『アクセル・ワールド』22巻のネタバレ![絶焔の太陽神]
電撃文庫『アクセルワールド』22巻、[絶焔の太陽神]のあらすじ。ネタバレ注意!
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<メタトロンの呼び出し>
ハルユキはオシラトリ・ユニヴァースとの領土戦の後、メタトロンとのリンクを強化し、現実世界にいてもメタトロンからの呼び出しを感知できるようになりました。(メタトロンが呼ぶと、ハルユキに鈴の音が聞こえます)
先日、ネガ・ネビュラスとオシラトリ・ユニヴァースの領土戦で、白のレギオンと加速研究会が関わりを持っている証拠映像をとることに成功しました!
七王会議で王たちを呼び、これから奈胡志保子(ショコラ・パペッター)が持つ映像を根拠に、白のレギオンと加速研究会との関係を訴えようというというところで、ハルユキはメタトロンから呼び出されてしまいました。
ハルユキと一緒にスカイ・レイカーも無制限中立フィールドに来ました。
メタトロンがハルユキを呼び出した本題に入る前に、今のメタトロンは自分のダンジョンに縛られず、自由に動けるようになったようなのでスカイ・レイカーが自分の家(楓々庵)をメタトロンに貸してくれることになりました。
話を聞くと、メタトロンの友人がハルユキに会いたがっている様子。ハルユキ、メタトロン、スカイ・レイカー(楓子)はハイエスト・レベルへと意識を移行し、そこでメタトロンの友人と出会いました。
ハルユキと会いたがっていたのは、《四聖》の1柱、《東京駅地下迷宮》のボスであるアマテラスでした。
アマテラスは先日領土戦でハルユキと戦ったローズ・ミレディーを連れて来ていました。ハルユキに会いたがっていたのはミレディーで、メタトロンとクロウがパートナーであるように、アマテラスとミレディーはパートナーのようです。
ミレディーはハルユキに、サフラン・ブロッサムを無限EKで全損させたのが白の王であることを確認。
ミレディーもオーキッド・オラクルもサフランの『子』でした。(今ではバーストリンカーは一人しか『子』を持てませんが、昔は無制限だったようです)
ミレディーはいなくなってしまった仲間たちを、白の王に復活してもらうためにオシラトリ・ユニヴァースに入ったらしく、事実かつての仲間だったオーキッド・オラクルが復活しました。
自分の『親』を全損させたのが白の王だと確認したミレディーは立ち去り、ハルユキとレイカーもバーストアウト。現実世界へ意識を戻します。
ミレディーが今後、白のレギオンを抜けるのか、どう行動するのかは不明です。
(メタトロンとスカイ・レイカーの出会い)
<白のレギオン=加速研究会!>
七王会議が始まり、ショコラ・パペッターが戦闘中に録画した映像が流れました。そこには、アイボリー・タワーの姿が変化しブラック・バイスとなり、バイスの技で敵の攻撃を防いだシーンが録画されていました。
この映像を見たレベル9の王達はどよめき、いつも不動・無言の緑の王ですら立ち上がりました。
青の王・紫の王(女王)は戦意を露わにし、緑の王も珍しく声を発します。
以前の会議で、加速研究会がどこのレギオンに所属しているか発覚した場合、皆でそのレギオンを攻撃するという協定が結ばれています。
緑の王(グリーン・グランデ):「――我と《双剣》が数百年かけても入手できなかった物的証拠を、わずか一度の領土戦で摑まれるとは、らしからぬ油断だな……《拘束者》」(緑の王も白のレギオンが加速研究会だと知っていて、別途で証拠を掴もうとしていた様子)
緑の王:「我は黒の王に、加速研究会とオシラトリ・ユニヴァースが同一の存在であると証された時は、自ら攻めると誓った。先刻のリプレイ映像は、その証拠とするに必要にして充分と判断するが、何か抗弁の余地はあるか」
この緑の王の言葉は、アイボリー・タワーへの決定的な最終通告でした。
七王会議の場に、突如ウルフラム・サーベラスが登場。彼はアイボリー・タワーの心意技によってそれまで姿を隠していました。
アイボリー・タワー:「サーベラス・ナンバー・スリー、アクティベート」
サーベラスの右肩の口が開き、中から薄桃色の光が漏れます。
以前はこのボイスコマンドで《奪略者》ダスク・テイカーのコピー人格が現れましたが、今回は違いました。
サーベラス:「《パラダイム・シフトダウン》」
薄いピンクの輝きがフィールドに広がりました。
(ウルフラム・サーベラスの『パラダイム・ブレイクダウン』)
<無制限中立フィールドへ!>
無制限中立フィールドにやってきたレギオンの王とその側近のアバター達。
アルゴン・アレイの強大な心意レーザー攻撃(撃つのに一時間かかる)が会議場に襲い掛かり、会議に参加していたバーストリンカー達はちりじりになってしまいました。
シルザー・クロウ(ハルユキ)とスカイ・レイカーはレーザーの発射元へ急行し、アルゴン・アレイを発見。
クロウがアレイを倒しました。
グリーン・グランデがレーザーを防ぎ、その威力を二倍にして地面へと撃ちつけ穴をあけ、その中にブルー・ナイトとグランデが避難。そのまま瓦礫に埋もれてしまいました。(グランデの持つ神器、《ザ・ストライフ》は攻撃を防ぎきると威力を2倍にして跳ね返す)
瓦礫に埋もれたグランデとナイトは、ブラック・ロータスたちに救助されましたが、その間に青のレギオンの幹部、コバルト・ブレードとマンガン・ブレードがウルフラム・サーベラスにやられてしまいました。
サーベラスは現在、災禍の鎧マークUとなり、とてつもない力を得ています。
青の王、ブルー・ナイトがサーベラスの相手になりますが、それでもダメージを与えることができませんでした。
マンガン・ブレードとサーベラスが交戦中にクロウが駆け付け、救助。
他の幹部たちは散り散りになってしまったメンバーを集めるため、ショコラ・パペッターのチョペットの力も借りて捜索。
<戦いの終結>
クロウではサーベラスの相手になりませんでしたが、すぐさま青の王ブルー・ナイトが駆け付け交戦。しかし青の王を以てしてもサーベラスには歯が立たず。
黄の王イエロー・レディオが遅れてやって来て、六王全員で力を合わせてサーベラスを攻撃――。
しかしそこをサーベラスもろともブラック・バイスが心意技で捉えてしまいました。
バイスは、自分の体の板(バイスは全身が板でできてる)全てを使って、六王、その副官たち、サーベラスを強大な心意技で捉えました。
(六王たちは黒い二十面体に閉じこめられ、バイス自身も自分で自分の心意技を解くことができない、膠着状態となりました)
(クロウとレイカーは逃れた)
さらにそこに神獣級エネミー、太陽神インティが登場。
太陽神インティは超高熱の巨大な火の玉。まずは皆を閉じ込めていた外殻、ブラック・バイスが全損。
バイスの拘束の中では、サーベラスとグリーン・グランデが先の戦いで全損していました。
黄・青・黒・紫の王たち協力して大技を放ち、インティの炎に僅かな通路を確保。
そのまま赤の王スカーレット・レインが皆を心意技の高速移動で皆を引きずり、各レギオンの副官・幹部たちを逃すことには成功!しかし5人の王(黒、青、黄、紫、緑)は無限EKの状態となってしまいました。
<黒雪姫>
戦いが終わった後、ハルユキは黒雪姫の部屋に差し入れを持って行きました。黒雪姫は無限エネミーキルに陥り、今は無制限中立フィールドで戦うことができません。
表には出さないものの、彼女なりに落ち込んでいる様子。
――――――――――――――
ハルユキ:「じゃあ、僕はこれで失礼します」
短い廊下を、三歩ほど進んだときだった。
背後からふわりと甘い香りが追いかけてきて、直後、かなりの勢いでハルユキの背中にぶつかるものがあった。
白い両腕が、硬直状態にあったハルユキの体を強く抱きしめる。右の耳許で、ごくかすかな囁き声。
「…………ハルユキ君」
続いて聞こえた言葉は、口調こそいつもと変わらなかったが、どこか幼子が涙を堪えているような響きを帯びていた。
「……頼む。……今夜は、一緒にいてくれないか」
『アクセル・ワールド』22巻、概要あらすじのネタバレ
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