キスの味

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今朝は冷え込んだ。
ようやく、干し物が出来そうな気温になってきた。

一昨日の件のおじいちゃんが、昨日職場に寄ってくれた。
「悪かったねぇ」と。

いやいや、こちらも動きようがあったかもしれないし、
放っておけばよかったのかもしれない。

だけど、私は心配だった。
同僚たちも心配していた。

ただのお節介だったかもしれない。

結果的には大丈夫だったけど、
これが亡くなっていたら、一日も早く仏様に出来ただろうにと思う。

だけど本人は何を望んでいるのだろうか。
１人であちらの世界に行くことを願っているのだろうか。

職場あたりも、高齢化が着実にすすんでいる。
孤独死も増えるかもしれない。
人とのつながりを求めない人も増えている。

私は出来るなら、身内ぐらいには見送ってほしいかなとも思う。
父は、俺は勝手に逝くから常日頃、そう言っていて
本当に１人で天国へ旅立っていった。

まあ所詮、人間と言えども、一動物なんだからね。
それにちょっと大脳が発達し過ぎて、
本能だけでおさまらなくなっていることもたくさんある。

人間の行く末を考えさせられた一件に、フィロソフィーなキッスだね。

今朝も良いお天気だ。
日本海側、北の方からは雪の便りが届く。

昨日、ちょっとしたことがあった。

毎日のように、職場に顔を出してくれる８０歳を過ぎたおじいちゃんがいる。
少し話しては、タクシーを呼び自宅へ帰っていく。
１人暮らしなので、話相手もいないのだろうなぁと思いながら、
月曜日から土曜日まで毎日、話をして、タクシーを呼んであげる。

こんなことが始まったのは、半年ぐらい前からだろうか。
足も弱ってきて、歩いて１５分の所がちょっと辛いようだ。

ところが、今週水曜日になっても顔を出さない。
昨日、いつも来る時間になってもやはり来ない。

孤独死！？

職場の同僚たちもちょっと嫌な予感がするといった。

自宅を知っていたので、急いで訪ねるとやはり留守。
下の階の人に聞いてみると、２、３日前に大きな物音がしたきり、
何も聞こえなくなったと。

いよいよ、嫌な予感が募ってくる。

自治会の人に尋ねてみた。
安心登録の届けもなく、あまり付き合いがなさそうだった。
事情を話すと自治会の人は、２階から３階へベランダ越しによじ登り中に入った。

ベランダの窓が開いていたようで、中からすぐ鍵が開けられた。

見るところはいなさそうだ。
あとはしまっている部屋、風呂、トイレを３人で見ることにした。
そのドア、戸を開ける時の気持ちときたら、この上ない恐怖で一杯だった。
皆息をのんでドアを開けた。
果たして、どこにもいなかった。

自治会の人は、「良かった〜」と安堵の声。
以前に孤独死を見つけられたこともあるようだ。

そんなことをしていると、そのおじいちゃんが
杖をついて、ヒョコヒョコ帰ってきた。

私は顔を見るなり、
「やだあ、死んじゃったかと思ったよ。」と涙ながらに言った。

「悪い、悪い。足が怠けると思って、今週から歩いているんじゃよ」とおじいちゃん。

私の思い違いで、皆さんにご迷惑をおかけしてしまった。
でも自治会の人は、
「こうやって人のつながりがある事は安心ですから。
気にかけて下さっていてありがとうございます。」と言ってくださった。

人が生きていることって、こんな風にいろんな人の想いがあってこそかなって。
元気に生きていたおじいちゃんに、長生きしてねのキッス。

今朝は畑に霜が降りていたが、それほど寒くない。

一昨日、知人の子どもが交通事故に遭った。

道路を横切ろうとして、車にはねられた。
頭部内出血、顔面、胸部打撲だ。
でも本人はいたって元気で食欲もある。

子どもを持つ身、車を運転する身として、
到底他人事とは思えない。

ちょっとお互いが気をつければ、起こらない事だが…

私も中学生の時に、飛び出しをして、車とコツンと当たった。
運転手に怒鳴られ、顔面蒼白だった。
近所の人は急ブレーキの音を聞いて外に飛び出してきた。

そして先日は、もう少しでおじさんを轢きそうになった。

一旦、事故が起きると、両方が色々大変な思いをする。
特に運転する時は気を引き締めようと思った。

入院中の子に早く治るようにねのキッス。

今朝はお空から、冷たい雨が落ちてくる。
早朝のお散歩の時はまだ雨は降っていなかった。
だけど、冬の雨は乾燥を潤してくれるから、肌には良いんだよね。

今日は赤穂浪士討ち入りがあった日だ。
約３００年以上の前の事が、綿々と伝えられている。
諸説は様々だが、昔の人は、魂に従って行動していたのかと思う。

子どもによく言われる。
「野球のためなら、何でもやってくれるって言ったよね」と。
時々、拡大解釈した行動に出られることもあるが…

何かのご縁でこうやって家族という縁を結んでいる。

主君のためとは言わないが、
大げさでなく家族のためなら命も惜しくないよと
いつも心の中で思っている。

赤穂浪士の方々に鎮魂のキス。

今朝もさわやかな青空だ。

何でも今日、12月13日はすす払いの日らしい。
こんなことも知らないで、日々過ごしているのだなぁと
ラジオから流れてきた情報で思う。

思うだけではいけないから、仕事前に壁のすすを落としてみた。

ほうきで壁をこすった。
お〜〜〜埃が落ちる、落ちる。
いかん、こんなことをしていては、仕事に遅刻してしまう。

とりあえず、玄関と一部屋だけやって、
残りは今度の日曜日にと、した。

だけど、ちょっと掃除をしただけで、心がスキッとした。

来たるべき大掃除に、心の掃除もだねのキッス。

今朝も抜けるような青空だ。
週末の皆既月食も素敵に見ることが出来た。
未明に、軽い地震で目が覚めた。

昨日で震災から９ヶ月目。
行方不明の方も3000人以上もいらっしゃる。

あの日から、少しだけ、私も変わったかも。
少しぐらいの事はくじけない。
わがままを言わない。
ように、している。

そして、今生きていられることに感謝する。

当たり前のことが、この豊かすぎる生活に埋もれてしまっていた。

今後、末長く、この四季美しい日本が続くように、
街の片隅から祈りつつ…
鎮魂のキス。

今朝は雲一つない青空。
畑には霜が降りている。
道端の水たまりには氷も張っている。
ようやく、ここにも冬が来たようだ。

最近、仕事が忙しく、疲れる日々だ。
こんな時は車の運転にも注意しないとと思っていた。

昨夜、子どもの送迎で車を運転していた。
細い路地から、少し大きめの道路に出ようとした。
歩行者、自転車、車が通る道路なので、
そろそろと出た。

瞬間、子どもが
「アッ、自転車！！」

右から、おじさんが乗った自転車が私の車に当たりそうになっていた。

「すいません。大丈夫でしたか？」と聞くと、
「大丈夫だべ。車、気をつけんとね〜」と笑いながら、去っていった。

車は走る凶器にもなる。
たまたま、私はほとんどスピードを出していなかったので、
事なきを得たが、
あれでスピードを出していたかと思うと、ぞっとする。

年末に向けて、交通安全のキッスだね。

今朝は冷たい雨だ。
午後からあがるのかな。

世間では、日々、事件が続いている。
まさか、そんなことが、と思われるようなことが…

昔からも、そんな事件はあったのだが、今やマスコミや情報環境が
整い過ぎて、瞬時に世界各国の情報が知ることとなる。

テレビやラジオから流れる事件に子どもたちも一喜一憂している。

男子高校生が犯人と思われる事件も近くの市の事で、
子どもがちょっと怖がっていた。
昨夜、テレビで放映していたご近所での殺傷事件についても
怖いね〜と言っていた。

今朝、ダルビッシュのメジャー挑戦のニュースも流れていた。
「イチローは１年で１０億だもんなぁ」と
子どもがため息をつく。
おいおい、１０億って分かっているのかいな？

そんなことを耳にしながら、また今日もそれぞれに一日が始まる。

毎日つつがなく生きていかれることに、幸せのキッスだね。

今朝は雲って、肌寒い。
それでも、冬の寒さとは程遠い。
それに、ゆらゆらとした地震の揺れ。
まだまだ収まる気配もなさそうで…

昨日、職場に出入りする仲が良いお姉さんと話した。
そのお姉さんには兄がいるという話になった。

聞くと、そのお兄さんが住むところは、私の自宅の近所のようだ。
もう少し、突っ込んで聞いてみると、なんとそのお兄さんの奥さんというのは、
その昔、私とけんか別れした相手だった。

その事実を知った瞬間、私は多分少し顔が曇っただろう。
お姉さんは
「兄が色々ご迷惑をおかけしてすいません」という。

「いやいや、あなたのお兄さんとは面識がないよ。
お兄さんの奥さんと昔、知り合いだったんだよね」と答えておいた。

なんとまあ、やはり世間は広いようで狭い。
その時その時の人間関係はやはり大切だなぁと実感した。

つながるご縁を大切にね、のキッスだね。

今朝はさわやかな朝だ。
こんな朝は気持ちも晴れやかになる。
と思いきや、職場に子どもから忘れ物をしたという電話。
おいおい〜しっかりしてくれや〜と思いながら、
ご近所の方にお願いして、なんとかしのいだ。

忘れ物をしたというのも、昨夜は張り切って料理を作ったからかな。
少し早い私の誕生日に、子どもたちが料理を作ってくれることになった。
出来るまで、台所は立ち入り禁止。

約３時間、台所に入れず、私は枕カバーを作ったり、
本を読んだりして、極上の時間を過ごした。

「出来たよ〜」と声がして、行ってみると、
テーブルの上には美味しそうな焼き鳥があった。

「串に刺して作ったし、タレも作ったんだよ」って。

頂いてみると、外は良い焦げ目、中はジューシーに焼けていた。
「すごい、うまい！！！！！」
私は嬉しさのあまり、泣けてきた。

「すぐ、お母ちゃんは感動するんだから〜」と言いながらも嬉しそうだった。
「お母ちゃんはさ、ビールが大好きだから、ビールに合うものはって考えたんだよ」って。
「でもさ、串に肉を刺すの、難しいんだよね。何度も手に刺さっちゃったし、
焼き方も難しいんだよね。これから、焼き鳥を見る目が違うよね〜」

美味しさと感動たっぷりの焼き鳥に、ラブキッスだね。