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2021年12月03日

クサイ株?

新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の水際対策をめぐって、航空各社に出されていた国際線の新規予約停止要請が一転して2日に撤回された。
日本人の海外駐在員からは「これで久しぶりに日本に帰れる」と安堵の声が広がっだろうが、感染拡大すれば再び対策が強化され、帰国が困難になる可能性もある。隔離される期間などを考慮すると実際には、帰りづらいと言う人もいるそうで、2年ぶりに里帰りできるかと思っていた人たちも多いと思うのだが、先を見通せない状況となっているようだ。

211203オミクロン.jpg

ところで、オミクロンって不思議な名前だなと思っていたら、変異株はイギリス株、インド株など、最初に見つかった国の名前を使って呼ばれていたが、WHOは差別や偏見につながるという理由から、2021年5月から意味を持たないギリシャ文字で表すことにしたのだという。というわけで、見つかった順にアルファ株、ベータ株、ガンマ株といった具合に名付けられてきた。

実は、これまでにミュー株まで、12種類の変異株が見つかっているそうだが、今回はミューの次のニューとクサイを飛ばしてオミクロン株となったのだという。
WHOは、ニューは新しいを意味する英語のニューと混同しやすく、クサイは英語でxiと表記し、xiを姓にする人が多いので飛ばしたと説明しているのだが、ちょっと面白いのが、中国の習近平国家主席の習が英語表記ではxiなので、そのことに気を使って飛ばしたのではないかという話しもあるそうだ。案外事実のような気もする。

しかし、クサイ株となる可能性もあったわけで、他の国では関係ないだろうが、もし「クサイ株」と命名されていたら、日本では、記事に書かれたり何かといじられたに違いない。

ところで、ギリシャ文字は、24文字なので、この先も変異株が続いた時には、また最初に戻って数字を足したりするのだろうか?
#オミクロン株













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