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『Re:ゼロから始める異世界生活』(リゼロ)15巻のネタバレ
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<ベアトリスとスバル>
エルザとメィリィ姉妹の屋敷襲撃を迎撃することに成功したスバルたち。フレデリカがエルザを足止めしていましたが、ガーフィールが変わってエルザに応戦。フレデリカはレムを連れ出し逃走。
スバルはベアトリスの書庫へ行き、ベアトリスに部屋から出るよう説得。しかし……
ベアトリス:「お前が…… ベティーの、『その人』になってくれるの?」
スバル:「馬鹿か、お前。――俺がお前の『その人』なんてわけのわからない奴のわけねぇだろ」
この言葉を聞いた瞬間、ベアトリスが衝撃波でスバルを吹っ飛ばし、禁書庫から追い出されてしまいました。(スバルの言葉にはまだ先があったようですが……)
スバルはオットーたちと合流し、魔獣使いのメィリィと遭遇。オットーが持たされていた『魔獣除け』によって魔獣は撃退できるはずでしたが、メィリィの操る魔獣の中で1匹だけ、『魔獣除け』が効かない魔獣がいました。
メィリィが操る巨大なカバのような魔獣、「岩豚ちゃん」を相手に、フレデリカが応戦します――。
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<エミリア、第二の試練>
エミリアの受けた魔女の試練、2つ目。『ありうべからざる今を見ろ』は、エミリア、ジュース、フォルトナ母様と幸せな生活をしている未来でした。
森は氷漬けにならっておらず、アーチなどの住人たちが普通に暮らしている未来を見て、エミリアはすぐに『試練』を終えました。
墓所から出たエミリアを、『聖域』の住人達と村人たちが出迎えてくれました!(リューズとアーラム村の村長が意気投合していたり、ちょっと仲良くなった様子)
しかしラムはいませんでした。(この時パックと協力してロズワールと止めていた?)
エミリア:「……それにしても、スバルもラムも、誰も私が戻ってくるの待っててくれてない」
村長さんがエミリアを軽く宥め、そのままエミリアは最後、第三の『試練』へ挑みます。
『――いずれきたる災厄に向き合え』
<魔獣撃破!>
スバルとオットー、ぺトラたちはメィリィに従う魔獣(「ギルティラウ」という名前)から逃げていました。
ギルティラウを部屋へ誘導し、スバルは小麦粉を使って粉塵爆発を起こそうとしましたが、不発。
しかしそれを見たオットーがありったけの油(オットーの商品!!)を魔獣へ浴びせて着火。
オットー:「オットー・スーウェンの個人商、有り金つぎ込んだ商用油――ありったけどうぞ!」
ギルティラウを焼き倒すことに成功しましたが、そのせいで屋敷は火事になってしまい、大きく損壊してしまうのでした。
スバル:「これ、もう改築とかじゃなくて建て直しって話だよな……」
オットー:「言ってる場合ですか! 逃げましょう! 階段がなくなる前に!」
<エミリア、第三の試練!>
エミリアは、第三の試練でこれから起こるかもしれない、可能性の未来をいくつも見せられました。その殆どがロクな未来ではありませんでしたが、どうやらエミリアに見せている未来はエキドナがチョイスした物で、意図的に嫌な未来ばかり見せていたようです。
エミリアが自分のこれから起こるかもしれない暗い未来を一通り見終わると、後ろから魔女に声を掛けられました。
後ろから声を掛けたのはエキドナではない魔女で、エミリアは振り向くことも許されませんでした。
(エキドナはエミリアを大嫌いになったので、もう出てきてくれないみたい)
エミリアが墓所で目を覚ますと、奥に続く扉が開いていました。その扉の先に行くと、エキドナに良く似た美しい女性の棺があり、そこに『聖域』の結界の術式がありました。
エキドナに良く似た女性(エキドナのお姉さん?)の上にある結界の術式の核をエミリアは拳で粉砕してしまいました。
<決着!>
ガーフィールとエルザの戦いに決着。
エルザは傷付けてもすぐに回復しますが、ガーフィールはエルザの正体が吸血鬼だとあたりを付けていて、回復するのにも限界があることを看破していました。
ガーフィールの猛攻により、エルザは致命傷を負い、ガーフィールの勝利。
(エルザとガーフィール!)
<ロズワールの敗北>
エミリアが第3の試練を終えて出て来ると、外は大雪。(大雪を降らすロズワールが魔術が発動してしまったようです)
しかし、その大雪から人々を守るように巨大な氷の壁が四方を囲っていました。
『聖域』とアーラム村の人々はエミリアを出迎えてくれましたが、リューズは「家族を迎えに行く」と言って行ってしまったそうです。
エミリアが「家族って……それ、シーマさんのこと?」と聞きますが、誰もシーマのことは知らないのでした。
ロズワールと戦っていたラムとパック。
ラムは、ロズワールがラムの故郷を滅ぼした元凶になっていたことを知りましたが、それでもロズワールを愛し続けていました。
ロズワールは、ラムは自分に復讐したいとばかり思っていましたが、ラムに面と向かって「ラムは、ロズワール様を愛しています」と言われ、激しく動揺。
戦いは続き、ラムがロズワールの持っていた『叡智の書』を火の中に放り投げ、ロズワールは戦意喪失。しかしそのまま怒りにまかせてラムに致命傷を負わせてしまいました。
生きる意味を失ったロズワールですが、今にも死にそうなラムに自分のマナを流し込み、命を繋ぎとめていました。
リューズが入っている巨大な魔水晶の所にリューズとその複製体たちが集まっていて、そこへエミリアが足を止めました。
シーマが魔水晶の中に眠る、自分と瓜二つな少女に向けて何かを優しく呟くと、眩い光が部屋の中を照らし、魔水晶とシーマは消えていました。墓所でエミリアが結界の術式を破壊しましたが、それだけでは不完全で、結界の核となっていたこの魔水晶が無くなったことで、とうとう結界が解かれました。(リューズと身寄りの無い複製体たちは残されました)
エミリアが、死にかけのラムと、そのラムにナマを流し込んでいるロズワールを発見。ロズワールは見たことが無いくらい憔悴していて、エミリアが声を掛けると「もう、いい……」と無気力に呟くだけでした。
そんなリューズ達、ラム、ロズワール、エミリアの所へ、とうとう三大魔獣の1つ、『大兎』がやってきてしまいました。
動けなくなったロズワールとラムをリューズ達に任せ、エミリアたちは墓所へと急いで避難します。
(『聖域』の人々とアーラム村の皆は、先に墓所の中に避難しています。墓所はその役割を失い、今では誰でも入れるようになっています)
<精霊使いナツキ・スバル!>
『その人』を待つのを止めて自分を選べというスバルの説得に、400年間孤独だったベアトリスは耐えきれず、スバルにつくことになりました。
その瞬間、屋敷から『聖域』に向かって一筋の光が奔り、それをみたガーフィール達はスバルが燃える屋敷からベアトリスを連れ出し、『聖域』へ向かったのだと悟るのでした。
『聖域』で、スバルとベアトリスは『大兎』から逃げているエミリアと合流。ベアトリスと契約して精霊使いとなったナツキ・スバルの初陣が始まります。
<スバル&ベアトリスの戦い>
ベアトリスと、精霊使いになって大魔法(影属性)を使えるようになったスバルは、大兎の群れを駆逐していきます。もうスバルは大兎にやられたりしません!
しかし大魔法を連発しても埒が明かないので、スバルは自分を囮にして大兎たちを集め、影魔法とエミリアの氷魔法(「『こきゅーとす』!」)で檻の中に大兎を閉じ込めました。
更にベアトリスが影魔法(「――アル・シャマク」)で大兎達の五感を奪うと、大兎たちは共食いを初めるのでした。
三大魔獣の1つ『大兎』を討伐完了!
スバル:「よくやってくれた! さすがだ、愛してるぜ、ベア子!」
ベア子:「ちょ、待っ! ちが、はな、放すかしら! ベティーはこんな……っ」
スバル:「よーしよーし! 可愛い可愛い! ベア子素敵! ベア子最高! ベア子万歳!」
そのままはしゃぐ二人は足を滑らせ、二人仲良く雪に顔面から突っ込むのでした。
<その後>
ロズワールとベアトリスは、エキドナの亡骸の前に長い時間留まっていました。(墓所にあった亡骸は、やっぱりエキドナ本人みたいです)
ロズワールにとってエキドナは師匠。ベアトリスにとっては母親でした。
尚、このロズワール・メイザースですが、初代から二代目、そして現在の三代目と転生を繰り返してきました。なので、今のメイザースにはエキドナの弟子だった頃の記憶があり、また、エキドナから預かった『叡智の書』の複製に従って忠実に行動していたのでした。
ロズワールは、ガーフィールやぺトラには許してもらえませんでしたが、今後はエミリアやスバルの味方としてやっていくようです。
ベアトリスは『大兎』との戦いで大魔法を連発していましたが、その最初の戦闘でマナを使い果たしてしまいました。大魔法の連発によって、ベアトリスが400年間ひっそりと溜めてきたマナは枯渇。
更に、スバルはベアトリスと契約したことによって他の精霊とは一切契約できないことを知らされました。
ベアトリスのマナの貯金はゼロ。スバルのマナでは彼女を維持するだけで手一杯。燃費の悪いベアトリスは強力な魔法は使えず、更にスバルは他の精霊の力を借りることもできなくなってしまいました……。
(本文では「新しく生まれた、二人足して半人前の精霊使いコンビ」と表現されています……)
<スバルが騎士に!>
ロズワール邸は燃え尽きてしまったので、メイザース分家のミロード家にスバルたちは居候。
ミロード家でスバルの叙勲式が行われ、スバルは晴れてエミリア専属の騎士になりました!
<魔女の復活?>
最後。薄赤の長い髪の少女に魔女の魂が宿り、魔女が転生したようです。
(リューズの身体をエキドナが乗っ取って転生した?)
――『Re:ゼロから始める異世界生活』(リゼロ)15巻の荒筋・ネタバレまとめ――
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