私も灯油18Lが2千円を超えていたのに驚き思わずFBに投稿したが、今朝の地方紙朝刊でも、「油高すぎる!」という見出しが目についた。
(北日本新聞より/*記事保護のため一部をマスクしています)
昔のオイルショックという言葉を思い出してしまったが、本当にショックだ。
県内のガソリンスタンドは、新聞記事の通り、レギュラーガソリンが170円くらい。ハイオクは、180円近い。私はハイオク車だから、空っぽから満タンにしようと思うと、1万円近くにもなってしまう!だから年金暮らしのジイサンは、長距離を走る時以外は、近所にしか行かないから、半分ずつくらいしか入れない癖がついてしまった。(笑)
ネットの記事などを見ると、5月時点でのレギュラーガソリンは、125円前後だったようだから、10月終わりになって、実に50円近く上がったことになる。大変な上昇幅である。
原油価格の高騰は、OPECとロシアなど非加盟の産油国が、景気の先行きが不透明なことなどから11月の増産を見送ったのだが、コロナウイルスのワクチン接種が進んだことなどで世界的に経済活動が再開し、原油需要も予想より膨らんだのだが、減産のため需要に供給が追いつかず結果的に価格が高騰したということらしい。
それにしてもすさまじい印象である。冒頭の地方紙の記事でも、私と同じように満タンにする人が減ったという。県内でいえば漁業関係者など石油を使う仕事の人たちは大打撃だろう。
北陸など雪国では、これから冬を迎えるのに、灯油は欠かせない。一戸建ての多い田舎では、東京のマンション住まいの人たちには想像できないくらい灯油を使うことが多い。
老人2人のわが古民家でも、部屋以外に廊下や玄関などを温めるのにストーブ等を使うので、18L缶を3日に1缶くらい=つまりひと月に10缶は使っている。一缶2千円であれば、月2万円である。昨年は、それが1万5千円くらいだったわけである。月5千円の値上がりというと、暖房を使う6ケ月間弱で約3万円の差になる。
家族が多くて部屋数のある大きなお宅で、さらにわが家と同じ古民家であれば、わが家の倍くらい灯油を使うのではないだろうか?
ワクチン接種率が給食に伸びた効果もあってか、国内のコロナ感染者は激減しているが、まだまだ予断を許さない。
いよいよ雪の季節を迎える北国の暮らしには、何かと厳しい今年の冬になりそうである。
#ガソリン高騰
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