(スモッグにけむるニューデリー:2020年時事)
ちょっと検索してみると、2020年の記事で、年間170万人が大気汚染でなくなっているというものもあった。ニュースソースの信ぴょう性は判らないが、コロナで亡くなった人とあわせると恐るべき数になるのだろう。
大気汚染といえば、中国が、対策に取り組み一定の成果をあげつつあるようだが、中国と言いインドと言い、どちらも巨大な人口を抱える国だけに、地球規模での影響も責任も大きい。
また、各々の国の文化というか考え方や暮らし方も、病気にとっては大きな影響があるのだろう。
たとえば、インドでは感染症対策の大敵がいくつもあると言われている。聖なるガンジス川での沐浴がたとえばそうだ。聖なる川というが、その水は決してきれいでははない。様々なことによって汚染された水で人々は沐浴し祈る。そして、もうひとつ、食事を手で食べる習慣だ。この二つは、インドにおける感染症の大敵とされている。そして大気汚染だ。これについての文化的側面については、残念ながらあまり勉強していないのでコメントは差し控えるが、おそらくインド独自の文化的、習慣的なことも多少は関係しているように思う。
そう言いながら、一方で、日本の責任も実は潜んでいる。インドでも中国でも、火力発電や精錬設備など石炭などの燃料を活用した施設には、日本からの技術協力や、システムそのものを売り込んだりしたものも多い。だから、この二つの国の大気汚染には、実は日本も多少関係があるのである。
ところで、インドの大気汚染の話題のように、このラジオ番組でしか聞けないような様々なテーマに、毎日出会うことが多い。テレビ、特に民放メディアの質の低下が加速している中で、このラジオ番組が取材し紹介しているようなテーマに対する報道姿勢や切り口、取材視点は、民放、そしてNHKのテレビでも見習うべきところがあるのではないだろうか?
朝食を食べながらそんなことを考えていた。
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