ソード・オラトリア 1巻 / 大森 藤ノ
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<あらすじ>
これはダンまち(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)のスピンオフ小説です。
ダンまち1巻シーンが、アイズたち側からの視点で描かれています。(ミノタウロスと初めて遭遇したベルがアイズに助けられたり、モンスターフィリアの事件など)
怪物祭(モンスターフィリア)でベルが襲われていた一方、裏でアイズ達も謎の触手型モンスターと遭遇!そのモンスターとの出会いを機に、暗躍している何者かの存在が明らかになっていきます。
<感想・評価>
<5段階評価>
おすすめ度 ★★★★
ハーレム度 ★(女同士)
戦闘・バトルの量:★★★★★
ラブコメ量: ★★
読みやすさ: ★★★
<感想>
本編には殆ど出てこなかった【ロキ・ファミリア】のエルフ、レフィーヤ・ウィリディスなど、このソード・オラトリアの方でしか殆ど出てこないキャラは多いです。
フィンがレベル6なのは意外でした……。小さくてもそんなに強くなれるんですね。(フィンはリリに結婚を申し込んできたファミリアの団長)
ダンまち本編では、アイズは無敵に近い強さでしたが、早くも彼女が苦戦するシーンがあって意外!
バトルシーンは相変わらずの迫力です。
レフィーヤはアイズのことが好きで、神ロキもアイズのことが好き。『とある魔術の禁書目録』とかでもそうですけど、スピンオフで百合要素が入るのは何なんでしょう?(笑)
私は百合はそれほど好きじゃないです。女の子同士で間接キスにドキドキしてたり、デートしたりしてても……。うーん……。(これは私の性癖に合わなかっただけ!)
やっぱ男女の恋愛要素がもう少し欲しかった!ベートがアイズを好きなようなので、ここにベートのことが好きな女の子とかが割り込んでくれば面白いかも?
レフィーヤはベルを恋敵としてライバル視してますが、ベルはスピードで翻弄するタイプ。対してレフィーヤは溜めの長い一撃に賭ける大砲役。性別も戦いも正反対で面白いと思いました。
戦闘スタイルはベルの方がアイズに近くて、ベルもアイズから戦闘を教わりました。今はベルの方が大きくリードしているけども彼は別のファミリアの人間!最終的に恋愛事はどういう形で収拾がつくのか全く予測不能です。(ベルは他の女性の高感度も着々と上げていってますけど……)
ダンまち本編では行けないような深い階層で、オラリオ最高レベルの戦闘がバンバン巻き起こるのも魅力。
ダンまち本編とは関連はしているものの、完全に別シリーズと思った方がいいかもです。
(『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』外伝 『ソード・オラトリア』の感想・評価)
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