みみみとの関係が一気に進展!
弱キャラ友崎くん 2巻 / 屋久 ユウキ
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<友崎の訓練は続く>
・同じクラスの男子、水沢孝弘(みずさわ たかひろ)が友崎のことを気に入ったようです。友崎の、自分の意見を素直に言うまっすぐな所が、彼にとっては面白かった様子。
・友崎は泉優鈴(いずみ ゆず)にアタファミ(格闘ゲーム)を教えています。優鈴は同じクラスの中村修二(クラスのボス格)のことが好きで、その中村がアタファミにハマっています。
優鈴はアタファミで修二の相手ができるようになるよう、友崎の指導でアタファミの練習をしています。
・友崎のリア充訓練の一環で、日南、友崎、水沢、優鈴と買い物に行くことになり、それぞれ中村への誕生日プレゼントを探しました。
(友崎もだいぶ会話ができるようになった)
<友崎が菊池さんをデートに誘う!>
友崎は、菊池さんが好きなアンディ作品を1冊読みました。
そして菊池さんにそれを伝え、アンディ作品を上映している映画館があることを伝えます。
「えっと……アンディ作品、一冊は読み終わったんだけど、それ、おもしろくてさ。だからほかのも何作か読んでみようと思ってるんだけど、それで」
「は……はい!」
「そ、そうしたら、一緒に映画……観に行かない?」
「……うん」
友崎と菊池さんのデートが決まりました!
<みみみと日南が生徒会長選挙で対決!>
日南が次期生徒会長に立候補しました。
それを見たみみみは日南に負けじと自分も立候補。みみみと日南が生徒会長の座を争って対決することになりました!
日南の提案で、友崎はみみみの推薦人になろうとしましたが、みみみには「ちょっと頼りない!」と言われあっさり断られてしまいました。
しかしその後、みみみが選挙で配るビラについて聞かれ、不自然な個所を的確に指摘。そして友崎は日南葵に勝つため、みみみの選挙活動を裏で支えるブレーン役になりました!
みみみの生徒会選挙における活動・公約・演説など、全てにおいて友崎に任されることになります。
球技の部活動を回って『電動空気入れ』を購入すると言って票を稼いだり、教室に無いクーラーの設置など、皆が票を入れてくれそうな活動目標を掲げ、みみみは人気を集めて行きました。
しかし、結局選挙では敗北。日南葵が次期生徒会長になりました。
<みみみは日南に勝とうとして、ボロボロに>
みみみは友崎に力を借りても日南に勝てませんでした。それがよほど悔しかったのか、みみみは部活動にこれまで以上の情熱を燃やしていました。
みみみと日南は同じ陸上部ですが、日南は陸上部のエースで、毎日膨大な量の努力をしています。
みみみは日南に追いつこうと、頑張って日南の練習に付いていこうとしますが、そのせいでみみみは疲れて元気がなくなっていき、夜も勉強しているせいで授業中に居眠りするようになり、皆を心配させました。
疲弊したみみみは遂に心が折れてしまい、陸上部を辞めてしまいました。
<みみみ復活!>
みみみは日南に対抗して無茶をしているので、ずっとみみみに勝ち続けている日南から何かを言っても、嫌味になってしまいます。
なので日南ではなく、友崎が動きました。他の友達と一緒に帰ろうとしてるところに友崎が声をかけ、みみみ、友崎、たまの3人で帰りながら話しあいました。
友崎はたま(夏林 花火)にみみみの件を任せました。
たまは自分の思った事をまっすぐ発言するクセがあって、それによって場のムードが悪くなることがあります。そんな時、いつもみみみに助けられています。
みみみは『一番になりたい』、『日南のような、キラキラした特別になりたい』という思いを語り、でも体力がもう限界だと言いました。
みみみは、自分は一番や特別にはなれなかったといいましたが、ずっと彼女に助けられているたまにとって、彼女は特別でした。
たまがみみみを元気づけ、後に陸上部へ復帰もしました。
―――たま(夏林 花火)―――
「みんみは、私のヒーローなんだよ?」(たまはみみみのことを『みんみ』と呼ぶ)
「いっつも大丈夫って言って、笑って、無理して、がんばって。でもそれを表に出さないで……私を助けてくれる。私はね、葵のことも、みんなのことも好きだけど、……私のヒーローなのは、みんみだけなんだよ?」
「もしそれでも! 一番になりたいっていうんだったら!」
「私の中で、みんみは世界一のバカ! それで我慢する!」
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(『弱キャラ友崎くん』2巻のネタバレ・あらすじ)