末晴が過去を整理する中で、女子たちは激しい頭脳戦!
幼なじみが絶対に負けないラブコメ 4巻 / 二丸 修一
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<あらすじ>
前回(3巻)の最後で、末晴は白草を庇って右手の骨にヒビが入り、一人での生活が難しくなってしまいました。現在、末晴の右手はギプスで固定されています。
そんな末晴の生活をサポートしようと、白草が末晴の家に泊まり込むことになりました!ついでにメイドの大良儀(おおらぎ)さんも一緒です。
末晴は知りませんでしたが、大良儀さんは末晴と同じ学校に通っている同級生(女子)。白草の家で普段からメイドとして働いています。
黒羽と真理愛は、もちろんこれを黙って見ているわけにいきません!黒羽と真理愛も末晴の家にやってきて、自分たちも泊まると言い出しました!
<感想・評価>
<作品の特徴(5段階評価)>
おすすめ度 ★★★★★
読みやすさ: ★★★★★
ハーレム度 ■■■■
ラブコメ量: ■■■■
戦闘・バトルの量:■ (高校生の日常)
<感想>
黒羽のやり口がとてもまどろっこしくて、面倒くさいです!!!でもこの作品を批判してる訳ではありません。黒羽の行動は自身のプライドなどが邪魔するせいで遠回り。だからこそ恋愛になかなか決着が付かず、このお話が面白くなっています!
『告白祭』で末晴から告白された時に、素直に受け入れていれば全て終わったのに……。(それだとこのシリーズが終わってしまいますが)
白草・真理愛と末晴の取り合いが続き、女子たちはバチバチと火花を散らします。
末晴は胃が痛い思いをしていて、皆が大変!
遂に今回、黒羽の『末晴が好き』という気持ちが、末晴にしっかり伝わりました。一時期は疑心暗鬼になりましたが、もう末晴は黒羽の気持ちを疑っていません。
そしてネタバレになってしまいますが、今回黒羽は『おさかの』という概念を末晴に提案してきました!
これはお互いに好意を持っていることは確認していて、両者とも合意のキープ状態になるというもの。つまり、黒羽はまた結論を先延ばしにしました!
告白祭の『ヤダ』で末晴を拒んで、それから女子同士での苛烈な末晴の取り合いになったというのに、また他の女子にチャンスを残しました。これは悪手だったんじゃないでしょうか……?
黒羽、白草、真理愛たちの末晴の取り合いは、まだまだ長く続きそうです!
(『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』(おさまけ)4巻の感想・評価)
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