アフィリエイト広告を利用しています
ファン
<< 2024年10月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事
写真ギャラリー
カテゴリーアーカイブ
日別アーカイブ

2021年11月09日

休めないサラリーマンたち

ヤフーのネットニュースを見ていたら、「民間企業の有休取得率、56.6%」という見出しが目に留まった。これは、きっと高いということだよな?コロナウィルスのおかげで、休みを取る人が増えたということかな?などとあれこれ思いながら本文を読んだ。
211109.jpg
(ヤフーニュース)

厚労省が9日発表した2021年の「就労条件総合調査」によると、民間企業(従業員30人以上)で働く人が20年に取得した年次有給休暇は平均10.1日で、前年と同じだったという。
企業から付与された有休の平均日数(繰り越し分除く)は、前年より0.1日少ない17.9日で、付与日数に占める取得率は56.6%と、前年比0.3ポイント上昇したということらしい。

つらつら昔のサラリーマン時代を思い起こしてみると、盆と正月に帰省するために3日ずつくらい有休を使い、あとは病欠で数日取得したくらいのような気がする。それらを合算すると、私の場合には、ざっと年間の有休消化は、8日〜9日だったと思う。(権利としては、年間30日以上、管理職になった時には、50日近くあったように思うが・・・)それより長く休みを取った年は、結婚した年と、永年勤務20年目のご褒美でいただいた10日間の有休取得が、おそらく最高の長さだったと思う。

コロナウィルスによって、働き方が変わったということで、サラリーマン社会の意識改革も進んだのかと思ったけれど、やはりまだまだ休みをゆっくり取るということについては、日本はなかなか、欧米並みにはならないようである。
しかし、経営者や管理職の意識変革に対してコロナウィルスによる働き方改革は、明らかに影響を与えたと思う。コロナが治まって、「のど元過ぎれば〜」などと元の木阿弥に戻るのでなく、働き方に対する本質的な議論を深め、具体的な社会システムに反映していくことが、これからの日本社会の在り方を変え、働き方を本当に改革することにつながると思う。

コロナウィルスが与えた数少ないポジティブな要素=働き方を変える社会変化を、ぜひうまく活かしてもらいたいものだ。

2021年11月08日

ロングドライブ

東京の家から日本海側の実家に、500q弱を駆け抜けて、今回も無事に帰宅することができた。帰った時にはいつも八百万の神様と仏様に心の中で感謝している。
御年18歳のドイツの貴婦人は、幸いにも機嫌を損ねることもなく、ロングドライブを走りきってくれた。息切れやら、足腰のきしみ音がするのは、前期高齢者のオーナーと同じ。

事前に気付いてはいたが、帰り道で、メーターが走行9万qを超えるだろうなと思っていたが、幸いにも、切り替わったその瞬間のメーターディスプレイを、記念としてしっかり撮影。9万qを超えた車は、E30以来だ。
2111089万km.jpg

練馬ICに入ってから、故郷のICまで、今回は約5時間で走破できた、休憩は5分単位の最小限。食事は、家内が作ってくれたお握りとおかず。いつも通り、食べようと思えば運転しながらでも食べられるようにしつらえてあり、手でつまむこともできるおかずと野菜を組み合わせてあって、味も美味しかった。幼少期からロングドライブ慣れをしている妻ならでのお弁当である。感謝。

帰宅して10分後に、デイサービスのスタッフが、父を送ってきてくれた。
急いで父の食事を用意して食べさせる。
あっという間にいつもの日常が戻ってきた。それは、私のささやかなロングドライブ休日の終了の瞬間でもあった。

#ロングドライブ #C200

2021年11月07日

丸の内の秋

東京の家の用事を済ませてから、妻と娘と3人で丸の内でランチをすることにした。
妻が、「レバンテはどう?」というので、東京フォーラムに車をとめて地上に出てみたら、なんと、レバンテがない!!ショック!
ここへ向かう前に、有楽町のそごう、いや現在のビックカメラの地下にあった小洞天という中華料理屋がなくなったんだよ、という話を妻にしていたところだったので、またひとつ思い出の場所が消えてしまったわけだ。

というわけで、すぐ近くの東京ビルの中華料理店に行くことにした。
このお店は、たぶんビルが建て替えられた時からずっと営業しているのではないかと思う。私はランチのエビワンタン麺、妻は、焼きそば(これは具と値段が高級焼きそばでした(笑))、娘は油林鶏をチョイス。妻と娘とゆっくり話をしながらのランチは、とても有意義な時間になった。
211107東京ビル1F中華エビワンタンメン.jpg

丸の内を走りながら、娘に「パパのサラリーマン人生は、この通りから始まったから、東京でいちばん好きで思い出深い街は、ここなんだよ」と話したら、娘は、初めて聞いたと驚いていた。実は、娘の思春期に私は単身赴任をしていて、接点がすごく少なかった。だから息子よりも娘と話した時間のカロリーはかなり低いとあらためて反省。
211107丸の内の紅葉イメージ.jpg
(画像は、イメージです)

皇居の周りを走り、色づき始めた木々を眺めながら、深夜まで働きづめの毎日を過ごしている娘が、「こんなにゆっくり紅葉を見たのは久しぶりかもしれない」とつぶやいた。
皇居の木々は、おそらく日本で一番お金と手のかかった樹木かもしれない。

2021年11月06日

久しぶりのロングドライブ

東京に用事があり、荷物を運ぶ必要もあって久しぶりのロングドライブに出かけた。
いつもの通り、実家から群馬県あたりまでは、順調な道のりだった。しかし、関越の花園手前あたりから、混雑が始まった。緊急事態が解除され、コロナ感染者も激減した週末は、大都市周辺の人の移動も戻っていたというわけである。

かくして、何年かぶりに、高速道路でのノロノロ運転を味わい、8時間かけて東京の家に帰った。さすがにへとへとになった。

今回ドライブをして実感したのは、目の衰えである。夕方になって薄暗くなったとたんに、遠くの標識などが少し見えにくく感じた。これが年というものだなと改めて思った。
周囲に対しても責任を持って運転することができるのは、あと10年くらいかもしれないなあ、と少し寂しくなった。
211106秋のドライブ谷川岳P.jpg

とはいえ、やはり秋晴れの中を車を走らせるのは、快適だった。介護に疲れた心と体に、いつもとは違う刺激を与えてくれた。心の洗濯である。
途中の越後平野の山々は、まだ紅葉には少し早かったけれど、少しずつ色を変えた山肌に、夕日が当たって、暖かい色合いを放つのを眺めているだけで、心が安らいだ。

2021年11月05日

金曜日にはカレーが似合う

役所勤め時代の同僚で、「金曜はカレーの日」と言って食べに行っている同僚がいた。
その人のせいかもしれないが、金曜になるとカレーが食べたくなる時がある。
その昔、海軍では、変化の少ない海の上の生活でも曜日感覚を持つために、金曜にカレーライスを出したという。

ともあれ、今日は、ランチにカレーが食べたくなった。
昔よりもランチにカレーを食べる回数が減ったと思う。それは、父に合わせてご飯をおかゆで炊くようになったせいかもしれない。電子ジャーの中は、毎日ちょっと固めのおかゆに占領されている。私は、朝食以外は、ご飯を食べることが少ないので、父と同じおかゆを毎朝食べている。しかし、ランチに父用のおかゆにカレーをかけるというのは、どうも抵抗があって(やはり美味しくないので)回数が減ったという次第。

今日は、ちょっと気合を入れて、私専用に一人分のご飯を土鍋で炊きながらカレーを作った。
土鍋でご飯を炊くと、30分くらいで簡単に美味しいご飯が炊けるので、最近は、うな丼などを食べたい時にもそうしている。
211105DSC_1630.JPG

いつもは、ポークカレーかチキンカレーが多いのだけど、今日は残リもののエビを片付けるために、エビカレーに。
玉ねぎを炒めて、エビを加える。炒めたところで、別に下茹でした人参とジャガイモを加え茹で汁も入れて煮込んでルーを加えて出来上がり。

カレーができたところで、既に炊きあがっていたご飯も、ちょうど「むらし」が完了。
211105DSC_1634.JPG

福神漬けとらっきょうを添えて、できたての熱々のカレーを、はふはふとスプーンで口に運ぶ。
カレーとラーメンというのは、いつでもどこでも、人をあったかい気持ちにしてくれる幸せな国民食のような気がする。
#金曜日はカレーの日 #カレーライス

2021年11月04日

衝動買いされるペットたち

コロナ禍で在宅時間が増えたことで様々な生活変化が起きたことを少し前に書いたが、思いがけない変化として驚いたのが、ペットを買う人が急増し、さらに飼育途中で飼育放棄してしまう人が増えたというニュースである。
以前、全国ニュースか記事で見てびっくりしたのだけれど、リモートワークで在宅時間が増えたのでペットを飼ってみたが、また職場勤務の時間が増えてきて在宅時間が減ったり、手に負えなくなったりして、捨てたり手放ししたりする人が急増しているというのだ。

211104日本動物愛護協会新聞広告.jpg

公共CMでも「ペットの衝動買いをやめよう」というキャンペーンが行われていたので、相当な規模でそうしたことが起きているのだろうとは思っていたけれど、コロナ禍でさらにそれが拡大したようである。
今朝の地元紙にも、県内でもペットを衝動買いする人が増加し、さらに飼育途中で手放す人も多いと書かれており、そうした事態に対して、ペットショップ側が、未熟な飼い主に代ってしつけを行うサービスをやっているというものであった。県内のペットの保護団体も、受け入れ限度にきているほど保護されるペットが増加しているという。

今日は、さらに、ペットを劣悪な環境下で大量に飼育していたペット販売業者が捕まったというニュースもあった。病気になっていた動物たちがたくさんいたという。なんと恐ろしいことか。

東京の我が家でも犬を飼っている。最初の愛犬は、15年前くらいに天寿を全うし、二番目に飼った犬も昨年亡くなり、今は二番目の犬の子が12歳くらいになり、少し体調を崩しながらもなんとか一緒に暮らしている。妻が犬好きでペットに詳しかったおかげで飼い続けてこられたが、ペットを飼うのは、本当に大変である。おもらしもするし、色んなところをかじったり、削ったりもする。お腹をこわして下痢などした時には悲惨な状態になる時もある。そして、ちゃんとエサをやらなければ死んでしまうし、与え方を間違えると病気にもなる。手術をするような病気になれば20万円くらいかかったりすることもある。
本当に、家族として愛情をもって接する気持ちがなければ飼い続けられないものなのである。

ペットショップに行くと、一昔前の何倍もの「値段」で多くのペットが売られている。
目が合ったりすると、つい飼いたくなるものだ。しかし、動物愛護協会の広告の通り、一目ぼれで衝動買いするのは、本当に危険なことだ。本当に飼えるのかということをしっかりと検討して慎重に決めるべきことである。相手は、可愛いおもちゃではない。人の心に寄り添い、共に喜び悲しみながら生きていく生き物であり、大切な家族になるものなのだから。
#ペットの衝動買い

2021年11月03日

アバのアバター

あのアバが、39年ぶりに活動を再開するという。ダイン寝具クイーンを聞いたのは、私が20代の頃だよなあと思い、同世代くらいだったかな?少し上の様に思うけれど・・・と思ったら、やはり全員現在は70代だという。
すごいなあ。しかも、コンサートでは、彼らの姿を使ったちょっと若めの姿をした「アバター」を作って、その映像を活用しながらライブコンサートを行うという。
アバが最新のIT技術を生かしてアバターを作るというのもなんだかしゃれている。
211103アバ活動再開.jpg
(ヤフーニュースより)

今日は、このアバ関連のニュースを何度か見たけれど、いくつかのニュースには、湯川れいこさんも登場し、元気なお姿を見せておられた。かつて、来日したアバが、彼女の番組に出演したのだという。
湯川さんもまた、現在も現役バリバリで大活躍されている。80代?オーバーだと思うけれど、これまたすごい!

そして、夕方には、FM放送で、竹内まりやさんの特番が放送されていた。
番組の中でも紹介されていたけれど、今や、70年代から80年代の彼女のヒット曲などが、シティポップスと呼ばれて、日本にとどまらず、世界中で注目され、愛好されているという。彼女は、私と同い年だが、大学では1年下の学年だった。つまり、彼女も前期高齢者である。彼女もまた、デビュー40年の活動を色々とやっている。ご主人の達郎さんは、70代目前だったと思うが、今もってバリバリのミュージシャンで、彼の曲も、今もどこかで耳にすることが多い。今日は、NHKFMで、松田聖子の特集番組も放送されていた。

そんな風に、文化の日の今日一日、ラジオで聞いていたアーチストのラインナップを見ても、私たちが20代の頃に接していた音楽が、以下に大きな社会変化のシンボルだったのかということを痛感し、その時代を代表する人たちが、現在もトップアーチストとして活動を続けていることに、同時代を生きてきたものとして、大きな歓びを感じる。
紅白歌合戦の視聴率が50%前後もあり、松田聖子の曲は、20代から60代までが、共通して認知していた時代。

私もそうだが、40年前後も人気を保ち続けてきた彼らも、さすがに立派な高齢者である。
しかし、こうした元気で活動を続ける高齢者アーチストの生き方と、彼らを聞き続ける我々のライフスタイルこそが、新たな高齢社会の姿でもある。そこには、元気だけでなく、何か未来につながるヒントも潜んでいるような気がする。
#アバ













2021年11月02日

キッチンで吉本ばなな

終活とわざわざ言わなくても、100年古民家を毎日片づけてゴミを減らすことは、父と私の終活といえば、まあそんなものでもある。

地方政治家時代の書類をほとんど捨てられない父の血を受けてか、私も本や印刷物がなかなか捨てられない。大学生の頃は、雑誌の編集の仕事をやりたかったということもあって、雑誌は特に捨てられない。BRUTUSなど創刊号から何百冊かはまだ残っている。富山に転勤した時の荷物もいまだにたくさんあるし、東京の家に置けなくなった本もずいぶんこっちに来ている。

そんなものを整理というか、時々眺めていたら、吉本ばななの「キッチン」を見つけた。奥付を見ると、93年の70刷!とある。初版は、88年の作品である。買った時に読んだと思うのだが、さて、まったく内容が思い出せない。(そもそも私は昔から、見た映画や読んだ本の内容をあまり覚えられないという特技があるので何とも言えない(笑))
DSC_1607.JPG

そんなわけで、最近の私のリビングであり書斎でもあるキッチンで、昨日と今日とで、それを読んだ。当時話題になった実質的なデビュー作だったと思うが、読んでみたら、どうも読まずにそのまま本棚に置いていたように感じた。つまり読んだという記憶が蘇ってこなかった。
いや、最近は、私もオヤジに近い認知症もどきかもしれないので、定かではない。まあいいや。しかし、80年代に自分が感じていたようなものの感じ方のようなものの共通感覚があった。なんともいえない人との関係のあり方のようなものが、80年代の私の中にも潜んでいた感覚とつながるような気がした。30数年経ってから、昔の感じ方や心のありかたみたいなものをちょっと思い出した。ちなみに、ばななさんは、私の10才下になる。

御父上である吉本隆明は、私が大学時代に大変人気があって、周りではみんな愛読していたが、私はどうもダメだった。正直いまひとつあわなくて、数冊読もうとしたが挫折した。まだどこかに「積ん読」が数冊あるかもしれない。

並行して、「さよならコロンバス」も読み返している。BGMは、ショパン以外では、サイモンとガーファンクルだったりする。

こんなふうにキッチンで過ごす時間も、それはそれで悪くない。
本当は、ソファも置きたい所である。

#吉本ばなな #キッチン













2021年11月01日

衆院選終わる

月が変わって11月となり、衆院選は、全議席が確定した。自民党は追加公認を含めて261議席を獲得し、安定的な国会運営に必要な絶対安定多数を単独で確保した。岸田首相も続投となった。
野党のほうは、立憲民主党と共産党との共闘が裏目に出たのか、議席を減らした。一方、日本維新の会は41議席と大幅に数を増やし第3党となり、大坂の党から名実ともに全国区の党に躍進した。公明党は公示前から上積みして32だった。

自民党は、過半数を確保したとはいえ、甘利幹事長が小選挙区で落選し比例でかろうじて復活当選となったり、石原伸晃氏が落選するなど、接戦によって思いがけない結果も生まれている。
立憲でも、私の嫌いなうるさ型の女性議員が落選するなどの波乱もあった。小沢一郎氏が、初めて小選挙区で敗北し比例で復活、というのも、時代の変化を象徴しているようにも感じた。

211101選挙明けの岸田首相.jpg
(ヤフーニュース/読売新聞)

岸田首相は、「岸田政権で未来を作り上げてほしい・・」という民意の結果だというコメントも出されたようだ。確かに自民党政権は、安定多数となったとはいえ、甘利氏に対する厳しい批判票など選挙を通して浮かび上がってきていることの重さを真摯に受け止めなければならない。

この選挙結果では、政治構造が大きく変わるという事にはならないだろうが、いくつかの世代交代も生まれており、また、野党の構造変化も多少起きてくるかもしれない。また、与野党を通じて、新人候補の当選も数多く生まれており、そうした人たちが新たな政治変化のきっかけになることも期待したい。

選挙というのは、「のど元過ぎれば熱さを忘れる」という典型になることが多いだけに、政治家の皆さんには、選挙を通して得られた様々な学びを、それぞれの立場でしっかりとかみしめて、これからの政治活動に反映していただきたいものである。
#衆院選













2021年10月31日

選挙と半能「石橋」

今日は、選挙の投票日であった。
私の暮らす町の場合には、衆院選挙に加えて市議会議員選挙も同時投票となっていたので、衆院の小選挙区投票と、政党への投票、そして裁判官の審査投票、さらに市議会議員投票と4種類の投票を行うことになった。なかなか複雑である。混乱して投票を間違えないように、順番に受付され投票用紙も順番に渡されるが、それでも、お年寄りであれば混乱することもあるだろう。

私も、間違えないように、いちいち表示と用紙を確認しながら、4種類の投票を完了した。
ちなみにいつもおもうのだが、最高裁の裁判官の審査投票というのは、もっと事前のシステムを含めて考えるべきではないかと思う。普通の人にとっては、最高裁の裁判官の実績評価など知る由もない。駄目だというような事件を起こした人を罷免すべき戸思わない限りは、「まあいいいだろう」という投票になってしまう。このシステムについては、昔の公選法が制定された時の仕組みのまま来ているので、何か事前のPRを含めて、仕組みを考えるべき時期に来ていると思う。

まあなにはともあれ、投票を済ませて帰宅し、夜、各局の報道番組を見比べていたが、疲れてしまって、暫く見た後は、結局NHKETVの「古典芸能への招待」を見ていた。
211031石橋.jpg

本日の演目は卒塔婆小町と、半能の「石橋」であった。残念ながら石橋しか見られなかったが、石橋と言う演目は、仏跡を訪ね歩いた寂昭法師が、中国の清涼山の麓へと辿り着く。まさに仙境の地であるが、更にそこから山の中へは細く長い石橋がかかっており、その先は文殊菩薩の浄土であるという。
法師は意を決し橋を渡ろうとするが、そこに現われた樵は、尋常な修行ではとうてい渡る事はできないから止めて、暫く橋のたもとで待つがよいと諭される。
そして、後半では、獅子が、文殊菩薩の霊験を表す舞いを舞うというような話である。

石橋をたたいて渡るという言葉もあるが、自民党の政局は、選挙の結果、どうやら微妙な過半数の石橋を渡ることになりそうだ。

岸田政権はスタートしたばかりで、今後の行方を占う意味でも、今回渡る選挙の石橋は、なかなか微妙なものといえる。能の石橋の下は、数千メートルの崖という想定のようだが、NHKも、そんな微妙な政局のことを考えてこの演目の番組を選んだわけでもあるまいが、今夜放送されていることが、妙に心に沁みた。
岸田さんは、あらためて石橋をたたきながら政局を運営する必要があるやもしれぬ。
さて、明日の朝刊が楽しみではある。
#衆院選挙 #半能石橋
検索
最新コメント
タグクラウド
プロフィール
ドミノセブンさんの画像
ドミノセブン
プロフィール