キスの味

今朝、出勤してくる時、近くの林からウグイスの
「ホーホケキョ」と聞こえてきた。
きっともう少し前から鳴き始めていたのだろう。
本当に春なんだねぇと思ったね。

今日は４月１日。
新年度。
エイプリルフール。
卯月。

そしてけがをして140日目。

今のいでたちは、装具もつけていないから、
一見、完治しました！という感じに見える。

「治ってよかったわね」とよく声をかけられる。
ほとんどの人には
「はい、ありがとうございます」と答える。

実は最初のうちは、
「実は足首が固まったままで、歩くにはまだまだです」と答えていたが、
言い訳をしていても見た目は完治なのだからお礼をいうけど、
やはり自分としては完治していないから、複雑な気分なんだよね。

電車通勤を始めてから、困ったことが出てきた。
それは靴だ。
懸念していたことだけど、やはり傷口がすれて痛い。

外見を取るか、痛くないのがいいか。

勿論、痛くないのがいいので、
スラックスに雪駄というファッションになってしまった。

足元への視線が多少、気になりつつも
足が治るまでの我慢だからさ。

雪駄を履いていると声もよくかけられるし〜
おばちゃんたちにだけど・・・・・

普通に歩ける日まで雪駄に頑張ってくださいのキッスだよ。