キスの味

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３連休の最終日。
朝からまぶしいくらいの太陽が照りつけている。

土曜日の夜から、昨日にかけて実家の手伝いで、
新幹線で帰省した。

土曜日の夜の東京駅のホームは行楽客が占めていた。
みんなそれぞれ楽しそうな顔、顔、顔。
新幹線の中も楽しそうな雰囲気が漂っていた。

実家は変わらず。
近所の人たちが少しづつ、老いている。
私もそうだろうなぁと思いながら、
手伝いを終え、また新幹線に飛び乗った。

新幹線の車窓から色々な景色が見える。
田んぼで稲を刈る様子、工場地帯、住宅地、山間の集落、
てっぺんだけを見せていた富士山、ビル街。

私は実家を遠く離れて、住んでいる。
しかも年老いた母を一人にさせながら…
母がお世話になっている人の一人から、
「お母さんの事は任せてね、大丈夫だから」と有難い言葉を頂いた。

親のどちらかが一人きりになる事は前から分かっていた。
新幹線でこちらに帰ってくるたび、
車窓から見える景色を伴っていつも胸が悲しみ、憐れみで一杯になる。

自宅に帰ると、家族がいつもの様に明るく迎えてくれた。
しかも部活動で市で優勝したらしい。
私の娘としての感情は横に置いて、今度は母親の顔になってまた１日が始まる。

色々な感情のひだをたくさん作って、また一歩づつ頑張っていこうと思った朝だった。
新幹線の車窓から見える景色に、人生これからのキッスだね。

今朝は朝日がまぶしい。
天まで届くような青空だ。

子どもが出がけに、工作用に使う木が欲しいと
庭の赤目カシの枝を折っていた。
すると「ギャア〜」の声。
その枝の葉についていた毛虫に左手を刺されたようだ。
洗って薬を塗ってあげて、登校させた。

出勤前に近くの郵便局に立ち寄った。
現金を口座に入れるためだ。

隣のコーナーから「分かっていますから」の声。
機械から流れるお姉さんの声に反応していた青年がいた。
私もそんなことに気を取られていると、
機械のお姉さんに「現金をお入れください」との声。
「今、入れますから」と答えておいた。

朝からにぎやかな声に、ウフフのキッスだね。

今朝は昨夜の雨も上がり、青空も見えてきた。
体を動かすと、暑いぐらいだ。
日本各地で地震もおこっている。
ちょっとした物音でも、地震かな？なんて思ったりもする。

昨日は小学校で芸術鑑賞会が行われた。
ピアニカやパーカッションの演奏だった。
子どもたちもノリノリだった。
それ以上に、ノリノリだった私。

歌手のコンサートも良いけど、
こんな手作りのコンサートを身近にまじかに聴けて、
音楽の楽しさを心から味わった。
音楽には、国境も年も性も関係なく、楽しめるよね。

演奏者は世界一の奏者になりたいって言っていた。
たゆまない努力、将来の夢を強く持っている姿に、
まだまだ私でもこれからだな〜なんて思った。

馬肥ゆる秋に、サウンドカルチャーなキッスだね。

週明けの月曜日。
曇りがちだが、爽やかだ。
１０月に入り、２３年度も下半期。
平成２３年はあと３か月。
月日がたつのは、早いことだ。

昨夜は夕食が終わって、みんなで久しぶりに人生ゲームをやった。

本当に人生の縮図だ。
良い就職先に付いてサラリーがどんどん入る。
お金があるから、色々なものが手に入る。
そういう時はついていて、自分が被害にあったりもしない。

子どもの１人がお金持ちになり、私は借金だらけになってしまった。
当然、子どもは意気揚揚だ。

だけど、忘れてはいけないのは人としての心だ。
ゲームの最後にそんな話をした。

「でもやっぱり、お母ちゃんは駄目だねぇ」と家族は嬉しそうだった。

その昔、私も家族でゲームをして負けると悔しかった。
一番になると嬉しかった。

今、子どもはそんな気持ちを抱いてやっているのだろうなぁと、
負けてしまっても、心の中は幸せな気持ちだった。

日曜日の夜に温かな家族の団らんにホットなキス。

今朝は思ったよりも少し暑い。
動くと汗ばむぐらいだ。
西山元審議官の話題もなんでこんなことをニュースにするのか、
マスコミの頭の程度もちょっとどうなのだろうか…

土曜日の朝は、子どもたちが部活動などで
お弁当持ちでいつもより早く出かけていくので小忙しい。

それでも自分のルーティンはなんとか崩さず、やっていく。
その中であるのが、洗顔後、アロマアイルのユーカリレモンをつけることだ。
その香りが私には心地よいが、家族には不評だ。

今朝も一緒に出掛ける家族が
「お母ちゃん、その香水は臭いよ〜」と言う。
「いやいや、これはアロマオイルだから」と答えると
「じゃあ、サラダオイルが良いんじゃない？無臭だし、
お母ちゃんのガサガサした肌がつるつるするよ」って。

またまた一本とられましたなぁ。

皆で大爆笑しながら、それぞれきょう1日頑張る場所へと出かけた。

潤いをもたらせてくれた家族の一言にハッピーなキッスだね。

今朝も動くと汗ばむぐらいだ。
明日からは気温が低下するらしい。
気候の変化にうまく波乗りしながら、体調を保ちたいよねぇ。

昨日はちょっとした驚きがあった。

家族が音楽をユーチューブで探していた。
素人が弾くピアノで、上手なのがあったらしくて、
それを何度も聴いていたようだ。

何気に画面を見ると、どこかで見た感じがしたそうだ。
じっくり見てみると、なんと驚くべきことに家族のおじだった。
私の義理兄だ。

十数件、ユーチューブに投稿しているようで、
いずれもなかなかの演奏で、みんなのコメントも褒めていただいていたようだ。

こんなこともあるんだよねぇ。

義理兄に電話で伝えたが、軽く「あっそうなの。また投稿するからね〜」
と言っていた。
中学生のころから、ショパンを軽く弾けた義理兄は
まだまだ下手だから〜と謙遜している。

文化薫り高い秋の始まりにサプライズのキッスだね。

今朝はまた夏に逆戻りしたかのような暑さになってきた。
風はさわやかだけどね。

昨日、家族の学校が昼前だったので、遅めの昼食を一緒にとった。
ラジオからは国会の予算委員会の中継が流れてきていた。
途中「とんちんかん」なんて言葉が出てきて、みんなで大爆笑。
そして、外野のうるささに、「なんでみんな、黙って発言を聞かないの？」
あげくに「女の人って、感情的に発言するね」
国会議員の皆様に伝えたい我が家の一言だ。

昨夜はプリンを作った。
知人にリンゴケーキを頂いたら、お菓子を作ろうモードが高まってきた。

30センチ四方のガラス容器に卵5個、牛乳500ml、お砂糖を加え、
オーブンで蒸し焼きするだけだ。

出来上がって、温かいうちに頂くと、また違った味が楽しめる。
今朝は冷えたプリンをデザートで頂いた。

家族はおいしい〜の連呼。
これだけ、喜んでもらえたら、また腕によりをかけちゃうよ。

素人の味だけど、愛情たっぷりのプリンにスイートなキッスだよ。

今朝も涼しいのを通り越して寒いくらいだった。
長袖を出さなきゃと思いながらも、押し入れにあるところまで、
手が届かない。
よって、我が家は半袖で過ごしている、寒いよぉと言いながら。。

昨日、知人にリンゴケーキを頂いた。
見た目はどうなの？と言う感じだったが、
頂くと、リンゴの甘みがうまくいかされていて、すごく美味しかった。

日頃、自分の作ったものをあげることが多いが、
こうして頂くと、改めてその人となりを感じるものだなぁと思った。

その知人は芯がしっかりしていて、いつも穏やかだ。
そんな感じが、リンゴケーキにもしっかり伝わっていた。

私のは、きっとにぎやかな感じがするのかな？

秋の夜長に、美味しい日本茶としっとりしたリンゴケーキに癒しのキッスだね。

今朝は、曇りがち。
だけど暑い。

朝、出勤途中に自転車のブレーキをかけたら、
急に止まって、ブレーキがかかった状態になってしまった。

困っていると、見守り隊のおじさんや通りがかりの車の人が
足や車を止めて、自転車を覗き込んでくれた。
「だめだね〜自転車屋さんへ持ってきな」と、チャンチャン。

昨夜は、久しぶりにみんなでお風呂に入ろうという事になった。
子どもたちも大きくなったので、さすがに家族全員では湯船にはつかれない。
皆で順繰りに体を洗ったり、水を掛け合ったりと楽しく時間を過ごしていた。

リンスをつけ終わった子どもが湯船に入っている私の方を見て
「あれ、お母ちゃんの後ろにハチがいるよ〜」
「またまた〜私をだまそうたって、そうはいかないよ」と言った途端、
もう一人、湯船に入っていた家族がそういった子どもに向かって
「うわぁ、お前の後ろにもいるで〜！！！」

もう、それからはお風呂の中は騒然。
夜の１０時過ぎに、大きな声で大騒ぎ。

３匹は退治したが、なんとまだ多数いる模様でみんなお風呂から退散した。

まだ、身体も洗っていなかったり、リンスを付けたままだったり、
湯船につかってもいなかったり中で、私だけが全部済ませていた…

よく見ると、お風呂場の換気口にハチが十数匹いるようだ。
お風呂場を立ち入り禁止にして、また今日、様子を見ることとした。

ハチやら、自転車屋らとにぎやかな週明けにハプニングのキッスだね。

今朝はまた夏に戻ったような暑さだ。
暑さ、寒さも彼岸までと言うから、もう少しの暑さだね。

昨日はお彼岸の中日だったので、おはぎを作った。

小豆を土鍋に入れて、軟らかく煮る。
柔らかくなったら、お砂糖を加えさらに煮る。
すると美味しいあんこの出来上がりだ。

もち米とうるち米を混ぜて炊いて、少しつぶして団子にする。

あんこで包んだり、黄な粉をまぶしてできあがり。

知人にお裾わけをした。
「もしかしたら、あんこは手作り？」と聞かれた。

最近は缶詰のものが出回っているが、味がどうも馴染めない。
まあ、美味しく頂ければ、多少の手間はいとわないよ。

写真の父にもお供えした。
「俺の子だなぁ」と微笑みかけている気がした。

おはぎに秋の味のキッスだね。