2016年02月19日
細かな値動きを当ててもしょうがない 〜USD/JPYの売り〜
少し落ち着いてきたので、昨日の売買を振り返ろう。
夕方17時頃。日本円(JPY)絡みが全般に膠着状態になり、特にドル円(USD/JPY)は上も下も抑えられてレンジが次第に狭くなってきていた。徐々に上値を切り下げてはきているものの、なかなか下を割らずイライラしてきていた。(笑) 心の中で徐々に「ドル円はまだ上値余地ありそうだな。これは「押し目売り」を集めてレジスタンスをブレイクしていくんじゃない」という相場観が芽生え始めていた。
既に長めのスパンでポンド円(GBP/JPY)の売りを仕掛けていて(詳細記事はこちら)、これがエントリーのタイミング悪く、いったん利益になった後に値洗いマイナスを抱えることになっていることも「ドル円強い」という考えを後押ししていた。
とは言うものの上値が重いのも事実。これはどういうことだろうと推測するに、目先筋の買いポジションが積み上がって上に行こうにも利食い売りに押されて行けないんだろう、と解釈した。
とすれば、どうなる?
この時あるチャートを思い出した。そうオージー・ドル(AUD/USD)の鉄板チャートである。
『AUD/USD 鉄壁のサポートライン』
『AUD/USD 陥落』
『AUD/USDのサポート割れを考えて・・・』
時間軸こそ違えど、大体の環境は似通っている。
・何度も機能するサポートライン
・徐々に切り下げている上値
そしてここを認識しておくことが非常に大切な
・サポートラインの下に、意識されうるさらに別のサポートラインの存在
結局これがあったがために、サポートライン割れの後そこそこの値幅は下げたものの、結局元のラインに戻しさらに上値を求めて行ったのである。「鉄壁のサポートライン」が転じて「鉄壁のレジスタンスライン」にはならなかったのである。
というわけで方針は決定。サポート割れを逆指しで参入。次のサポートラインの手前でサクッと利食い。
通常この手の仕掛けをしない筆者であるが、最近それもありかな、と思うようになってきているので実行に移した。
17:32 「113.729」 逆指しヒット。売り参入。
目標値は「113.550」。そんなに欲張ってないでしょ。
戻すことなくそのまま順調に下がり始める。よしよし。
しかし「113.621」の安値をつけた後戻りを入れ始めた。
「一度利益になった短期売買は、すぐにストップを建値付近に近づけるべし」という教えを守り、プロテクティブストップを入れていた筆者。
そのままあっさりプロテクトヒット。
17:36 「113.721」
(+0.008、0.05R)
その後サポートライン近辺まで戻した後再度下降開始。「113.634」をつける。しかし、ここで息切れ、反発に転じレジスタンスになれなかったサポートラインを超えてさらに上昇を続け114円台に復帰。
いやあ〜、お見事!
・鉄壁のサポートラインを割る
・しかしその下のサポートラインには届かない。
・サポートラインはレジスタンスにならず元のレンジに戻る
※時間切れのためその後の上昇はリアルタイムで見ていない
ここまで当てているのになぜ「0.05R」で終わってしまうのか?
下げているところを逆張りで利食うなり、最初のサポートラインまでの戻りの失敗後、安値更新できないことを確認して手仕舞うなり、なんとかやりようがあるだろうに。
結局そこまで細かくは可能性を詰めていなかったのだ。
利食い目標に到達できなかった時の対処方法を考慮に入れてなかった。
利食う気マンマンだったからね。
あ〜、我ながらアホだなぁ。
「0.63R」まで行けたのにね。
これを教訓に次に活かそう!
と思っていたのに、ちょっと環境が変わると対応できなかったのが今日のトレード。
フーッ。
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夕方17時頃。日本円(JPY)絡みが全般に膠着状態になり、特にドル円(USD/JPY)は上も下も抑えられてレンジが次第に狭くなってきていた。徐々に上値を切り下げてはきているものの、なかなか下を割らずイライラしてきていた。(笑) 心の中で徐々に「ドル円はまだ上値余地ありそうだな。これは「押し目売り」を集めてレジスタンスをブレイクしていくんじゃない」という相場観が芽生え始めていた。
既に長めのスパンでポンド円(GBP/JPY)の売りを仕掛けていて(詳細記事はこちら)、これがエントリーのタイミング悪く、いったん利益になった後に値洗いマイナスを抱えることになっていることも「ドル円強い」という考えを後押ししていた。
とは言うものの上値が重いのも事実。これはどういうことだろうと推測するに、目先筋の買いポジションが積み上がって上に行こうにも利食い売りに押されて行けないんだろう、と解釈した。
とすれば、どうなる?
この時あるチャートを思い出した。そうオージー・ドル(AUD/USD)の鉄板チャートである。
『AUD/USD 鉄壁のサポートライン』
『AUD/USD 陥落』
『AUD/USDのサポート割れを考えて・・・』
時間軸こそ違えど、大体の環境は似通っている。
・何度も機能するサポートライン
・徐々に切り下げている上値
そしてここを認識しておくことが非常に大切な
・サポートラインの下に、意識されうるさらに別のサポートラインの存在
結局これがあったがために、サポートライン割れの後そこそこの値幅は下げたものの、結局元のラインに戻しさらに上値を求めて行ったのである。「鉄壁のサポートライン」が転じて「鉄壁のレジスタンスライン」にはならなかったのである。
というわけで方針は決定。サポート割れを逆指しで参入。次のサポートラインの手前でサクッと利食い。
通常この手の仕掛けをしない筆者であるが、最近それもありかな、と思うようになってきているので実行に移した。
17:32 「113.729」 逆指しヒット。売り参入。
目標値は「113.550」。そんなに欲張ってないでしょ。
戻すことなくそのまま順調に下がり始める。よしよし。
しかし「113.621」の安値をつけた後戻りを入れ始めた。
「一度利益になった短期売買は、すぐにストップを建値付近に近づけるべし」という教えを守り、プロテクティブストップを入れていた筆者。
そのままあっさりプロテクトヒット。
17:36 「113.721」
(+0.008、0.05R)
その後サポートライン近辺まで戻した後再度下降開始。「113.634」をつける。しかし、ここで息切れ、反発に転じレジスタンスになれなかったサポートラインを超えてさらに上昇を続け114円台に復帰。
いやあ〜、お見事!
・鉄壁のサポートラインを割る
・しかしその下のサポートラインには届かない。
・サポートラインはレジスタンスにならず元のレンジに戻る
※時間切れのためその後の上昇はリアルタイムで見ていない
ここまで当てているのになぜ「0.05R」で終わってしまうのか?
下げているところを逆張りで利食うなり、最初のサポートラインまでの戻りの失敗後、安値更新できないことを確認して手仕舞うなり、なんとかやりようがあるだろうに。
結局そこまで細かくは可能性を詰めていなかったのだ。
利食い目標に到達できなかった時の対処方法を考慮に入れてなかった。
利食う気マンマンだったからね。
あ〜、我ながらアホだなぁ。
「0.63R」まで行けたのにね。
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