走る底辺男

朝3時半起床、朝食等の準備を済ませ5時台の電車に乗り込む。昨年は会場に着くのがギリギリで余裕がなかったため一本早めの電車に乗ったが早く着きすぎたようだ。着替えて荷物を預けるには時間が早いし寒いため8時過ぎてから更衣を済ませてスタートブロックのランナー入口へ向かう。

寒い中会場をうろついていたためか今日はやたらとトイレが近い。8時10分頃にトイレの行列に並ぶかなかなか進ない。8時半にはゲートが閉まるとのことで前に並んでいた何人かがトイレを諦めてスタート位置へ行ってしまったため焦る。


ギリギリ間に合いAブロックの最後尾に並んだ。身体が冷え切っておりスタートを待っている間は手が震えるほどだった。

◆スタート〜5キロ
Aブロックからのスタートだったためあまり混雑しておらず走りやすい。練習してきたゼロベースランニングの走法は止めて以前の走り方に戻した。あまり脚が温まっていないようだったが5:16/kmとこれまでのレースより速いペースで入った。

◆5〜10km
脚が重くそれほどペースが上がっていないような気がしたが4:53/km出ており心拍数も落ち着いている。

◆10〜15km
いつもならこの辺りから脚が軽くなってくるのだが今日は調子が悪い。それに加えてトイレに行きたくなってきた。最後まで我慢できそうな気はしたが気になって仕方ない。ペースは4:59/km、意外にも速く走れている。

◆15〜20km
相変わらず脚は重いままだが淡々と走る。ペースは5:05/kmと少し落ちたが自己ベストは狙える位置にいる。
トイレは相変わらず行こうかどうか迷っている。

◆20〜25km
20kmを過ぎるとずっしりと脚が重たく感じてきた。おそらくこのままの状態だと、いつも通り35キロ過ぎからラストスパートをかけてもペースは上がらないような気がする。自己ベスト更新は無理だろうと判断、25km手前にトイレがあったので駆け込む。2分ほどタイムロスしたのでペースは5:25/kmまで落ち込んだ。

◆25〜30km
心拍数は余裕があるので本来ならペースを上げられるのだが脚が付いてこない。ペースは5:19/km。

◆30〜35km
右脚太ももに違和感、最悪攣ってしまいそうな予感がする。最後まで走り切れるのか不安がよぎるほどだった。ペースは5:32/kmとさらに落ち込んでしまう。

◆35〜40km
36km過ぎからスパートをかける予定だったが、脚には余力が残っていない。後悔はしたくないので悪いなりにもここからペースを上げていく。顔をしかめながら走るも5:24/kmとほとんどペースは上がらず。

◆40km〜ゴール
相変わらず苦しいだけの状態が続いている。自己ベストを諦めた時点からトータルペースは全く気にしないで走ってきた。3時間50分切れるかどうかというペース感覚だったが、競技場に入り電光掲示板の時計を見るとまだ12時半になっていなかったので3時間45分は切っているということだ。5:26/kmとペースはほとんど落とさずゴールする。

Total：3時間43分36秒(ネット：3時間42分46秒)


脚にはかなりのダメージを食ったが、心拍数の管理がうまくできたので昨年のような失敗レースにならなかったのはよかったし、最高気温15℃程度でくもりだったのも幸いした。トイレのロスを省くと3時間41分ぐらいの自己ベストに近いタイムが出ていたのは意外だった。