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2014年10月15日
Seoul Kitchen @Seoul
夕食時に差しかかっていたが、空はまだ明るく、宿に帰る気はおきなかった。
明日の昼の便で発つので、実質、今日が最終日。
宿でくつろぐにはまだ時間が早い。
土産を買い込む必要もなく、買いたいものもなく、
ショッピングモールをうろつくのはムダな気がして、
思い立つまま、地下鉄に乗り込んだ。
どうもソウルに来ることになってから、地下鉄の利用頻度が高い。
それもこれもSuicaに似たT−moneyカードを持っていれば、
初乗り900W(約¥70)で、ソウルの中心地は網羅できてしまうのが理由かな。
今日もすでに4〜5本乗っている。
考えてみればアッチコッチ動き回って不経済だなあ。
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地下鉄で目指した目的地はウォーカーヒルのカジノ。
最終日の夜はプチ勝負が恒例化しているかな。
江辺駅(カンピョン)を降りると、
駅前に並んだ屋台が電球を煌々と照らし、客を惹きつけていた。
会社帰りのOL、学校帰りの女子高生、お疲れ気味の会社員…
露店なのに女性が多いところがソウルらしい。
クレープ、ケバブ、ポテト、タコヤキ・・・
露店のメニューもバラエティに富んでいて、道行く人を次々引き止める。
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無料のシャトルバスを捕まえ、シェラトン・ホテルへ。
街歩きの後でもカジノに気軽に来られるのは、
クロークがあるからかもしれない。
重たいカメラバッグと買出しの品物を預けられるので、
カジノにいる間は身軽に、気軽に動くことができる。
あまり勝負に気乗りしないときなどは
ソファーを陣取り、文庫本片手にコーヒーを傾けていることもある。
カジノの客としては困ったものである。
カジノは安全で静かに過ごせる場所。
ソウルに限らず、世界中のカジノでこんな過ごし方をしている。
ギャンブルしないダメダメ・ギャンブラー、なのです。
小さく勝負しながら、途中、レストランで食事を摂る。
季節メニューで「おこげの松茸添え」「水餃子」。
う〜ん、ソウル最終日なのに中華を食べてるダメダメ・トラベラー。
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満腹して気力充実。
ラケット1本分勝利したので、撤退決定。
別の換算法ならAIRチケット代と宿代を産出してお釣りが来る計算。
そう、あとは勝ったら早々に立ち去ること。
それが必勝法。
6月18日−DAY3
写真1; 江辺駅前の舗道。清潔で明るくPOPな露店が並んでいる
写真2; 屋台のお客さんは意外にも女性が多い
写真3; ソウル駅遠景
写真4; オコゲと水餃子(携帯画像)
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2014年10月14日
Save Your Seoul @Seoul
古き良きソウルに出会うことができず、鍾路(チョンノ)を離れた。
写真の枚数もまったく増えず、なんとなく空振りの午後。
肩透かしを食ったような気分で、日用品の買い物に向かうことにした。
男の一人旅でも買い物が好きな向きがあるかもしれないが、
あまり物欲がない身としては、せいぜい普段使いの食材探しがいいところ。
宿に近い清涼里(チョンニャンリ)の大きな市場に足を向けた。
色街として有名な場所のスグ隣に大きな市場が、延々と展開している。
「二大欲求」が背中をつけて並んでいる不思議な空間だ。
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唐辛子の粉とニンニクを探し求めて歩く。
韓国ではニンニクは皮が向かれた状態で売られているので、これは便利だ、
と前回発見して、購入を思いたった。
自宅でパスタを作るため、大量消費するので、まとめて買っては皮をむいて、
冷凍保存していた。
それが皮がむかれた状態で売られているとは!
唐辛子は野菜炒めやカレーなどにも重宝するし、パスタにも使う。
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家で食べるパスタはもっぱらペペロンチーノ。
うまいオリーブオイルとうまいパスタがあれば、これだけでOK。
ちなみにこの「ペペロンチーノ」、なかば日本製イタリア語です。
「ペペロンチーノ」だけでは「唐辛子」という意味。
ツアーでイタリア訪問の際、口にしたらレストランのイタリア人に笑われた。
「スパゲティ・アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」っていわないと、
イタリアでは出会うことができない。
「アーリオ」がニンニク、
「オーリオ」がオリーブオイル、
「ペペロンチーノ」が唐辛子。
「スバゲティのニンニク・唐辛子・オリーブオイル炒め」というわけですね。
市場は精肉がぶら下がる通り、魚が並ぶ通り、乾物が重なる通り、薬膳が連なる通りと、
エリアごとに住み分けられていて、眺めて歩くだけでも楽しい。
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チャンジャを売っていたり、自家製コチュジャンを売っていたり、
買いたいものが目白押しだが、漏れてしまいそうなものはパッケージしてくれるスーパーが得策か。
ニボシ、ジャコ、瓜 ・・・日本では目にしなくなったものがあたりまえのように並んでいる。
袋入りのニンニクを1,000Wで購入。
半年ぐらいパスタを食べられそうな量だ。
上機嫌で市場を離れたが、実はこいつが悩みのタネになるとは。
6月18日−DAY3
写真1; 生の唐辛子。記しませんでしたが、動植物は検疫違反のため、持ち帰ることはできません
写真2; ひたすらきゅうりしか売ってない八百屋さん
写真3; エゴマの葉。買って帰りたいぐらい大好物だが、なんで日本で売ってないんでしょ
写真4; 稗、粟、豆など豊富な穀類
2014年10月13日
Seoul Survivor @Seoul
「古きソウル」を探し歩いたが、鍾路(チョンノ)では結局、出会えなかった。
どの路地を歩いても、出迎えてくれるのは工事のフェンスばかりで、
写真を撮る気も店に入る気力も奪われた。
ピマッコル通りにからみつくように海産物が売りの道、居酒屋が並ぶ通り、
韓定食を楽しむことができる路地などが営業していた。
これらの店の寿命も時間の問題なのだろうか。
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昼の時間は閑散としていて、路地を通り抜けていく人ばかり。
開発の波に浸食される一方の印象だったが、
夜になると活気づいて、違い表情を見せているのだろうか。
飲み屋さんが多いだけに、闇が訪れると活況を鳴らしているのだろうか。
鍾路の大通りからピマッコルの狭い路地を北に抜けると、急に警官の制服姿が増えた。
その辺りは大使館や役所が連なり、
星条旗がはためく門の前では立番の警官が警棒を杖のようにして仁王立ち、
その向こうの大使館の玄関前には大きな移動交番のバスが、
アイドリングしたまま、止まっていた。
遠くには小山がきれいな青空をバックに鎮座している。
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ピマッコル通りや居酒屋通りを支えていたのは役所で働く人たちだったのか。
どこの国でも飲み屋街を支えるのはお役所だったり、
グルメ・ストリートを作り上げるのは色街だったり、
街の成り立ちには意外な背景がある。
ピマッコルもそうしてできあがったのだろう。
道にあふれる制服姿を眺めながら歩くと、
頭の中にある記憶の画像と目の前に見える画像が合致した。
見覚えがある小山は、景福宮や昌徳宮を守るようにして鎮座するあの山だったのだ。
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古くからこの国のメイン・ストリートだった鍾路は、
その北側に景福宮や昌徳宮の王宮を備えている。
それを囲むように王宮で働く人たちや武家が住んだ仁寺洞や三清道・北村が成り立ち、
鍾路の南側には少し距離をおいて庶民の町・明洞。
それを挟むように商人の町・南大門、東大門が佇まいをみせるわけだ。
ポケットに突っ込んでいた市内地図を広げてみるとそれらが公式のように並んでいた。
バラバラに歩き、見ていたものがパズルのパーツのように今つながった。
6月18日−DAY3
写真1; 狭い路地でまだまだ元気に営業している店も多い
写真2; かつての「ピマッコル通り」も半面は工事中
写真3; 3〜4件軒を連ねる床屋さん。ここは「健全」な床屋さんです
写真4; 再開発の一角に火事跡の居酒屋。小火で焼けたのか、はたまた・・・
2014年10月12日
Sweet Seoul Music @Seoul
翌日はカラリと晴れて、心地よい風が吹いた。
昨夜は宿に帰るとそのままベッドに横たわり、眠りに落ちた。
風呂に入ったとはいえ、シャワーも浴びず、汗まみれのまま、睡没。
朝になって熱いシャワーを浴び、完全復活。
3日間とも空の表情が異なり、風の感触も違う。
この時期のソウルの空は気まぐれなのかな。
古い街並みを探し歩こうと、鍾路(チョンノ)へ。
1号線「鍾閣駅」は明洞の北側、歩ける距離だ。
駅を出て、大通りから一本裏手に入ると、
細い路地を埋めるように飲み屋や定食屋がひしめき合っている通りがある。
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通称「ピマッコル通り」。
「木の皮で作った家」というピナムが語源となった路地。
ところが地下鉄駅を出たところで出迎えてくれたのは、
工事現場のフェンスとなにもない空き地と建設現場だった。
「ピマッコル通り」は一部を残し、ほとんどが再開発されてしまっていた。
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小さな定食屋の裏手には背の高いフェンスが無機質にそびえている。
路地の向こうに背の高いクレーンが忙しそうに働いている。
路地には生き残った店がかろうじて再開発を拒んでいるようなありさまだ。
店と店がひしめき合っていた路地は、
その左右のどちらかが工事現場のフェンスになっていた。
そのフェンスの路地をくまなく歩いてみたが、
かつて2〜3,000Wで定食を食べることができた路地は、
どこも再開発の波に侵食されていた。
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東京の古い町並みが地上げされてしまったときのように、
ソウルにも開発の手が広げられているのだろう。
こうしてその街のニオイや色はどんどん新しいものに塗り替えられてしまうのだろう。
まだ営業を続けている店もたくさんあったが、
時代という名の波に抗っているだけのようにも見えた。
「古き良きソウル」は少しずつ失われている。
6月18日−DAY3
写真1; バイクも通れない幅の路地に店がひしめく
写真2; 定食屋の店先。焼サバが今日のランチ
写真3; 見るも無残に再開発の真っ最中
写真4; 右も左も工事だけど、生き残って営業中
2014年10月11日
Seoul Night @Seoul
汗を流してリフレッシュ、すっかり生き返った。
梨大、新村周辺のショッピング・モールや路面店を眺めて歩く。
学生の街だからか、琴線に来るものがなく、
カメラを取り出すまでにいたらない。
ファンシーな露店で螺旋状のフライド・ポテトをかじっただけで、
収穫なく、街を離れた。
ひょっとすると写真の枚数が進まないのは、
街のせいではなく、お疲れ気味の自分のせいか。
水風呂で冷やした身体も湿気にやられ、ふたたびベタつきはじめた。
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尻尾を巻いて宿に帰るのは口惜しいので、
ソウル駅に近いヒルトンのセブンラック・カジノを目指す。
ホテルのカジノはエアコンが効いていて、快適。
コーヒーを傾けているだけでも過ごしやすい。
とはいえ、負けがこめばエアコン以上にお寒くなるのである。
いつものようにラケット一本分の勝利をつかんで早期撤退!
と目論んでいたが、勝負は一進一退。
負けては取り戻し、勝っては失う。
どうやらルーレットの目も読めないほどに疲労困憊?
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こういうときは深入りせずに食事で小休止。
エネルギー充填とクールダウン。
マグロのビビンバが絶妙においしい。
刺身でもビビンバはアリなのですな。
日本だとビビン「BA」とビビン「PA」と様々な表記がありますが、
これは「混ぜる」を意味する「ビビム」と「ご飯」を意味する「パプ」がくっついた言葉。
きちんと記すと「ビビムパプ」になるわけです。
くっつくと発音がびみょ〜に変化するので、BAとPAの中間のような音らしいです。
蛇足ですが、メキシコ料理の「タコス」は「包む」とか「詰め物」とかを表す語の複数形です。
現地では包んで食べちゃうとみーんな「タコス」。
なにを入れるとか、なにで包むとか、定義はありませぬ。
韓国でもサンチュやエゴマの葉に肉やご飯を包んで食べますが、
それを「タコス」とはいいませぬ、決して。
「タコ・ライス」は沖縄発祥の料理です、これは蛇足の蛇足。
油も脂もスルスルなお茶
ビビンバは野菜がたくさん摂れて、旅先でも健康促進だなあ、
などとのんきなことを考えつつ、食後のコーヒーに浸っていたら、
勝負する気持ちが雲散霧消。
勝ってもなく、負けてもなく、元手を維持していたので、カジノを後にした。
6月17日−DAY2
写真1; ソウルの夕景。地下鉄の地上駅ホームで。
写真2; 夕方の露店。時間に関わらず、いつも客がいる。
写真3; 日没後の駅の改札。日本とかわりがありません。
写真4; マグロのビビンバ。携帯画像です。