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2019年06月16日

文大統領か、大韓民国か、決断の時、韓国

まァ、今更遅い感がある、何をどう言おうと・書こうと選んだのは韓国国民だ
あとは、このまま任期を全うさせるのか、それともやめてもらうのかは、また
韓国国民の決断だが、それもできまい。
ずるずると、任期が終わりに来た時韓国という国がなくなっていたなんて〜〜??
ありうることだ。


【寄稿】1581年の李珥が2019年の韓国へ

「こんにち国事は、内においては紀綱が崩れて百官が職務を遂行せず、
民は窮乏して財物が払底し、それにより兵力は弱くなっている。
無事に時がたてば、ひょっとすると持ちこたえることもできるだろうが、万一
戦争でも起きたら必ずや倒れ、もはや救済の策はないだろう」

(当今国事、内則紀綱頽廃、百司不職、
外則民窮財尽、兵力浅弱。若無事架漏、過了日字、則或可支トウ〈トウは手偏に掌〉、
若有兵革、則必土崩瓦解、更無可救之策矣)。

最近の話ではない。壬辰(じんしん)倭乱(文禄・慶長の役)の11年前に当たる
1581年、栗国・李珥(イ・イ)が国王の宣祖に建議した内容だ。
随分昔のことにもかかわらず胸に響くところがある理由は、昨今の現実がさほど
変わらないからだろう。

韓国政府の紀綱は崩壊している。
相次ぐ外交部(省に相当)のミスのことを言っているのではない。国家安保室長や
外相が健在なのに、安保室第2次長の名前がさまざまな理由で人の口に上る。
大統領の重用ということもあり得るが、「室長パッシング」や「閣僚パッシング」が
事実であれば紀綱の弛緩(しかん)であり、権限の乱用だ。
大統領府(青瓦台)の秘書とのあつれきで閣僚が押されてしまったら、部処
(省庁に相当)の公務員は「上の家」の顔色ばかりをうかがい、
職務をきちんと遂行しない。

民生は苦しいのに、外交が助けになっていない。外交と経済は無関係に見えるが、
実際は緊密にからみ合っている。過日、
韓国外交は経済成長の「肥やし」となっていた。
2国間関係を改善することで新たな市場を創出し、企業の進出を助けていた。
反対派の非難を押し切って行った韓日国交正常化も同じ理由からだった。ところが、
近ごろの市場の声は正反対だ。グローバル競争はますます熾烈(しれつ)に
なっているのに、「頼むから外交が経済の足を引っ張ったりしないでくれ」と
わめいている。




安全保障も弱々しくなっている。日ごとに増強される北朝鮮の核能力には目を向けず、国防白書にも出ている弾道ミサイルすら確認しないまま、1カ月過ぎても「分析」
ばかりやっている。ありもしない金正恩(キム・ジョンウン)の「戦略的決断」を
誇張し、対話ばかりあっせんした結果、シンガポール首脳会談から1周年になっても
核交渉は足踏みしている。

非核化すると言っていた北朝鮮は、逆に韓国側を「差し出がましい」と
怒鳴りつけている。

こんな北朝鮮をなだめるために、韓国政府は人道的支援を決定した。
コメ支援も準備したようだが、北朝鮮内部における穀物価格の安定を考慮するに、
需要と供給をまず勘定すべきだ。北朝鮮軍の軍糧米に転用されたら、誰が責任を
取るのか。あげくに、韓国を破壊しようとした「6・25戦争(朝鮮戦争)」の
戦犯までも、独立運動を理由に「韓国軍のルーツ」と呼ぶのだから、愛国先烈は
痛哭(つうこく)するだろう。
日本の統治に抵抗はしたが、韓国の敵だ。
国家のアイデンティティーは、おのずと守られるものではない。

それでも無事に時が過ぎればいいが、米中貿易戦争で危機が訪れた。
覇権を争う乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負で、韓国にとっても
絶体絶命の瞬間だ。
ところが韓国政府はぐずぐずしている。米国が喜び中国も喜ぶ妙手はない。
右往左往していては同盟に見放されて隣国から袋だたきにされる、最悪の状況が
やって来かねない。
米中間の国力差と韓国と価値、そして同盟の重みを看過してはならない。
中国に最大限配慮する姿を示すべきではあるが、韓米同盟の一員として慎重に
解決していかなければならない。
この原則を放棄した瞬間、韓国はいつでも、どこからでも揺らぎかねない、
やわな国と化す。




およそ400年前のように、一たび倒れたら再び救済の策を作るのは難しい。
事前に問題を探って予防する先制的な外交が切に必要な理由がここにある。ならば、
文在寅(ムン・ジェイン)政権の外交の根本問題は何か。1980年代の学生運動界の
視点に基づく誤ったアプローチだ。その結果、
国際情勢の流れに乗るよりも、北朝鮮問題にばかりのめりこんでいる。
無条件的な対話万能主義は「金正日(キム・ジョンイル)政権もわが民族なのだから
外部勢力よりはましで、米国は北朝鮮にとって脅威なので核開発は理解できる」と
いう危険な考え方をするのではないかと心配になるほどだ。

世間は変化している。
イデオロギーの時代は過ぎ去り、現実主義が地球上を席巻している。
過去のパラダイムを変えなければならない。北朝鮮中心から国益中心へ、
イデオロギーから実用への大転換が必要だ。
北に注いでいる外交の力を周辺国外交と経済へ回し、注入すべきだ。
2国間および多国間外交を強化し、対外政策に企業の意見を反映させ、来るべき
ショックに共に備えなければならない。それでこそ、
自国利己主義と覇権競争の寒風が吹きすさぶ長い冬を耐え抜くことができる。

「人は人にとってオオカミである」というトマス・ホッブスの言葉のように、一国は
他国にとってオオカミである。
北朝鮮は韓国にとってオオカミであり、韓国もまた北朝鮮にとってオオカミである。
戦略もなく引っ張り回される外交は、残忍なオオカミの餌食だ。
壬辰倭乱こそ二度と起こらないだろうが、苦労して積み上げてきた平和と繁栄が
挑戦を受けている状況で朝鮮王朝の無能に対し苦言を呈した李珥の言葉が思い浮かぶ、憂い含みの初夏の月曜日だ。

シン・ボムチョル峨山政策研究院安保統一センター長
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
posted by 豊後国主 at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 記事
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