドアを開けてきた。
「ゴメン、入ってた!?」
カミさんと二人の生活になってから、トイレの鍵をかけてない。
二人だけなので、お互いどこで何してるかなんてわかるからだ。
「あっ、すぐ出るよ。」
ただ、寝ている部屋が別なので、朝は私がトイレにいることがわからなかったらしい。
夫婦なんだからどうでもいい話なんだけどね。
トイレの思い出
トイレのドアが開いた話で、ひとつ思い出した。
大学生のころの話だ。
私は友達の家にいた。数人で。
友達の家は農家で、割と大きな家で、造りが古くトイレは和式のボットントイレだ。
玄関の隣に位置し、ドアを開けると1段高くなっているところに向こう向きに和式トイレが鎮座している。
2階の友達の部屋でタバコをふかし、おしゃべりしている時に、突然悲鳴が聞こえてきたのだ。
「ギャーッ!!」
「お父さん、汚い!!」
大変なことが起こっている、と友達が降りていってみると・・・、
何があったかは、こうだ。
ストーリー
高校生の妹が学校から帰ってきて、すぐトイレのドアを開けた。
「なんでそんなぎりぎりまで我慢する?」
っていうくらいぎギリギリまでおしっこを我慢しながら帰ってきたらしい。
で、急いでトイレに駆け込んだ。
いや、駆け込もうとドアをひねった。
ところが、トイレには鍵もかけないでお父さんが入っていて、
大きい方の用を足していたそうだ。
DB(大便)の真っ最中。
運悪く(う●こだけに)、長いDBがビヨーンってでてくる最中で、
お尻から一直線に、DBがつながっているところをしっかり見てしまったから、
「ギャーッ」ってなったらしい。
一段高くなっているから(ある意味ステージのように)、ちょうどいい具合に視界に入ってくる。
「ギャーッ」の後は、
「お父さん、汚い!!」だ。
恥ずかしい姿を見られた上に、「汚い」まで言われたお父さんがかわいそうだったことを思い出す。
お父さんは、悪くないのにね。
明日から、またトイレのカギ閉めようかな。
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