冷凍食品の技術革新というか味のレベルというのは、一昔前とは比較にならないくらい美味しくなっている。今回は何を食べようか?とお店であれこれ眺めているのもなかなか楽しいし、自分が作る味とは違うものを食べられるので、いわば外食をしているような気分も楽しめる。というわけで、今や私自身が週2回の冷食ランチが楽しみになってきている。
今日は、ちゃんぽん創業の店、長崎四海楼監修の冷凍皿うどんを初めて買ってみた。揚げた細麺のあんかけでなく、ちゃんぽんの太い麺を使ったもので、長崎はじめ九州ではわりにポピュラーなメニューである。私も転勤時代に、中洲川端の商店街でよくランチに食べていた懐かしい味でもある。
赤いかまぼこやキャベツ、イカ、細く切ったきくらげなど、定番の具材が入っていてちゃんぽんの麺もいい感じの歯ごたえで、久しぶりに九州時代の味を思い出してしまった。県内には、ちゃんぽん麵を食べられるお店は、リンガーハットくらいしかないので、食べる機会も少ない。実は、冷凍のちゃんぽん麵は、これまでも時々買っていたが、下手なお店の味と変わらない美味しさには驚かされていた。
先週の冷食ランチでは、定番のひとつである海老とトマトクリームソースのパスタを楽しんだ。こういうソースは、自分で作ろうと思っても結構面倒だし、努力のわりには必ずしも満足のいく味にはならないものだが、この冷凍パスタは、平打ち麺も、もちもちで、ソースも非常にバランスよく仕上げてあって十分満足できる。
数日前のニュースでも、冷凍食品が非常に美味しくなっていることや、コロナ禍によって家で食べる人が増えたこともあって売り上げも伸びているということが報じられていた。どうやら、またトレンドをキャッチした暮らし方を私はしているようだ(笑)。
介護で自宅で過ごすことが生活の基本となっている私にとって、冷食ランチは、ささやかだが、とてもありがたい気分転換にもなっている。さて、来週は、美味しくなったと評判の炒飯でも試そうかな?
#冷凍食品
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