キスの味

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今朝も風が強い。
自転車のハンドルもあおられる。

出勤途中、散歩途中の知人のおじいちゃんに出会った。
もう８０歳ぐらいかな？

「おはようございます！」と元気よく挨拶をした。
「風が強いのぉ〜」とおじいちゃん。
「お気を付けてくださいね」というと
カッカッカッを笑いながら、
「そうじゃなぁ。ほらあの木にひっかかとるかなぁ」

茶目っ気たっぷりなおじいちゃんが木の枝にぶら下がっている場面が
容易に想像できた。

私は大爆笑。
「そちらさんこそ、転ばぬようになぁ」とおじいちゃんは
またカッカッカッを笑いながら、また歩き始めた。

人生を堪能してきたおじいちゃんらしい会話だった。

強風が取り持つ縁に、フレンドリーなキッスだね。

今朝は風が強い。
春一番とは言えないらしいが、それでも春を感じさせる暖かい風だ。

昨日、出勤前に我が家恒例の花見朝食をした。
近所の高校の桜並木の下だ。

昨年に引き続き、今年も開花が遅い。
いつもならこの時期には満開になっているのに、
今年はまだ固いつぼみだった。

それでも、青空のもと、桜の木の下で頂く朝食は格別だった。

家族からの要望でおにぎりとソーセージピーマン、ちくわの磯辺揚げ、
ゆでたまごを作った。

「おいしいね〜」ってみんな満面の笑みだった。

食べ終わると、みんなそれぞれ、仕事、部活動へと向かった。

ちょっぴり早い花見朝食に、ブロッサムのキッスだね。

今朝は日差しが春らしい。
だけど風がまだまだ冷たい。
春はあっという間に過ぎ去ってしまうのかな。

昨日、ソフトボールの練習があった。
子ども達も、それぞれの部活動が休みで参加した。

私の子どもは部活動でキャッチャーをやっている。
チームのキャッチャーがいなかったので、代わりをしてもらうことになった。

相手チームのおじ様達から、
「上手いねぇ。お父さんやお母さんより上手いよ」って何度も褒められていたようだ。

毎日朝練、放課後の練習と、この2年間一度も休みなくやっている成果だろう。
自分の子どもながら、すごいもんだなぁと感心してしまった。

私はといえば、冬眠していた身体がまだまだ起きず、
来週から始まるシーズンに向けて、慣らさなきゃって思った。

世間では甲子園の春の選抜も始まっている。
みんな好きな道でそれぞれに頑張っている春に、ファイトのキッスだね。

今朝は小雨が降っている。
桜のつぼみもまだ固そうだ。

出勤途中、向こうから手を振ってやってくる女性がいた。
いつまでも、私が反応しないので、
その彼女はしていたマスクを外した。

「あれ？？○○さん？？」

そうなのだ。
すっかり痩せて、その彼女のシルエットとは思えなかった。

「えへへ、7キロぐらいは痩せたかな？働き始めたからね」

痩せたと言えば、知人でも3か月で15キロぐらい痩せた人がいある。
久しぶりに見た時は、顔と声は本人なんだけど、人違いかなと思うほどだった。

聞けば、禁煙して太ったのを何とかして落とそうとしたらしい。
約80キロあった体重は60キロ前半まで落ちたらしい。
だから、別人に見えるのだ。

そんな急に痩せると、10年後が厳しいとよ伝えておいたけど。。。
その時のイベントの後遺症は10年後、20年後に出ることが多いからだ。

まあ、痩せて綺麗に、イケメンになってしまった知人たちにダイエットのキッスだね。

今朝は少し曇りがち。
まだまだ寒い。
周囲の人たちは、桜の開花を憂いている。
まあ、こういう季節もあるという事で…

昨日、仕事を抜け出して千葉県の美術館に行ってきた。
知人が作ったダネラの展覧会をみるためだ。
そもそも、ダネラとは北欧の毛糸の手芸品だ。
手作りジュータンともいうのかな。

毎年、色々なテーマを決めては作品を作るそうだ。
今年は「新、心、森・・・」だった。

会場に入ると、力作が、30点ほど展示してあった。
知人が作った作品の前で思わず、私は涙ぐんだ。
昨年の夏、亡くなったお孫さんの可愛らしい笑顔が作品となっていた。

知人はどんな思いで毛糸を刺していったのだろう…

だけどその作品からは、
「おばちゃん、僕天国へ行ってるから」なんて聞こえてきそうだった。

会場を後にして、館外へ出るときれいな青空。
芝生には私には理解不能なアートが鎮座している。

芸術って本当に人の心を表して、
豊かにしてくれるものだなぁって思った。

ダネラの作品で久しぶりに会えた僕に、またいつか会おうねのキッス。

今朝は風が冷たい。
でも、寒さがずいぶん和らいできた。

先週の金曜日は、小学校の卒業式だった。

席に着くなり、もう目頭が熱くなってきた。
二人目だったという事もあり、入学当初は気持ちが楽だった。
だけど、在校中は気が休まる時がなかった。

私の躾が行き届いていないせいで、
子どもの枠にはまりきらない行動は、
先生や友達、周囲に迷惑を沢山かけてしまった。

そんな6年間だった。

卒業証書授与が始まっていた。
子どもが呼名された。
「はいっ」と元気よく、返事をして、校長先生から証書を受けとる。
その後、
「○○くんは、6か年皆勤でした」

その瞬間、会場から歓声と拍手がわいた。
子どもは壇上で照れ臭そうだった。

そうなのだ。
インフルエンザで2日間、学校を休んだ以外、
毎朝、元気よくランドセルを背負って登校したのだ。

それだけで、私はまたまた胸が熱くなり、
ふと、亡き父を思い出した。
子どもは、この亡き父によく似ているのだ。

きっと父が見守ってくれていたのだろうと。

本当に、皆様6年間、ありがとうございましたのキッスだね。

東日本大震災から1年がたってしまった。
月日が過ぎるのは、早く感じるものだ。

このたびの震災は、広範囲に及び、しかも2次被害も大きすぎて、
いわゆる復興には程遠いものだろう。

だけど、この不安定な立地条件の日本という国で、
先祖代々、みんな乗り越えてきた。
日本沈没にならないよう、まだまだ私たちは頑張らねばならない。

震災で亡くなられてしまった方々に哀悼のキス。

今朝は少しばかり、暖かい雨だ。

昨日、知人がやっているアロママッサージへ行ってきた。
まだ、小学生のお子さんがいるのに、タイへ行って、資格を取ってきたらしい。

半年ぶりに見る彼女は、一段と綺麗になっていた。

少し薄暗い部屋で、柔らかなシートに寝る。

足元の方から丹念にマッサージをされる。
時々、ヨガのポーズのように、筋肉を伸ばされる。
「思ったより、柔らかいですね〜」って。

だけど、左足と背中が張っているらしい。
揉まれるうちに、筋肉が柔らかくなってくるのが分かる。

マッサージを受けているとき、なんだか宇宙に浮かんでいる感覚を感じた。
重力を感じない感覚なのかな？
きっと、心身ともにリラックスしたからだろう。

あっという間の1時間だった。
彼女の手は温かくて、とても気持ち良かった。

「また、疲れたらいつでもいらっしゃってくださいね」と
満面の笑顔で、言ってくれた。

おかげで今日は気持ちよく起きれた。
マッサージに、宇宙旅行のキッスだね。

今日から3月。

昨夜から今朝にかけても、よく揺れる。
地殻がまだまだ収まっていないようだ。

昨夜は夢の中だった。
まあ、大したことがなさそうかな?と思い、再び寝た。

今朝は、座って、家事をしているときだった。
遠くから、ｺﾞｵｫｫｫｫという音が聞こえた？？なんて思っていたら、
家が揺れ出した。
子どもがランドセルを背負って、登校の準備をしている時だった。

「お〜、揺れとる、揺れとる」と二人で抱き合っていた。
これがイケメンなら…なんて思いながら、
ちょっと長めの揺れを収まるのを待っていた。

ラジオからは、ちょっと間をおいて、地震速報。
番組がその度に中断される。
が、地球に、日本の国土の上に生きているという事はこういう事なのだから。

「いってきま〜す」
「揺れたら、頭を守れよ」と言って送り出した。

いつ、なんどき、地震の揺れが起きるか分からない。
まず、自分の身は自分で守る。
そうして、周囲の人々の救助に、と思う。

春弥生に、スプリングスプリングのキッスだね。

今朝は雪が降っている。
自転車をこいでいると、雨と違って、目の中に雪の粒が入ってくる。
目を開けているのも、ままならない感じだ。

途中、小学生に出会った。
首に可愛いマフラーみたいなものを巻いていた。

「可愛いね、そのマフラー」って言うと、
「違うよぉ。ネックウオーマーって言うんだよ」って。

これからはマフラーなんて言葉は死語になってしまうのかな。
実際、行きかう学生さんたちはネックウオーマーを着用している人が多い。

時代は変わっていくのだなぁ。
という自分も、子どもに借りたネックウオーマーをしているのだけど。

ネックウオーマーに、進化のキッスだね。