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2012年06月14日

山菜 薬草 ツユクサ


山菜 薬草 ツユクサ

湿しん、かぶれには鴨せき草を浴湯料に。



和名 ツユクサ(露草)
英名 Asiatic dayflower

ツユクサ(露草、Commelina communis)は、ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物。


分布
日本全土、アジア全域、アメリカ東北部など世界中に広く分布する、
畑の隅や道端で見かけることの多い雑草である。
高さは15〜50cmで直立することはなく、茎は地面を這う。
6〜9月にかけて1.5〜2cmほどの青い花をつける。
花弁は3枚あり、上部の2枚は特徴的で青く大きいが、下部の1枚は白くて小さく目立たない。
雌しべが1本、雄しべが6本で成り立っている。アサガオなどと同様、早朝に咲いた花は午後にはしぼんでしまう。

名前の由来と別名
朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられたという説がある。
英名のDayflowerも「その日のうちにしぼむ花」という意味を持つ。
また「鴨跖草(つゆくさ、おうせきそう)」の字があてられることもある。
ツユクサは古くはつきくさと呼ばれており、上述した説以外に、この「つきくさ」が転じてツユクサになったという説もある。
「つきくさ」は月草とも着草とも表され、
元々は花弁の青い色が「着」きやすいことから「着き草」と呼ばれていたものと言われているが、
万葉集などの和歌集では「月草」の表記が多い。
この他、その特徴的な花の形から、蛍草(ほたるぐさ)や帽子花(ぼうしばな)、
花の鮮やかな青色から青花(あおばな)などの別名がある。また鴨跖草(おうせきそう)という生薬名でも呼ばれる。

利用
花の青い色素はアントシアニン系の化合物で、着いても容易に退色するという性質を持つ。
この性質を利用して、染め物の下絵を描くための絵具として用いられた。
ただしツユクサの花は小さいため、この用途には栽培変種である大型のオオボウシバナ(アオバナ)が用いられた。
オオボウシバナは観賞用としても栽培されることがある。
花の季節に全草を採って乾燥させたものは鴨跖草(おうせきそう)と呼ばれ、下痢止め、解熱などに用いる。

食用
おひたし、和え物



2012年06月07日

山菜 薬草 グミ類


山菜 薬草 グミ

アキグミの実
分類 モガシ目 科 : グミ科 属 : グミ属

和名  グミ(茱萸)
英名  Silverberry




上 ナワシログミ
中 ダイオウグミ
下 アキグミ

グミの実のなる頃
グミの実、6月の収穫グミ(茱萸、胡頽子)はグミ科グミ属(学名:Elaeagnus)の植物の総称で、果実は食用になる。
なお、グミは大和言葉であり、菓子のグミ(ドイツ語でゴムを意味する"Gummi"から)とは無関係である。

概要

常緑または落葉の低木でつる性のものもある。
また常緑性種は耐陰性があるが耐寒性は弱く、落葉樹性は強い。
葉は互生し、葉や茎には毛が多い。
また茎にはとげがある。花は両性または単性、がくは黄色で筒状、先が4裂し、雄蕊が4本つく。
花弁はない。挿し木、取り木、接ぎ木などで簡単に増やせる。

前年枝の節から伸びた新梢に開花結実する。
開花後、萼筒の基部が果実を包んで肥厚し核果様になる。
果実は楕円形で赤く熟し、渋みと酸味、かすかな甘味があって食べられる。
形はサクランボに似る。リコピンを多く含むが、種によってはタンニンを含むため、渋みが強いことがある。
ときおり虫が入っていることもあるので注意が必要である。

根にフランキア属の放線菌が共生し窒素固定を行うので、海岸などのやせた土地にも育つ。

方言名に「グイミ」がある。グイはとげのこと、ミは実のことをさし、これが縮まってグミとなったといわれる。
その他に中国地方ではビービーもしくはブイブイとも呼ばれている。

分布

ユーラシアから東南アジアにかけて50から70種ほどが現存し、E. trifloraだけがオーストラリアにまで分布している。
ギンヨウグミ(E. commutata)は北アメリカ唯一の固有種である。
日本にはナツグミ(E. multiflora)、アキグミ(Elaeagnus umbellata)、
ナワシログミ(E. pungens)、ツルグミ(E. glabra)など十数種がある。
商業的にはあまり利用されないが庭などに栽培される。


2012年05月14日

山菜 薬草 蓮華草


山菜 薬草 蓮華草

ビタミンEやアミノ酸に富む健康食品。

ゲンゲ(紫雲英、翹揺、学名 Astragalus sinicus)はマメ科ゲンゲ属に分類される越年草。
中国原産。レンゲソウ(蓮華草)、レンゲ、とも呼ぶ。春の季語。
かつて水田に緑肥として栽培され、現在でもその周辺に散見される。岐阜県の県花に指定されている。


特徴

ゲンゲはマメ科の越年草で、湿ったところに生える。全体に柔らかな草である。
茎の高さ10〜25cm。根本で枝分かれして、暖かい地方では水平方向に匍匐し、60〜150センチまで伸びる場合もある。
茎の先端は上を向く。また、根本から一回り細い匍匐茎を伸ばすこともある。
葉は一回羽状複葉、小葉は円形に近い楕円形、先端は丸いか、少しくぼむ。
一枚の葉では基部から先端まで小葉の大きさがあまり変わらない。
花茎は葉腋から出て真っ直ぐに立ち、葉より突き出して花をつける。
花は先端に輪生状にひとまとまりにつく。花色は紅紫色だが、まれに白色(クリーム色)の株もある。

利用

ゲンゲの花のミツは、良い「みつ源」になる。蜂蜜の源となる蜜源植物として利用されている。
ゆでた若芽は食用にもなる(おひたし、汁の実、油いため他)。
民間薬として利用されることがある(利尿や解熱など)。
ゲンゲの花を歌ったわらべ歌もある。「春の小川」などが有名。

ゲンゲ畑 化学肥料が使われるようになるまでは、緑肥(りょくひ = 草肥:くさごえ)および牛の飼料とするため、
8〜9月頃、稲刈り前の水田の水を抜いて種を蒔き翌春に花を咲かせていた。
これはゲンゲ畑と呼ばれ、昭和末頃までの「春の風物詩」であったが減少している。

畑は田植えの前に耕し、ゲンゲをそのまま鋤きこんで肥料とした。
窒素を固定する根粒菌の働きで、ゲンゲの根には球形の根粒がつく。
ゲンゲの窒素固定力は強大で10cmの生育でおおよそ10アール 1t の生草重、4〜5kg の窒素を供給し得る。
普通15ないし20cmに成長するからもっと多くなるはずである。

乳牛を飼っているところでは、飼料とした。

休耕田の雑草防止策にもなった。ゲンゲの生える中に不耕起直播して乾田期除草剤を使わないですむ方法、
ゲンゲの枯れぬうちに入水、強力な有機酸を出させて雑草を枯死させる方法がある。
ただしゲンゲは湿害に弱く、不耕起では連作障害が起きかねず、アルファルファタコゾウムシが大発生するなど難点もある。



2012年04月26日

山菜 薬草 ドクダミ



山菜 薬草 ドクダミ

ドクダミ 分類 目 : コショウ目 科 : ドクダミ科 属 ドクダミ属

和名 ドクダミ(?草、ドクダミ科ドクダミ属の多年草。 別名、ドクダメ(毒溜め)、
ギョセイソウ(魚腥草)、ジゴクソバ(地獄蕎麦)。
庭の嫌われ者がいまや健康食品の王様。
古くから十薬の名で知られ,ヒノキ舞台に登場するのが、遅きに失したくらい、
偉大な有用植物だ。


生態

住宅周辺や道ばたなどに自生し、特に半日陰地を好む。
全草に悪臭がある。
開花期は5〜7月頃。茎頂に、4枚の白色の総苞(花弁に見える部分)のある棒状の花序に淡黄色の小花を密生させる。
本来の花には花弁も、がくもなく、雌しべと雄しべのみからなる。

利用

食用 加熱することで臭気が和らぐことから、日本では山菜として天ぷらなどにして賞味されることがある。
他の香草と共に食されるドクダミ(ベトナム)
また、ベトナム料理ではザウゾプカー 主要な香草として重視されている。
ただし、日本に自生している個体群ほど臭気はきつくないとも言われている。
中国西南部では「折耳根(ジョーアルゲン ?音: zhe?rg?n )」と称し、
四川省や雲南省では主に葉や茎を、貴州省では主に根を野菜として用いる。
根は少し水で晒して、トウガラシなどで辛い味付けの和え物にする。

薬用

生薬として、開花期の地上部を乾燥させたものは生薬名十薬(じゅうやく、重薬とも書く)とされ、
日本薬局方にも収録されている。十薬の煎液には利尿作用、動脈硬化の予防作用などがある。
なお臭気はほとんど無い。 また、湿疹、かぶれなどには、生葉をすり潰したものを貼り付けるとよい。

漢方では解毒剤として用いられ、魚腥草桔梗湯(ぎょせいそうききょうとう)、
五物解毒散(ごもつげどくさん)などに処方される。
しかし、ドクダミ(魚腥草、十薬)は単独で用いることが多く、漢方方剤として他の生薬とともに用いることはあまりない。

薬理成分 デカノイルアセトアルデヒド - 生のドクダミに特有の臭気成分。
抗菌作用があるが乾燥させると酸化されて抗菌効果は失われる。
ラウリルアルデヒド - デカノイルアセトアルデヒドと同様にドクダミ特有の臭気成分で、抗菌作用がある。
クエルシトリン - 利尿作用、動脈硬化の予防作用
カリウム塩 - 利尿作用

2012年04月09日

山菜 薬草 キキョウ



キキョウ

キキョウの花(雄性先熟の雌花期)









分布 全国

分類

目 : キキョウ目 Campanulales 科 : キキョウ科 Campanulaceae 属 : キキョウ属 Platycodon

英名 balloon flower

雄性先熟の雄花期(雌花の柱頭がまだ開いていない)

花の形

白い花もあるキキョウ(桔梗、Platycodon grandiflorus)はキキョウ科の多年性草本植物。
山野の日当たりの良い所に育つ。日本全土、朝鮮半島、中国、東シベリアに分布する。

万葉集のなかで秋の七草と歌われている「朝貌の花」は本種であると言われている。絶滅危惧種である。
根は太く、黄白色。高さは40-100cm程度。葉は互生で長卵形、ふちには鋸歯がある。下面はやや白みがかっている。
つぼみの状態では花びら同士が風船のようにぴたりとつながっている。
そのため "balloon flower" という英名を持つ。つぼみが徐々に緑から青紫にかわり裂けて6-9月に星型の花を咲かせる。
雌雄同花だが雄性先熟で、雄しべから花粉が出ているが雌しべの柱頭が閉じた雄花期、
花粉が失活して柱頭が開き他の花の花粉を待ち受ける雌花期がある。
花冠は広鐘形で五裂、径4-5cm、雄しべ・雌しべ・花びらはそれぞれ5本である。

なお、園芸品種には白や桃色の花をつけるものや、鉢植え向きの草丈が低いもの、
二重咲きになる品種やつぼみの状態のままほとんど開かないものなどがある。

生薬
キキョウの根はサポニンを多く含むことから生薬(桔梗根という)として利用されている。
生薬としては、根が太く、内部が充実し、えぐ味の強いものが良品とされている。
去痰、鎮咳、鎮痛、鎮静、解熱作用があるとされ、消炎排膿薬、鎮咳去痰薬などに使われる。
主な産地は韓国、北朝鮮、中国である。桔梗湯(キキョウ+カンゾウ)や十味敗毒湯、防風通聖散、排膿散などの漢方方剤に使われる。

花の形から「桔梗紋」が生まれた。
美濃の山県氏、土岐氏一族は桔梗紋を紋所にしていた事で知られている。
明智光秀も土岐氏一族であり、桔梗紋を用いていた。
安倍晴明が使用した五芒星を桔梗印と呼び、現在の晴明神社では神紋とされている。

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初参加 2010年 7月30日
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