3センチほど隆起した観測点があるほか、震度5弱など震度1以上の地震は約70回発生した。
私の家は、能登半島からは少し離れているが、山を挟んで、比較的近い距離にある。
「空振」というものがある。余りご存知ないかもしれないが、まるで地震の様に、がたがたと揺れのようなものが起きる現象である。この一年ほどの間に、我が町でも、数回発生していた。なんだか不気味だなと思っていたら、このネットニュースである。
以下はネットニュースの抜粋だが、専門家は、地下から上昇してきた水が地殻を膨張させた可能性を指摘する。しかし、仮にそうだとして、その水はどこから来たのか。詳しい原因は不明なままだ。変動が終息に向かう兆候もなく、注視するしかないのが現状だ。
「なぜ地震活動と地殻変動が続いているのか、明確な理由が分からない。我々が経験していないことが起きている可能性もある」2021年12月にあった地震調査委員会の会合後、能登地方の地震と地殻変動について記者から問われた平田直委員長は、専門家の間でも議論が続いている現状を明かした。
国土地理院によると、能登半島の先端にある珠洲市では20年12月ごろから隆起が続き、これまでに3センチほど隆起した地点もあったのだという。
地震も増えている。金沢地方気象台によると、21年1月から12月22日までに震度1以上の地震が69回発生。21年9月16日には震度5弱の地震も起きた。体に感じない揺れも含めたマグニチュード(M)1以上の地震は3千回以上を数える。
地下でいったい何が起こっているのか。京大と金沢大のGPS観測では、地殻変動が始まって以降、震源周辺の地下10〜15キロの地殻が膨らんでいることが分かっている。何かが大量にたまっているらしい。西村さんは、この「何か」が水ではないかと考えている。
というわけで、なんだか不気味な状況にある。
能登半島の先っぽには、原発がある。もし、巨大地震が起きるようなことがあれば、我が町も被害を受ける可能性もある。新年そうそうであるが、これが取り越し苦労であることを祈りたい。
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