こどもは親を選べない

(c) .foto project

冷たい雨の寒い一日でした。

相変わらず仕事は忙しくて、気が付くとお昼、気が付くと終業３０分前って感じです。

時間の経つのが早いこと・・・

そんな中、夕方にちょっとした騒ぎが起きました。
あまりにもビックリしたのでちょっと聞いてくださいよ〜（;´Д｀）

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いまの職場は女性が多くてしかも年代もまちまち。

その割には和気あいあいとみんな仲良く仕事をしているなーと思っていました。

が、そこは女性同士の世界。
やはり慣れるにつれていろいろな内部事情がわかってきますｗ


すごく仕事の出来る３０代半ばの既婚女性がいます。

そうですね・・・仮の名前を青子さんとします（ブルーが好きなひとなので）

青子さんには可愛がっている桃子さんという後輩がいて（このひとはピンクがよく似合う）公私ともに仲良くしています。

青子さんは結婚して8年ほど経つそうですが、まだこどもがいません。

よくある「生まない夫婦」だと思っていたらそうではないようで、不妊治療を何年も続けていると知ったのは最近のことです。

一方の桃子さんは去年結婚した新婚さんなのですが、現在妊娠４ヶ月だそうです。

彼女はつわりがひどくて仕事も休みがち。出てきても遅刻や早退が多くて体調が不安定な様子です。

最初は青子さんも桃子さんをいたわっていたのですが、それがどうもこの頃は違ってきたようで・・・

私は時々、青子さんとお昼を一緒に食べに行くのですが（なぜか気に入られている）その席で桃子さんに対する不満を聞かされるようになりました。

「つわりで仕事にならないなら休めばいいのに」
「みんなが心配して甘やかすからわがままになっている」
「あんな娘だと思わなかったわ」

などと辛辣な言葉がポンポン飛び出します。

ああ、きっと先を越されて面白くないんだろうな、と思いました。

青子さんは私たちが思っている以上にこどもを授からないことを気にしているようです。

こういう問題はデリケートに扱わないとややこしくなるなぁと感じたのが先週末のこと。


ところが、今日事件は起きました。


いま、青子さんと桃子さんは一緒に組んで仕事をしているのですが、普段仕事のことには滅多に口出ししない（能無し管理職の）上司がいきなり桃子さんにこう言ったのです。

「妊婦なんだから無理しないで早く帰りなさいね。あとは青子さんに任せればいいから」

このセリフがまずかった。
実はいま、青子さんたちのチームの仕事は納期が迫っていて大変な時なのです。

それでも青子さんは桃子さんの体調を考えて出来る限り自分が仕事をかぶるつもりでいたようです。

しかも、私は本人からちらっと聞いたのですが、年度末で忙しいのもあり青子さんは不妊治療をいったん中止しているそうなのです。

そんなイライラが重なって爆発したのでしょう。

いつもは冷静で淡々と仕事をこなす青子さんがいきなりキレました(-∀-`; )

デスクにファイルを叩きつけてこう叫んだのです。

「私にばっかり仕事を押し付けないで！これ以上はもう無理です！！」

そして部屋を飛び出したまま終業時まで戻ってきませんでした。

私は定時でさっさと帰りましたがあれからどうなったのかな。

青子さん明日は出勤するのでしょうか・・・。

仕事、誰がするんだろう（不安）


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