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　　　　　　　　　　　　　　　　　　2012年12月27日木曜日
日本　と　中国対日戦略　１２月２７日
安倍内閣へ中国人有識者から４つの提言（１）＝中国報道
Y! 【政治ニュース】 【この記事に対するコメント】 2012/12/26(水) 11:48

中国網日本語版（チャイナネット）によれば中国人民外交学会の黄星原副会長は
このほど、26日の特別国会で安倍晋三氏を総理大臣とする安倍内閣が誕生することに
対し、4つの提言を行った。以下は同記事より。

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自民党は民主党から3年前に失った組閣の権利を奪回し、安倍内閣は国民の期待と
アジアの隣国から懸念があるなかで誕生する。

日本の景気が低迷し、周辺国との関係が最悪の時期に誕生する安倍内閣は、今後の執政を
順調に進めることができないと考えられ、チャンスと試練が並存することになるだろう。
自民党は本当に期待に背かずに日本を平和的に発展させることができるだろうか。
安倍首相は政治家らしく状況緩和に積極的に取り組めるだろうか。
安倍氏に期待するほかに、以下の4つのことを提案したい。

1．日本の経済には構造的問題があり、米国の金融緩和策を真似るだけではまったく
不十分である。危機打開策が見つからないなかで中国の経済成長に便乗するのは
手っ取り早い方法と言え、隣国との関係を悪化させることは決して賢明な選択ではない。
隣国との共通の利益を拡大することは、日本にとって百利あって一害なしである。

日本は食えもしない、他人の豚に餌はやらない。

2．日本にとって日米同盟は非常に重要だが、アジアの一国である日本が米国の51個目の
州になることは地理的に不可能だ。

日本は隣国でも主義思想の違う国とは、国民は助けても国は助けない。

米国・アジアとの関係のバランスを取り、隣国との間に溝でなく橋を造り、外交における
相対的独立性を維持し、日中、日韓、日ロ関係を早急に修復し、アジア太平洋の安全の
責任を共同で担うべきである。日本が安全になれば、国際社会で独特な役割を果たす
こともでき、これを実行しない理由はないだろう。
(担当：米原裕子）

中国網日本語版（チャイナネット）によれば中国人民外交学会の黄星原副会長は
このほど、26日の特別国会で安倍晋三氏を総理大臣とする安倍内閣が誕生することに
対し、4つの提言を行った。以下は同記事より。
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3．本当の政治家は、自身が過去に行った歴史によって正しいと証明されたことを
後悔したりしない。安倍首相が前回の就任時に残した実績は多くないが、
靖国神社を参拝しない方針と「氷を砕く旅」は深い印象を残した。

「氷を厚くする」ことは無責任な政治屋なら誰でもできるが、「氷を砕く」という
勇敢な行動は政治家にしかできない。さらに、首相の参拝行為は指導者が先頭に立って
歴史問題に執着し続けていることを示し、日本のメディアと民衆でさえもそれを
疑っており、周辺と国際社会については言うまでもない。

日本は共産主義思想が嫌いなのだ。

4．対外的な強硬姿勢は日本国内でも他国でも一部の人から支持されるが、活路はない。
「民意に従えば最終的に国民から見放される」というのは、民主党幹部が反省して
言った言葉である。民意が冷静な思考で正しい方向に向かうように導くことは国の
指導者の責任であり、日本は景気促進、平和的発展を望んでいる。
知恵のある指導者は特に近辺の極端な民族主義者の主張に警戒する必要がある。
大きな過ちはいつも小さな過ちから生まれるものだ。

民族主義国家に民族主義を言われる筋合いはない。

日本国民は新政権に期待し、アジア諸国は日本の動向を観察している。
国際社会も日本の平和、日中の協力、東アジアの協調を望んでおり、安倍新首相に
努力が求められている。

（完結）（編集担当：米原裕子）