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2014年11月30日
地下鉄を @Seoul
連休中の車内は今日もガラガラだった。
地下鉄も普段と違った表情をみせている。
週末でも買い物客でけっこう混んでいるのでが、
秋夕(チュソク)の連休中はホントに人がいなかった。
この日はどういうわけか、登山姿の人たちを見かけた。
チュソクは山に登る、なんて慣わしでもあるのかと思い、
宿のスタッフに尋ねたところ、返ってきた答えはたわいのないものだった。
「登山が流行っているんですよ。
そのスタイルの人は年配の人が多かったんじゃないですか?」
「そういえばご年配の夫婦とか、平均年齢は高目かも」
「時期的に紅葉シーズンでもあるので、
ソウル郊外の山へ出向く人も多いんですよ」
「紅葉シーズンかあ」
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日本でも大人気の登山は韓国でも同様に年配者に人気が高いらしい。
いつも歩く東大門周辺の問屋街では、
登山やキャンプ用品を見かけるし、
スポーツ・アパレルの店でも登山やトレッキングのウェアがたくさん並んでいる。
コンロやボンベタイプのストーブ、ランタンなどが、
破格で安いので、買って帰りたいぐらいだが、
生憎、山に登る趣味がない。
ソウルの市内をホトンド網羅できる地下鉄は、旅行者にとってありがたい存在だ。
初乗りは1,000w、買い物程度の移動なら、この金額でほぼカバーされる。
「T−moneyカード」と呼ばれるICカードを使用すれば、
10%安くなるので、少し足を伸ばしても、
円貨で¥100もかからず、動き回ることができる。
たぶん日本が開発したであろうICカードのシステムはどこの国でも導入されていて、
利便性が上がるため、利用者には割引が適用される。
が、お膝元の日本はなんで割り引きないのでしょう。
SUICAでもPASMOでも使ったからといって、料金割引にならないのがナゾ。
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地下鉄料金が安いので、距離も気にせず、方々に足を伸ばすことができる。
おかげで街なかの移動なのに読書が進む。
旅先で街から街へ移動する中・長距離バスや電車に乗ると必然的に本が進むが、
ここソウルは市内でも同じようにページが進む。
長くても15分程度しか乗らないのだが、
システムにもアナウンスにも慣れてきたので、
本に没頭できるようになったのかもしれない。
山手線のようにドアの上に電光掲示で駅名表示する車両もあるし、
中央部のディスプレイで表示をする新しい車両もある。
ほとんどの車両で自動音声でアナウンスがなされるのも安心だ。
英語表記もされているので、ハングルが苦手な旅行者にもホントありがたい。
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ソウルの人たちはといえば、
車内でワンセグを見ている人がものすごい多い。
ヘッドフォンをしているので、「ここどこ?」と周りに聞いて、
慌てて降りていく姿をよく見かける。
学生に限らず、会社員でも勉強している人も多い。
このあたりは都内と変わらない風景ですねえ。
慣れ過ぎて、古い車両で本を読みふけって、あっさり乗り過ごしてます。
2014年11月29日
朝の景色を @Seoul
3連休最後の日曜日、朝はすっかり涼しさを増していた。
朝の屋台でトースト・エッグを売っている。
形的にはフレンチ・トースト、でも卵の形はそのままだから、
いうなればコリアン・トーストか。
目玉焼きとトーストを合体させて焼いたものがいい香りを立てている。
日曜の朝だというのに、次から次に客がやってきて、
これがけっこう人気なのだ。
1,500w(100円ちょい)とはすばらしい値段。
休日だから朝食は外で済ませているのか、
あるいは韓国では朝食は屋台で済ませるものなのか、真偽はわからない。
駅前の通りに出店が数軒、連なっているところを見ると、
朝食をかじりながら出勤するのが定番なのかな。
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そういえばシンガポール時代、
朝食はオフィスで食べていたっけ。
共働きの多いシンガポールでは、
朝食も外食で済ませてしまうことが多い。
コストが安いこと、片付けなどをしなくて済む、など理由は究めて合理的だ。
屋台のコーヒー・ショップで済ませることもあるし、
おかゆの店でしっかり食べる人もいる。
オフィス・ビルの1Fにはたいていコーヒー・ショップがあって、
軽食とコーヒー、タバコを売っている。
ここに「出前」を頼むと気軽に持ってきてくれるのだ。
同僚のマネージャーがスパムのサンドウィッチとコーヒーを、
毎朝、配達してもらっているのを見て、
「おれのも頼めるかな?」と聞いたら、
好みのメニューを書き取って、
「明日から一緒に頼んでやるよ」ということになった。
スパムのホットサンドは3日で飽きてしまい、
カヤ・トーストとテーシーのコンビに変えてもらったっけ。
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シンガポールではコーヒーをコピー、ティをテ、と呼ぶんですね。
マレー語の影響です。
通常はコンデンスミルクと砂糖がドッチャリ入っていて、シッカリ甘い。
甘いのを避けて、ストレートで飲むと、
インスタントコーヒーか、ティーバッグのヤツを飲むハメになるので、
ものすご〜くわびしい。
そこでミルク抜きとか、砂糖なしとか、アレンジしてもらうわけで。
よくある定番は「砂糖入り、ミルクなし」のコピー・オー、テー・オー。
ストレートの「砂糖なし、ミルクなし」ならコピー・コソン、テー・コソン。
で「砂糖なし、ミルク入り」がコピー・シー、テー・シー。
もっぱら朝は「テー・シー」を頼んでた。
有名ブランドから海外セレブご用達商品をネットで気軽にレンタル☆
コーヒー好きなんですけど、この頃は「スXXバックス」なんてなくて、
コーヒー・ショップで出すのはみ〜んな「ネXカフェ」、
だから紅茶に逃げておりました。
え? 「カヤ・トースト」ってなんだって?
こちら↓
http://www.restaurant-mrs.com/shoplist/yakunkaya.html
ココナッツのジャムなのですが、ピーナツ・バターが好きな人ならハマります。
有名店が日本にも出店しているようです。
値段はシンガポールのX倍ですけどね。
屋台のトースト、食べてみたかったけど、朝食食べて宿を出てきちゃったんだよなあ。
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2014年11月28日
カイ・バイ・ボと @Seoul
すっかり日は落ちきり、園内の人々も家路につきはじめた。
たいしたモノはないだろうね、なんて話しをしながら、
「南山韓屋村」に自分たちだったが、
気楽でのびのびした催しをたっぷり満喫していた。
「秋夕」の特別な催しだったことで、
特別な祝日の特別な雰囲気を楽しませてもらったに違いないのだが、
平日の「南山韓屋村」の姿を知らないため、
それがアタリなのかハズレなのかもわからない。
ただ「秋夕」が韓国の人たちにとって特別な日であり、
「特別な日」の過ごし方や家族を垣間見られたのはうれしかった。
「意外と楽しんじゃったね」
「おもしろかった〜」
「結局、韓国人のコイツが一番楽しんでなかったか?」
タイ人の彼が一番仲のいいコリアンをこづく。
「そう思う〜。一番盛り上がってた〜」
「韓国人にとっても、珍しいものが多かったの!
普段こういうのは見られないから〜!」
照れながら、彼が声を荒げる。
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「南山タワーがキレイにライトアップされてる。ここで写真撮りたい」
「みんな一緒の写真も撮ろうよ」
辺りは暗くなっているというのに、みんなまだまだ陽気だ。
「へいへい、ダンナサマ。
専門カメラマンが撮りますダヨ。
あとで一枚10,000wで販売しますダヨ」
「え〜、金取るの?!」
「たかい〜」
くだらない戯言をいいながら、写真を撮り、韓屋村の出口に向かう。
「特別な日」ともお別れだ。
出入口となっている門の外では、
明かりを灯した屋台が帰りの客を狙って、まだ営業を続けていた。
「腹減った〜、なんか食べたい〜」
「へった、ヘッタ」
「さっき、スンドゥブ食ったじゃん」
「あれじゃあ、腹の足しにならなーい」
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「帰って、晩飯食おうぜ」
「それまでもたなーい」
「のしイカが呼んでる〜」
「子供か?」
「OK! カイ・バイ・ボだ!」
有無をいわさず、屋台の前で、カイ! バイ! ボ! の声が響く。
こうなると食べることより、勝負が優先。
掛け声と同時に5人が競って、こぶしを突き出す。
ジャンケンポンとリズムが似ているので、日本人でも気後れしない。
しかも3度目の勝負、やり方は把握した。
「スミマセーン、またゴチソウになります〜」
「え〜、一回も負けてないじゃん、ズルイ〜」
アッサリと勝ちを握り、3連勝を飾る。
「『いいだしたヤツは負ける』って言葉が日本はあるんだ」
「正解だあ、その言葉」
負けたものが嘆きながら、財布を広げた。
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「ほら!」
3連勝勝ち逃げでは悪い気がしたので、
コンビニで買った缶コーヒーをみなに振舞う。
のしイカに缶コーヒーがあうかどうかはわからないが。
ところでみんな、実はジャンケンして遊びたいだけだろ?
スンドゥブと @Seoul
韓屋の中でもさまざまな催しでにぎわっていた。
広い中庭では餅つきや絵付け、旧式のブランコなど、
子供たちが夢中になるものが並んでいる。
ボランティアだろうか、ここではさすがに介添えのスタッフがついていたが、
なんとなく行列していて、なんとなく順番を変わっていて、
なんとなく自主的にみなで楽しんでいる。
軽いコスプレを体験できる民族衣装のコーナーは、
さすがにお金がかかるようだが、
その他の遊びはお金を払わなくても体験できるので、
子供たちも気兼ねなく並んで遊んでいる。
遊び方を間違えたり、並び順でもめたりしないよう、
周りの大人が声をかけたり、見守っているのが微笑ましい。
お金を取ったり、ルールで縛り付ける必要はないのですよね。
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今年、どこかで似たような感覚を覚えたな、と記憶を手繰る。
まったく違う風景だが、5月に訪れたロンドンのフェスが同じ空気感だった。
大勢の人が集まっても、なにかで括りつける必要はないのだ。
昔の韓屋を再現する建物の奥では、かまどに火をくべている。
機織りの音が連なる横で、焚き木の爆ぜる音がする。
日が傾きはじめたこの時間でもアジュマはせわしなく働いている。
「なにか作っているのかな?」
「ちょっと聞いてみますよ」
そういうと彼はかまどに木を放り込んでいるアジュマに話しかけた
この時間になるとかまどが焚き火のようで、恋しく暖かい。
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「スンドゥブ(豆腐)を即製で作るみたいですよ」
「へえ、このカマドで作るんだあ」
「豆をこしたものを茹でて、それでできるみたいです」
「それじゃあ、豆腐にならないよ。ニガリを入れると固まるんだよ」
「スンドゥブの作り方は知りませんでしたよ」
「さっきの餅もおいしそうだったなあ」
「待っていればもうすぐできるわよ」
「よおし、食べさせてもらおう」
「湯気が熱いから、鍋の周りは気をつけてね」
みなで好き勝手なことを語らい、ニギヤカに火を囲んでいると、
知らない間にアジュマも話しの輪に加わっていた。
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「日が落ちると少し冷えるね」
「もう10月だぜ」
「そうですね、中秋でした」
湯気が立つできたての豆腐は、手作りの味が暖かかった。
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2014年11月27日
民族衣装に惹かれて @Seoul
韓屋村の中は、かなりの人でにぎわっていた。
公園内にはシーソーや矢投げ、コマ回しや木切れを投げる占いなど、
昔ながらの遊びがいくつも置かれている。
どの遊具にも子供を連れた家族連れやカップル、
友達同士で戯れる人が列をなしていた。
遊具はただ置かれているだけで、
遊び方も順番待ちも混雑も混乱もない。
係員など一切いなくて、ほったらかし。
それでも遊び方のわからない子供に大人たちが口々に教え、
順番を待つ人に当たり前のように遊具が手渡されていった。
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韓国の古い遊びにも興をひかれたが、
それよりも整然と遊具を手から手に渡していく、大人の振る舞いにシビれた。
地下鉄で列にも並ばず、争うように席を奪う人たちがこれなのである。
散らかっている道具はないし、
暗黙のうちに順番待ちもすげ変わっていく。
なんともみんな大人なのだ。
日本だったら、これだけの人が集まる場所、となると、
係員がつき、使い方を注意し、お金を取って、チケットを売りさばき、
あげく警備員が立つことになるだろう。
あるいは投げると危険な矢にはくだらない安全対策が施され、
ケガする恐れがあるシーソーなんてものは撤去の憂き目に会うかもしれない。
省みると我が国はなんて子供っぽい国なのだろう。
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はしゃぐ子供たちの横で、ジェントルな大人に驚かされた。
そのジェントルな大人たちが子供たちと一緒になって、笑顔で遊んでいる。
バカ高い金をふんだくるテーマパークに行かなくても、
お金を一切使わない素朴な古い遊びでこれだけみんなが笑顔になっている。
ネズミの着グルミがいなくても楽しいのだよ、充分に。
秋夕(チュソク)ということもあって、チマ・チョゴリを着けた子供が多い。
七五三の境内を歩いているかのように色鮮やかで、
韓国ではチュソクが特別な催しであることを想像させる。
ちなみに「チマ」はスカート、「チョゴリ」は上着でございます。
チョゴリ姿のおじいさんやおばあさんが、
孫の手を引いて歩いている姿を見かける。
長年、着てきたのであろうその姿がなんとも美しい。
ご年配のシブイ色合いのチョゴリがたまらなくステキなのだ。
外国人が日本に来て、着物姿に魅惑される気分が少しわかった気がする。
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お隣の国ながら、日常的な民族服に感服、着慣れた姿が美しい。
観光客向けの、いかにもだろうなあ、という思っていた民族村。
日光江戸村か、はたまた映画村か、
高をくくって訪れたのだが、そこにいた人々にシビれてしまった。
韓国の思わぬ一面を垣間見た、チュソクの一日。
韓屋村にて @Seoul
地下鉄の出口に差し掛かると急に人影が濃くなった。
忠武路(チュンムロ)駅の出口から、
ゆっくりとした坂が韓屋村の入口に伸びていた。
その通りはまるで参道か境内のようで、
道の脇に出店が連なり、行楽客の足を止め、混雑を作っている。
食べ物だけじゃなく、アクセサリーやサングラス、子供向けのオモチャも売っている。
地下鉄の駅に向かって、たくさんの人が行き来しているところ見ると、
なにがしかの催しは行われているらしい。
収穫なしの空振りにはならなそうだ。
http://www.konest.com/data/spot_mise_detail.html?no=259 南山韓屋村(コネスト)
「佐藤黒」・「村尾」など他では手の入らない銘酒ぞろい
明洞から歩いてきて、小腹が減ったのか、誰かが屋台に張り付いた。
焼き鳥の親分のような串焼き。
香ばしい香りと煙が食欲をそそる。
どうやら塩コショウ味とコチュジャン風味の2種類があるようで。
「5人で勝負しよう!」
誰が言い出したかわからないが、
負けたものがオゴリ、という話しだけは飲み込めた。
「なにで決めるんだよ?」
「カイ・バイ・ボ、です」
「なに? それ?」
「え〜、知らないの〜」
韓国人、タイ人、日本人x2、4つの視線がコチラに集まった。
「ハングル、わからないって〜」
「ジャンケンですよ、日本と一緒」
「え〜、そうなんだ、知らんかった」
「やるよ〜」
有無をいう間もなく、屋台の前でジャンケン大会。
肉を焼いているオバチャンは笑っている。
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「カイ! バイ! ボ!」
「やた!」
負けた二人が串焼き5人前〜20,000wを折半でお支払い。
シブシブ財布を出して、列に並んでいる敗者を尻目に、
我々、勝者は遠目に好みの味を言ったり、焼き加減を伝えたり、
好き勝手に勝ち味を楽しんでいた。
小腹を満たしながら、韓屋村へ足を踏み入れる。
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南山韓屋村(ナムサン・ハノクチョン)は、
南山タワーの山の麓に広がる大きな公園だ。
明洞から近いこともあって、ベタ〜な観光スポットでもあるのだろう。
大通りに止めた大きな観光バスから吐き出された観光客が、
ガイドに蹴り飛ばされながら、ダラダラと歩いている。
韓国の古い家屋を生かした民族村か公園、という体裁なのでしょうね〜、
と、出来合いで作り物の民族村に期待は抱かずに歩みを進めた。
ところが「秋夕」という時節が、意外なシーンをみせてくれた。
2014年11月26日
人ごみと @Seoul
宿のスタッフやその友達、長期滞在の人たちと一緒にでかけた。
宿の前の大通りで市バスに乗り、明洞(ミョンドン)へ。
車内は案の定空いていて、5人組の自分たちが過半数を占めている。
しばらく走ると窓越しのビルの前に人だかりが見えた。
「ガラ空きの祝日なのに、なんであそこには人だかりが?」
「ああ、あれは映画館ですよ」
「映画館は営業しているのね」
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「休日の一番人気の娯楽ですからねえ。行ったことあります?」
「ないよ〜。おれ、旅行者だぜ。料金はいくらぐらいなの?」
「8,000wぐらいですね。早朝とかは割引がありますよ。
あとグループ割引とか、映画館によっていろいろサービスアリマス」
「日本は20,000w以上するよ」
「え〜、ホントオ?」
「ホント。換算すると24,000弱だから、韓国なら3回見れるね」
たわいのない話をしている間にバスは明洞に到着した。
ソウルには繰り返し来ているが、春先から明洞に来ていないことに気がついた。
ソウルの人気ホテルが毎日値下げ・バーゲンハンター
「わあ、ミョンドン。ヒサシブリ〜」
「え〜、あなた旅行者でしょう、なんでミョンドンにコナイの?」
「用事ないからコナイの〜」
秋夕(チュソク)などドコ吹く風、
明洞のメインストリートはいつも以上に混んでいた。
中秋などおかまいなしの観光客で混んでいるのか、
どこもかしこも閉まっていて行き場をなくした地元の人で混んでいるのか。
オノボリサンは手を上げてください、と声を上げようかとおもったが、
誰も答えてくれそうにもなかったので、やめておいた。
ラッシュアワー並みに混んでいる通りを抜けて、南山韓屋村を目指す。
ワンブロック離れただけで、シャッターの壁が我々を出迎えてくれた。
歩道を歩く人はまったくいなくて、ちょっとしたゴースト・タウンだ。
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「ところで南山の韓屋村でなにが行われているの?」
「わからないです。なにか催し物があるらしいですが」
「あはは、わかんないの? ただの公園だけだったら、オモシロイなあ」
「やることないし、まあ、ブラブラいきましょうヨ」
自分たちの声だけが、通りに響いていた。
2014年11月25日
シャッターの波と @Seoul
3連休の中日、街はガッツリ眠っている。
静かな店先に流れる風が涼しさを増している。
ようやく秋の気配を感じる冷たさだ。
「時間があったらボーリング行きましょう」と宿のスタッフに誘われていた。
「連休中はやることもないから、ボーリングに行こう!」という話しになり、
土曜の連休中日に行くことになった。
休日は何時から空いているかわからない、ということで、
彼がボーリング場に確認を入れたところ、
なんと「休業」だという。
連休中に?
ボーリング場が?
大いに笑ってしまったが、チュソクの祝日はなにしろなにもかも休みらしい。
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「やることがなくなってしまいました」
肩を落し、苦笑いのスタッフ。
しかたがないので、彼を置いて、東大門に買い物に出かけることにした。
ところが東大門エリアもガッチリ店じまい。
普段は24時間どころか、
48時間でも開きっぱなしで元気な東大門の店々もガッチリシャッターに覆われていた。
う〜ん、とうなりながら、祝日おかまいなしで開いている大型スーパーへ。
E−martの清渓川店でスナックやフルーツを買い込み、宿に戻った。
「ハイ、仕入れ〜」
スーパーで買ってきた袋をスタッフに差し出す。
「わあ、アリガトゴザイマス」
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「東大門も全部閉まってたよ、ホント、やることないぞお。
写真にもならないよ〜」
「そうでしたか。ボーリングがダメになったので、ちょっと調べたら、
南山韓屋村(ナムサン・ハノクチョン)でお祭りやっているみたいですけど、
みんなで行きますか?」
「行くとこもやることもないしね、このままじゃ、宿で一日つぶすことになるよ。
合流していいなら、一緒に行きますよ」
「じゃあ、みんなで行きましょう。用意ができたら声をかけます〜」
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連休や節句を気にもとめてなかったが、
街中がこんなに休みまくるとは、ちょっとしたカルチャー・ショックだ。
カトリック国の日曜並みに街はしっかり眠りについている。
韓国の見知らぬ一面、これはこれでおもしろい。
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2014年11月24日
チュソクの夜に @Seoul
秋夕(チュソク)にはあいさつまわりがつきものらしい。
中秋でひっそりとしていた街ではやることもなく、
早々に宿に舞い戻った。
コーヒーを淹れながら、宿のスタッフを捕まえ、
韓国の習慣、風習を根掘り葉掘り尋ねた。
「中国では『月餅』を食べるけど、韓国でもなにか特別なものを食べるの?」
「ソンビョンかなあ。ギョーザのような、ティアドロップ型のお餅ですよ。
あんまりおいしいものじゃないから、最近は食べないなあ」
「なるほど。日本じゃ、まん丸のお団子を食べますよ、甘いやつね」
「へえ。そうだ、食べ物じゃないけど、恒例は『あいさつまわり』がありますね。
お世話になっている人のところへお菓子やお供物を持って、挨拶に行きます」
「へえ、それは日本ではないなあ」
「今日もコレから行くんですよ。買い物したあと持って行くんです」
「それって、一緒に行って問題ある?」
「問題ないですよ。あ、以前行ったゲストハウスにも行きますよ。
あそこのオーナーにもお世話になっているので」
「また会いたいなあ、連れて行ってよ。荷物ぐらい運ぶよ」
「じゃあ、一緒に行きましょう。あとで声かけますよ」
オーストラリア発想のスキンケアでダメージの兆しから肌を見つめ直す【薬用ネ'クア】
スタッフの仕事終わりにクルマに乗って、恵化(ヘファ)へ向かった。
「買い物、って言ってたけど、店開いてないんじゃない?」
「それが問題です。たぶんスーパーは開いているでしょう」
「進物は買っておいてないの? 当日買うのかよ!」
全国のマッサージ・リラクゼーションサロンの検索・予約
ヘファに到着し、開いていたスーパーに飛び込んだ。
大きなダンボールにスナック菓子をアレコレ詰め込み、
即席の「お菓子詰め合わせセット」を2つ作った。
それとは別に箱で缶ビールを買い求める。
「こんなアバウトな感じなの?」
「プレゼントの中身よりも、アイサツに出向くことが重要なんですよ」
「ああ! それで行列ができていたのか!」
数日前から街なかで気になる風景を重ねて見かけていた。
普通の店はモチロン、スーパーの店先でも、
専門のスタッフがつきっきりで次から次に並んでいる客の品物を包装していた。
店先にはお中元やお歳暮ながらの化粧箱入りの品物が並んでいる。
日本と違うのはシャンプーや洗剤など日用品がヤケに多いところか。
サンスター 野菜9種・ピューレおいしい青汁
そう、あれはチュソクのあいさつまわりのための「包装サービス」だったのだ。
スーパーで見かけたその光景を説明すると、彼はあっさり答えた。
「毎年恒例の光景ですよ。プレゼントは包んでもらうことが重要なのです」
韓国らしいワンシーンを見かけたことに気づき、こうして今は体験している。
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フルムーンに @Seoul
今日は祝日、3連休の初日だ。
10月2〜4日は「秋夕(チュソク)」、
日本でいうところの中秋、中国式なら中秋節というやつ。
これが祝日に設定されている。
日本ではもはや「中秋」など消えかけのイベント、
無関係のハロウィンに押され、すっかり忘却の彼方かもしれない。
子供の頃は和菓子屋さんでお団子を買って、
近所の原っぱからススキを摘んできて、お供えなどしていた。
もはや記憶の彼方の節目か。
ドクモやモデルに大人気!ダイエッターサポートサプリ新登場
かつてシンガポールに住んでいた頃、
中華系の人たちは「中秋」を大いに祝い、
シンガポール中のレストランでは「月餅」のコンテストが恒例で行われていた。
「月餅」といってもホールサイズのケーキ並みで、
コンテストに出るやつはちょっとしたコーヒーテーブルぐらいあるのですね。
英語でいうと「ムーン・ケーキ」と呼ばれるのですが、
どうなの、この直訳ぶり。
とはいえ、サイズ的にはケーキよりはるかにデカく、
「月」のようにバカでかいのです。
子供が楽勝で座れるサイズ、なんなら中に入れてもいいぐらいデカイので。
中の餡に胡桃などの木の実を入れたり、
ドライフルーツを入れたり、干し肉を入れたり、
シェフがその年ごとに工夫を凝らして、腕を競うわけですね。
優勝すると店先にはその「月餅」が飾られ、
写真撮影の人気モノになっておりました。
たしか中国系の各家庭では「粽(ちまき)」を作って食べるんじゃなかったっけ。
シンガポリアンの友達に
「粽はタイ語で『バッチャン』というのだよ」と教わったのをやけに覚えている。
完全にステキでムダな知識です。
濃縮マカと亜鉛が高配合!【マカ威龍】
街に出てみると、ホトンドの店が閉まっている。
それでも店先のシャッターの前には出店が増えていて、休日のひっそり感はない。
いつもは東京都内の地下鉄並みに混んでいる環状線の地下鉄はガラガラで、
やっぱり特別な時節なのだなあ、と知らされた。
デパートや大きなモールも徹底的に閉まっている。
軒並みシャッターが並ぶ風景は、さながら日本の正月のよう。
といっても、最近は日本の正月に閉めている店は少ないか。
昨夜、ゲストハウスで教えてもらうまで、今日が休日とは知らなかった。
光化門広場で見たコマイヌのイベントに関する質問を重ねたところ、
「明日、金曜は祝日で週末は3連休だよ」というハナシが飛び出した。
のんきな旅行者はなにも知らなかったのですね。
おしりのザラツキ★乾燥するお尻を綺麗なお尻に
著名なホテルではドアマンが民族衣装を着ていた。
ベルキャプテンだけでなく、フロントマンも衣装を着ている。
男性の民族服というのは、その手の趣味がなくてもけっこう、グッとくる。
女性のチョゴリはやや見慣れた感じがあるが、
男性服はなんとも新鮮で凛々しい。
そういえば我が国ではお祝いの日や節句に民族衣装など着ませんね。
見かけるシーンはといえば、
卒業式のハデなだけのハカマ姿、
成人式に見事に着崩れたくれている姿ぐらいか。
旅館に泊まれば、ダラシナイ浴衣姿はいくらでも見かけるけど、
あれはどうもいただけない。
情緒があると思うのですけどね、民族服って。
彼の国は民族衣装はモチロン、心根までも忘れてしまっているようで。
★このブログ 今何位?★