とたんに、100年古民家の寒さは厳しくなり、前期高齢者である私は、朝食を作るためにエアコンとファンヒーターと石油ストーブの3つをつけてから、台所に立った。
今日は荒れ模様で、強い風が吹いたかと思えば、雨やみぞれが降ったり晴れたりと落ち着かない空模様であった。曇り、雨、晴れ、雪、と言うすべてが一日の間に起きたりするのが、冬の北陸の天候である。
(写真は11月末にあられが降った日の中庭です)
ワクチン接種率が上がったおかげで、コロナウィルスが多少沈静化したかと思ったら、今度は、南アフリカから、オミクロン型という変異株が流行し始めているという。これは、現在のワクチンが効かないもののようで、新たなワクチン製造にファイザーなど各社が取り組んでいるという。日本でも、外国からの入国を全面禁止するなどの緊急措置を取ったが、ナミビア国籍の外交官が感染していたことが判明し、さらに今日は、ペルーに滞在歴のある人の感染が確認され、日本で2例の感染が見つかった。
12月に入り、政府は、3回目のワクチン接種の準備を進めていた。そこへ、変異株である。旅行需要が、ようやく動きだしたり、飲食業も多少活気がでてきたところだけに、変異株のニュースは、それに水を差すものであった。
野党の立憲民主党では、決選投票の結果、泉氏が新たな代表に就任し、師走から本格始動となった。その他、日大理事長の逮捕やら、新潟の泉田議員が、県議から裏金を要求されたと告発するなど、盛りだくさんの師走のスタートではある。
また、私が大好きだった中村吉右衛門さんが、11月末に亡くなられていたという悲しいニュースもあった。
先月中頃からは、年賀欠礼のはがきが届き始めた。
いつもの師走の風景の様でもあるが、微妙な変化も感じている。少しずつ減らし始めているが、年賀状も準備しなければいけないし、やはり師走らしい感覚が少しずつ生活のあちこちに顔を出してきている。
師走を迎え、新たな年に備えるこの時期、感じる思いは、若い頃とは少しずつ変わってきている。さて、じっくりゆっくり「やわやわ」と、新年に備えるとしようか。
#師走
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