ラノベぐらし！

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』4巻の感想・評価です。

京介母：「カ●ビアンコムカ●リビアンコムカ●ビアンコム――よく分かんないけどこんな感じで魔法の呪文を唱えると、あんたなんでも言うこと聞いてくれるらしいじゃない？　行ってきてよ、買い物」

俺の妹がこんなに可愛いわけがない ４巻　/　伏見 つかさ

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桐乃：「人生相談、次で最後だから――」

前回の最後で、京介は妹の桐乃から気になる宣言をされましたが、その『最後の人生相談』というのが何なのか分からないまま、何事もなく日常が続いていきます。
桐乃への祝いのプレゼントのために、あやせの友達の加奈子がメルルのコスプレショーに挑んだり、妹に頼まれて深夜に新作ゲームに買いに行ったり。

楽しいイベントが起こりながら、春へ向かってゆっくりと時は流れていきます。


＜５段階評価＞
おすすめ度　　　　★★★★★
ハーレム度　　　　★★★★
戦闘・バトルの量：★(高校生や中学生の日常)
ラブコメ量：　　　★★★★
読みやすさ：　　　★★★★★

＜感想＞
来栖加奈子(くるす かなこ)という桐乃のクラスメイトが再登場して、ちょっと気になる存在になってきました。
京介が心の中で『クソガキ』、『ガキ』と呼んでいた桐乃のクラスメイトです。これまではただのモブでしたが、今回は重要な役目を果たしてくれます。
桐乃・あやせに続いて、3人目の中学生モデルになりそうなので楽しみです！(すごい中学生グループ……)
性格はかなり悪そうですが。(汗)タバコを吸っていたのは衝撃でした。

加奈子：「初めましてぇ〜♪　来栖加奈子でぇす♡　かなかなって呼んでくださいネ♪」
　　　　↓↓↓(態度急変!)↓↓↓
　　　　「なーんだ、プロデューサーとかじゃねーのかよ。じゃー楽にしよーっと。あーあ、こび売ってソンしたぁ。つーか、かなかなとか慣れ慣れしく呼ばないでくんね〜？　キメぇし」

この作品の登場人物は、オタクキャラと、オタク文化に全然理解がないキャラにキッパリ分かれてます。
非オタクの人たちの、オタク文化が理解できずに戸惑う様子が面白いです。あやせが桐乃のコレクションを見て、『これって集めてどうするの？』と聞いて不機嫌にさせてしまったり。それに対して加奈子は意外とオタク文化に馴染めそうだったり。
リアクションがそれぞれ違っているので楽しいです！

最後に。モデル業と小説の印税で500万円稼いでた桐乃さんすげえ……。(唖然)

(『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』4巻の感想・評価)