ラノベぐらし！

ダンまち外伝、『ソード・オラトリア』2巻の感想・評価です。
アイズの出身に関わる情報が公開！

ソード・オラトリア ２巻　/　大森 藤ノ


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『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の外伝、第２弾！
本編の時系列で言うと、ベルが初めて覚えた魔法を乱射して精神枯渇(マインドダウン)で気絶、それを見つけたアイズが膝枕したところまでです。(その後ベルには逃げられた)

前回は怪物祭(モンスターフィリア)で強力な植物モンスターと出会いました。このモンスター達の出所を探り、更に事件の深みに入っていきます。


＜５段階評価＞
おすすめ度　　　　★★★★
ハーレム度　　　　★★
戦闘・バトルの量：★★★★★
ラブコメ量：　　　★★★
読みやすさ：　　　★★★
＜感想＞
私はアニメも見てるんですが、原作の方がアイズの感情がずっと豊かな印象でした。
アニメの方ではアイズの心の声とかは殆ど出てこないですし、セリフもそんなにないです。でも原作の方ではアイズが考えていることが色々書かれていたので、この辺はラノベの方ならではだと思いました。
アイズが借りてた剣を壊してしまい、代金が「4000万ヴァリス」と聞いた時のショックの表情など、あちこちでアニメとは違った印象です。

本編で、この2巻のお話の頃はベルはまだまだ駆け出し冒険者で話の規模も小さかったです。しかし一方アイズ達は、この頃から随分な難事件に巻き込まれていたんですね……。
ベルも頑張っている傍らでの、『一方その頃ロキ・ファミリアでは』の話は興味深いです。別のキャラ達の視点を通して、同じ世界、同じ時を見ているので『ダンまち』の世界がと広がりました。

今回の戦いでアイズは敵から、「お前がアリアか」と言われました。どうやら「アリア」というのはアイズの母親の名で、その正体は精霊だったりするみたいですがまだよく分かりません！
今後アイズの出生の秘密が明かされることに期待したいです。

今回は事件の手がかりやキーパーソンが次々と出てきました。しかしまだ何も分からず、何も解決していない状態です。
話が広がるばかりで何も収束していません！まとまってません！
モンスターの発生源を突き止めたり、ダンジョン内で暗躍する赤髪の女性を倒したりといったことは3巻以降に持ち越しになりました。今回出てきた『宝玉』の正体も不明。
現状謎だらけなので、感想を書こうにもちょっと困った状態。3巻以降に真相が分かっていくはず！

（『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』外伝、ソード・オラトリアの感想・評価）