走る底辺男

ひょっとしたらタバタ式トレーニングの効果が出ているかと期待した22日の10kmレースは酷い結果だった。本気で走り撃沈したレースが続くとメンタル的にもダメージが酷く今週は気が乗らないままタバタ式トレーニングを終えた。とはいっても10kmレース後は疲労がたまっていたので２日間完全休養、3日目はジョグのみとしたので今週は２回しかトレーニングできなかった。

同じ場所の坂をひたすら７本ダッシュの日々を繰り返し４週間経過したわけだが特に変化はみられない。心拍計と同じくGPSも高精度ではないので進んだ距離を書くのはあまり意味がないため割愛するが、７本目を終えた地点から見える景色はトレーニングを始めた当初と毎回同じである。

もしかすると疲労困憊まで追い込めていないのかもしれない。７本目を終えると脚が棒のように動かなくなり呼吸も激しく乱れ１分ほどその場から動く気にならないほど疲れるが、無意識のうちに自分の頭が全力を出さぬよう抑制しているような気がする。おそらく毎回80%後半〜90%程度の力しか出せていないのだろう。タバタ式の本に書かれている「疲労困憊」とはトレーニング後、立っていられずのたうち回るくらいのことを言うのではないのか？自分のような精神的に弱い人間が毎回全力を出してぶっ倒れるくらい全力を振り絞ることは不可能である。

もし専属トレーナーが自分に付いて叱咤激励してくれたり、実力が同じランナーと２人で競い合うようにトレーニングするのなら毎回脳のリミッターを解除して全力を出し切れるのではないだろうか？単独走で100%の力を出し切ることがいかに難しいか実感している。とはいえ８割程度の力でこのトレーニングを行ってもそれなり効果は出るとのことなので信じて頑張るしかない。

タバタ式で効果が出た人が居るのかどうか検索したところ、毎日このトレーニングをして１ヶ月で効果が出たという記事を見つけた。こんなキツい事を毎日続けること自体信じがたいが、まぁ人それぞれだ。トレーニング効果が出ると言われている期間まであと２週間。。。果たしてどうなるのか？

究極の科学的肉体改造メソッド タバタ式トレーニング