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2018年03月08日

『りゅうおうのおしごと!』5巻のネタバレまとめ!(名人戦!ハワイ旅行!)

『りゅうおうのおしごと!』5巻のネタバレまとめ!(名人戦!ハワイ旅行!)

りゅうおうのおしとごと!5巻の荒筋まとめ。ネタバレ注意!

りゅうおうのおしごと!5巻

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キャラ紹介:『りゅうおうのおしごと!』キャラクターまとめ!

<ハワイ旅行!>

前巻、『竜王』タイトル戦の挑戦者が名人に決まりました。
その竜王戦第一回目の対局はハワイで行われることに決定!清滝師匠、あい、桂香さん、姉弟子銀子と清滝一門総出の家族旅行となりました!
対局の前夜祭。雛鶴あいは10歳の誕生日を迎え、前夜祭のステージで盛大に祝ってもらいました。

あいには月光会長から詰将棋をモチーフにしたケーキが送られました。

あい:「すっごーい! 初期配置が大きなハートで、二十七手目の詰み上がりも小さなハートになるんですねっ! りったいきょくづめですー!!」
一瞬で詰将棋を解かれた月光会長は、笑顔を浮かべたまま固まるのでした。あいちゃんの凄技に会場ザワザワ。

<名人とタイトル戦!>

名人は八一の得意戦法、『一手損角換わり』を採用。『竜王』のタイトル戦は二日制。
一日目終了時点では順調。夜に銀子を見つけ、一緒に軽いハワイデートをしたりしました。
二日目。
一日目で八一が『これはないだろう』と思っていた手を名人が指し、想定外に攻め手が無いことに焦る八一。
結局八一は竜王戦一局目は敗北。
『八一が思いついたけど否定した手で負かされる』という負け方。これは単純に、「八一の思考よりも名人の思考の方が(あるいは研究の方が)優れている」ということになります。
この事実に、八一は俄かに焦りを覚えるのでした。

<負け続ける八一……>

第二局は研究期間も短く、八一の方も捨て局だと割り切っていたため、あっさりと敗北(本文でもほとんど描写無し)

第3局目も八一の敗北。良い勝負でしたが、千日手に一時的に逃げた際、その手順の中で八一が王手をかけていました。(連続王手の千日手は、同じ手順が4回繰り返されると、王手をかけていた側の負けとなります)
千日手から抜け出す際、八一が焦って握手を打ち、それが原因で敗北。

<荒れる八一>

竜王戦は全部で7戦。先に4勝した方が『竜王』のタイトルを手にすることになります。が、既に八一は3連敗。
精神的に追い詰められた八一は弟子のあいにきつく当たり、自室から追い出してしまいました。
心配して来てくれた銀子にも、「たかが奨励会員に何ができるってんだよ」と言い捨て、銀子は八一に暴力を振るった後、泣きながら帰っていきました。

<桂香さん!>

一人になった八一の部屋には、毎日桂香さんからのメッセージ付きの料理が届けられました。
何日か経ち、『八一くんへ。明日は私の対局があります。忙しいと思うけど、見てください』というメッセージが手作り料理に添えられていました。

桂香さんの進出したマイナビ女子オープン。初戦の相手は女流名跡、釈迦堂さん。
女流のタイトルホルダーと桂香さんの対局ですが、八一はプロ棋士のタイトルホルダー。対局を見たところで自分の将棋にプラスになるレベルではありません。

取りつかれたように将棋の研究に没頭していた八一ですが、迷った末、桂香さんと釈迦堂さんの対局を見ることにしました。

結果はまさかの桂香さん勝利!
桂香さんは勝利のインタビューで、八一に向かってメッセージを送りました。八一はいてもたってもいられずに部屋を飛び出しますが、部屋のドアノブにはいつものタッパーが吊るしてあり、しかも中の料理が温かいことに気づきます。
桂香さんは現在東京で釈迦堂さんに勝ったばかり。桂香さんの作った料理がまだ温かいはずがありません。

八一は全てを察し、今まで料理を作ってくれていたあいを探し出し、抱きしめ、二人は仲直りしたのでした!

<あいと仲直り!(旅館『雛鶴』へ)>

竜王戦、第四局目はあいの実家、金沢県の旅館『ひな鶴』で行われます!
八一と名人がメインのイベントであるはずが、
『祝 女流棋士誕生 おかえり!雛鶴あいちゃん 和倉温泉郷有志一同』
と書かれた大きすぎる横断幕。

そして『竜王戦第四局』と書かれた看板より更に大きい看板には
『九頭竜家 雛鶴家 式場』
と書かれていたのでした。

前夜祭には八一の家族なども来ていて、何故か八一、名人と一緒にあいちゃんもステージに上がり、ほぼ結婚披露宴のような前夜祭にされてしまいました。
(銀子、超不機嫌)
(名人、意外と楽しそう)

<4度目の対局!>

八一がピンチになりますが、思考の末に会心の一手を打ち、それが原因で対局は中止。

同じ盤面が何度も登場してしまう『千日手』。その中で王手を仕掛けている『連続王手の千日手』は、同じ盤面が4回出てきた時点で、王手をかけている側の負けとなります。
しかし、その八一が負けが決まる一手の前で、名人が歩を打ちました。(八一の玉が生き残るには、この歩を取るしかない状況)これは、名人が最後に歩を打って八一を詰ませたととらえることもできます。
しかし将棋では、最後に歩を打って相手を詰ます『打ち歩詰め』は禁じ手。

八一は『連続王手の千日手』で反則。名人は『打ち歩詰め』で反則という、両者反則(?)の奇跡的な状況が出来上がっていました。
このような場面が実際の対局で出るとは考えられていなかったため、ルールが整備されておらず、この対局は引き分け。八一と名人、両者合意の下ですぐに指し直しが行われました!

<指し直し!>

八一の勝利!
桂香さんやあい、その他八一を支えてくれる人たちのために戦い、八一はようやく名人に一勝することができたのでした。

――『りゅうおうのおしごと!』5巻ネタバレまとめ
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