2024年12月13日
米に染み付く男尊女卑
----------「硝子の天井」は厚かった?
「アメリカと言う国は(男性的な)マッチョの文化。本質的に凄く男尊女卑だと思う。西部開拓はその象徴。
土地を開き、我が物にする。映画『 OK 牧場の決斗』の基になった史実を見ても良く良く分かる」
「確かに、女性の社会進出を保障する法律や制度は整備され、女性の議員や経営者も多い。
それでも人々の心情は簡単に変わらない。男尊女卑は米国の深い所に染み付いている」
「(一足先に『硝子の天井』に挑みながら、共和党のトランプ候補に敗れた)ヒラリー・クリントンさんはこんな事を書いている。
『女性である事は難しい。淑女の様に振る舞い、少女の様に見られ、馬車馬の様に働かなければならない』。
その言葉が全てを言い表している」
----------ハリス氏はそうした現状に挑み、敗れた。
「女性がそんな生き方を続けている限り(男性に都合よく設計された仕組みや価値観の)大転換はできない。
何れは誕生するであろう女性大統領が変えていかなければならない」
「ハリス氏が体現した多様性を大切にして、誰もが心地よく生きられる環境作りに努めて欲しい。
各自の個性に基づいて幸せを追求する事が、当たり前になる社会を目指して欲しい」
人類学者 長谷川 眞理子さん 1952年、東京都生まれ。 東大博士(理学)。
総合研究大学院大学長を経て2023年4月から日本芸術文化振興会理事長。
「進化的人間考」など著書多数。
愛媛新聞 女性が語る「ハリス敗戦」から
男性、特に自民党に都合よく設計された仕組みや価値観の大転換をしなければならない。
立憲民主党が政権交代をして日本を大転換しなければ幸せを追求する事が、当たり前の社会にならない。
「アメリカと言う国は(男性的な)マッチョの文化。本質的に凄く男尊女卑だと思う。西部開拓はその象徴。
土地を開き、我が物にする。映画『 OK 牧場の決斗』の基になった史実を見ても良く良く分かる」
「確かに、女性の社会進出を保障する法律や制度は整備され、女性の議員や経営者も多い。
それでも人々の心情は簡単に変わらない。男尊女卑は米国の深い所に染み付いている」
「(一足先に『硝子の天井』に挑みながら、共和党のトランプ候補に敗れた)ヒラリー・クリントンさんはこんな事を書いている。
『女性である事は難しい。淑女の様に振る舞い、少女の様に見られ、馬車馬の様に働かなければならない』。
その言葉が全てを言い表している」
----------ハリス氏はそうした現状に挑み、敗れた。
「女性がそんな生き方を続けている限り(男性に都合よく設計された仕組みや価値観の)大転換はできない。
何れは誕生するであろう女性大統領が変えていかなければならない」
「ハリス氏が体現した多様性を大切にして、誰もが心地よく生きられる環境作りに努めて欲しい。
各自の個性に基づいて幸せを追求する事が、当たり前になる社会を目指して欲しい」
人類学者 長谷川 眞理子さん 1952年、東京都生まれ。 東大博士(理学)。
総合研究大学院大学長を経て2023年4月から日本芸術文化振興会理事長。
「進化的人間考」など著書多数。
愛媛新聞 女性が語る「ハリス敗戦」から
男性、特に自民党に都合よく設計された仕組みや価値観の大転換をしなければならない。
立憲民主党が政権交代をして日本を大転換しなければ幸せを追求する事が、当たり前の社会にならない。