キスの味

今朝もさわやかに晴れ渡ったよぉ。

毎年、この時期になると梅酒、梅ジュースを漬けるのが年間行事だ。

例年、知人から庭で取れた梅を頂いていたが、
転居されたので、梅の入手先が途絶えてしまった。

八百屋さんの店頭を見ると梅が並んでいる。
梅干などに使う、南高梅がほとんどだ。

梅なら何でもいいのになぁと南高梅の前で思案に暮れていると、
八百屋のお兄ちゃんが、
「良い梅ないかな？」と声をかけてきた。

「梅ジュースを作るだけですから」というと、

店の奥から、
「だったら、これ使いないよ、少し傷もついているけど、大丈夫だよ」
といって、和歌山県で生産されているけど、グレードが落ちた梅を2キロ1000円で売って頂けた。

早速、買った梅の半分は１キロは水洗いをしてへたをとり、
冷凍庫に入れて一晩寝かせた。
この方法は、八百屋のお兄ちゃんに教えてもらった。
何でも梅のエキスがよく出るらしい。
翌日、氷砂糖とお酢を加えて、梅ジュースを仕込んだ。

後の半分は、氷砂糖とホワイトリカーに漬け梅酒にした。

梅ジュースは約1ヵ月後には頂ける。
梅酒は冬頃にようやく熟成するかなぁ。

毎年、梅仕事が出来る幸せに青酸っぱいキッス。