コロナ禍で在宅時間が増えたおかげで、私と同世代のオールドボーイたちは、昔を思い出してフォークソングを歌ったり、新たにギターに挑戦する若者がいたりということが背景のようだ。
また、我々60代には懐かしいヤマハのサイレントギターも、何十年ぶりかで、売れ行きを伸ばしているという。確かにあれは、買ってみたいもののひとつではある。私も実家に帰った数年前には、エレクトリックドラムを買うことをかなり真剣に考えていた。(その夢は、今も継続中だけど(笑))
家にいる時間が増えたおかげで、色んな事に取り組む動きが出ている。コロナウィルスの流行が始まった最初の年は、小麦粉が店頭から消えたことがあった。お菓子やパンを家で作る人が激増したせいだという。かくいう私も、自宅介護で在宅時間が長いことから、自分でパンを焼き始めたのだが、ちょうどコロナVの流行と重なって、小麦粉が品薄になった時はちょっとびっくりした。
家で料理を作る人が増えたせいで、料理用具も売れ行きが伸びたし、冷凍食品の売上も伸びている。
コロナ禍の在宅ライフスタイルにおけるマーケティングは、色々新しい動きを生み出しているようだ。興味深いことも多いだけに、じっくりと観察していきたい。
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