更新を、怠っていました・・・
すみません・・・
今日は、お母さんについて・・・
うちのお母さんは、とにかくインスタントのモノがキライで、料理はすべて、手作りでした。
インスタントのモノは、「毒」が入っている!と言うのです。
まぁ、今でこそ、食の安全は、とても厳しいものですが、私が子供のころは、そんなに(今ほど)安全ではなかったかも知れません。
合成着色料とか、添加物、保存料・・・そういうモノが、お母さんにとっては「毒」だったので、ほとんど無添加素材でしたし、インスタントのモノは、ほとんど食べたことがなかったのです。
なので、和食がほとんどだったように思います。
中学生の頃、友達が、「たらこスパゲティ―を作ってあげる!」と言った時には、
「すごい!そんな難しい手の凝った料理を作れるの?」と感動し、実際には、スパゲティーにソースを混ぜるだけと知って、ビックリとガッカリした覚えがあります。
そして、お母さんは、編み物もできて、毛糸のぼうしや手袋をつけて学校に行くのは、小さいながら、とても嬉しかったです。
体操服のぜっけんも、縫い目がみえないように、まつり縫いで仕上げてくれて、縫い目が見えてる友達より、ちょっと優越感がありました。お母さんは、お裁縫もとても上手かったのです。
ただ・・・
私が、そういうことが、とてもとても苦手だったため(不器用)、お母さんに教えてもらうことができませんでした。
(教えてもらったのですが、できませんでした)
なので、母から受け継いだとか、母の味とか、お母さん譲りとか・・・
そんなのが、ないのです・・・
今から、編み物をしようなんて気になりませんし・・・料理だって、そんなに上手くならないと思う・・・
でも、お母さんから教えてもらったことで、できそうなモノがあります。
お母さんは、いつも、出先でゴミが落ちていると拾っていました。
カバンの中は、拾ったゴミが入っていました。
お母さんは、そのゴミを、家まで持って帰ります。
ゴミって、けっこう落ちているのです。
思春期の頃は、そんなお母さんを恥ずかしく思うときもあったし、何の得にもならないことを、なんでするの?と思ったこともありました。
「誰も見てなくても、拾えばいい」
「イイことは、すすんですればいい」
「何も、恥かしいことじゃない」
そう言っていました。
お母さんは、今でも、出かけた先でゴミを拾っています。
これなら、今からでも、バカで無能な私にでも、できそうな「お母さん譲り」です。