ワタミ問題終結せず。: 私は明日クビになる　～ぶら下がりリーマンブログ～

2013年12月10日

ワタミ問題終結せず。

居酒屋チェーン和民の女性従業員が自殺した件で、

ワタミフードサービス側が遺族側に調停を申し立てていましたが不成立に相成り、

遺族側が改めてワタミおよび前会長の渡邊美樹参議院銀を提訴しました。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20131210-00000014-jnn-soci

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131210-00000104-san-soci

今回の提訴内容には

約7000万円の慰謝料が含まれているということで、

20代女性の自殺者への慰謝料としては高額だということです。

意味合いとしては、「懲罰的慰謝料」ということで、

社会的にも影響が強い同企業の悪質な体質改善だけでなく、

「和解金で収め、真実を隠す」

という、汚い経営体質を持つ企業は、

社会的制裁の金額も高額に及ぶ、という前例を作りたいということでしょう。

大賛成です。

感情論ではなく、

過剰労働時間や実際の賃金、

職場環境の細かい点など、全てを明るみにして戴きたいものです。

私のような立場からしてみれば、遺族の方の辛い思いを理解することはできません。

司法が徹底的に企業のブラック体質を暴き、

厳粛な罰を再度制定してほしいと思います。

悪質な事故で飲酒運転への罰則が厳しくなったように、

世の中には、もっと厳しくされなければならない事案が無数に存在します。

警察権力や司法も金の沙汰次第で腐敗していますが、

若干の公平さが残っているならば、

社会的にも好機として捉えるべきでしょう。

ワタミは誠意という名の元、実は隠ぺいしようとしただけだという、今までの行為の報いを受けるべきです。

従業員がまっとうな働き方をした上で営利を生み出せない企業は、

社会的に生き残る力がないという原則は変わりません。

世の中には「法人」という社会的にも認められた組織を形成しながら、

非人道的で姑息な方法でしか営利を生み出せない組織も多い。

そのような企業に存続価値はありません。

競争は甘くない、ということを

組織の中で「世のすべては他人事」のように生きている人は知るべしでしょう。

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