(ヤフーニュース/産経新聞)
「はやぶさ2試料 来春にも歴史塗り替える発表」・・・なかなかキャッチーな、と言うか、思い切った見出しである。JAXAのような公的機関で、しかも科学者が集まっている集団だから、よほどの裏付けと自信がない限り、このような見出しが出てくるニュースリリースは流さないだろう。
ということは、大発見があったのである!これを見ただけで、なんだかワクワクしてくる。
はやぶさが、サンプルを持ち帰って無事に帰還したのは、昨年の12月6日である。
つまり、ちょうど1年が経った。JAXAも、当然そのタイミングをわかっている。
だから、今夏の発表になったのだろう。
この見出しだけで、実は、一番ワクワクしているのは、当事者であるJAXAの研究者なのだろうなあ、と彼らのワクワクが私にも伝わってくる。
本当は、もう言いたくて言いたくてならないような事に違いない。きっと心の中では関係者一同小躍りするような事なのだろう。
一生懸命一つのプロジェクトに取り組んできた人間の思いが、ひとつの成果を具体化した、その喜びと言うのは、どれほど大きいことだろうか?
ああー、発表が楽しみだ!
中学で理科クラブに入り、土星の輪を校庭で観測したり、ロボットを作ったり、ラジオやステレオアンプを自分で作ったり〜などなど様々な科学的感動に対する興味と面白さを大人になるまで持ち続けてきた私としては、JAXAの発表が、本当に楽しみである。
亡くなった和田誠さんの名ゼリフではないけれど、「お楽しみはこれからだ!」
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