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2020年08月17日

コンピューターミュージックの世界(DAW/DTM) chapter5

みなさんこんにちは。
DAIDAK>です。

<お知らせ>
1曲youtubeに修正版UPしました。
「ら・ら・ら」大黒摩季
(DAWでアレンジしてあります。)


さて今日はDTM ⇒ DAWへ進化を遂げた軌跡を。

20年以上も昔・・・・
そう・・DTMの始まりの初頭。
伝説のカモンミュージック製 レコンポーザRCX,RCMシリーズ
一世風靡していた世代・・・・。
TM NETWORKも使用していたソフトですね。
9092849369_4f97be538c_b.jpga0311886_2151042.jpg

懐かしいですね〜。
このころは、ステップシーケンサと呼ばれていました。
>左上の初期のバージョンを見てください。
全て、音符と実演奏の状態を数値化して
入力していくのです。

MEAS:1小節づつの区切り
STEP:1小節中の音符の順番と数
NOTE:音階 ドレミ・・・ですね・
K#:キーナンバー 各鍵盤に割り当てられている番号。
ST:ステップ 
   1小節4/4として
   全音符=192と定義すると2分音符は96となります。
   これを音符に見立てて入力するのです。
GT:ゲート
   実際に音をならす時間
   ST=96でGT=48とすると
   2分音符の長さのタイミングで4分音符分の
   長さだけ弾くことになります。
VEL:ベロシティー(=速度)
   音の強さ(鍵盤を弾く音の強さ)
   ★なぜ速さが音の強さに???
    速く鍵盤を弾く = 鍵盤を強く弾いた
    と判断されるのです。

これがまさにDTMそのものの始まりなのですね。
懐かしい カモンミュージック レコンポーザ


この時はクオンタイズ機能などはすでにありましたが
途中、シンセサイザー等からMIDIを介して
MIDIデータの演奏データを録ることが可能になりました。
ですが、GTやVELはやはり最終的に手動で修正要。
なので・・・・
現在のDAWのヒューマナイズ機能というのは
非常に優秀に感じるのです・・・(^^;;;

ですが当時のソフトはDTMのレベル。
まだPCの性能も低くDAWとしての機能は皆無。
ピアノをマイクでアナログ⇒デジタルで録ることや
ギターをアナログ⇒デジタルで録ることは
市販PCでは夢のまた夢の頃・・・・

そして進化してPCも躍進し・・・今に至り・・・。
DAWとDTMの垣根がなくなりました。

<現在DAWソフト  STUDIO ONE>
2020-08-16 (20).png2020-08-16 (14).png


DAW上では、アナログ⇒デジタル録りもできますし。
ピアノロールでの入力も可。
音源もソフト化されてシンセを買うより安価で音もリアル!!
マルチに音源をいくつも読み出せるのでLIVE以外で
ハードのシンセや音源を購入する必要もなくなりました。

すごいですよね・・・・。

最新版STUDIO ONE5では、NOTION6.5との連携で
DAW上で楽譜入力も出来るようになりました。


この数十年、さらにはここ数年の進化というのは目覚ましいですね。

今日は記述できませんでしたが
次回、VSTソフトの記述ができればと思います(^^


DAW/DTMのプロの店




posted by DAIDAK at 12:48| Comment(0) | TrackBack(0) | DAW/DTM

2020年08月16日

コンピューターミュージックの世界 chapter4

みなさんこんにちは(^^
DAIDAKです。

今回はDAW用のPCのお話の予定でしたがネタ準備のため、別の記述をします(笑)

では、まず私の使っているSTUDIO ONEというDAWソフトで
最近編曲した曲です。自前ですいませんが。。。
@とAを聴比べてみてください。
@「ら・ら・ら」/大黒摩季

A「残酷な天使のテーゼ」/高橋洋子

(その他もココYOUTUBEにアップしてます。)
★ちなみに使用している音源は下記で紹介しています。

@は、どちらかというと「人」がバンドでまさに人間が演奏している感じの曲調です。
Aは、どちらかというと、「機械」で演奏しているような感じの曲調です。

私的には曲によって大きく分けると
 <二通り>の作り方があるんです。
 (注意)あくまでも自分目線(笑)

どちらが・・・良いというわけではないですがAのほうがDAW/DTMでは作りやすいです。
まさに「機械」で曲を作るのですからねえ(^^;

一定のリズムを保っていく曲・・・例えば、ユーロビート系、EDMなどはまさに。
(機械=同じ動きを継続的に行う機器ですから。)
DAW/DTMではAのほうが安定的に作りやすいのかと。(DTMとしてかな?)

DAW/DTMで一番難しいのが@のような曲。
人が弾いている感を出すのが一番ムズイ
でも、そこを作りこむのがまた楽しい。

最近のDAWや音源ソフトは優秀でサンプラー系の音源は
ほとんど見分けがつかないくらいの品質。お高いですが。

<私が多用するドラム音源 一部>
★最強にリアルな音を出してくれるサンプル音源のドラムです。
(左:Surperior Drummer3 / 右:BFD3)
2020-08-16 (6).png2020-08-16 (5).png


<私が多用するBASS音源とEDM系のバッキングでたまに使うギター音源 一部>
★サンプリング系の音源のためこちらも超リアル。
(左:MOD BASS / 右:Electric Sunburst DELUXE)
2020-08-16 (8).png2020-08-16.png


でも。。。。
ギターだけはDAW/DTMで再現するのは至難の業です。
特に”ギターソロ”は人が弾く「クセ」や「ノイズ」等があります。
優秀な音源ソフトは多々ありますが、ギター弾き人間としては
生のギターを弾いている以上、比較してしまうわけで・・・。
なので、基本的にギターは下記などを使って自分で弾いていきます。

<こちらはアンプシュミレータのソフト 一部>
★超便利なので家では多用しています。
>バンドではハードのアンプシュミレータを使います。
(左:Guitar Rig5 / 右:Amplitube4) 
2020-08-14 (6).png2020-08-16 (9).png


ギター以外の楽器は、ほぼ再現できると考えて
良いかと思いますね。

DAW上でデータをヒューマナイズする機能も優秀です。
データを一括選択してベロシティーやタイミングを
わざとずらしていくのです。

2020-08-16 (18).png2020-08-16 (13).png

人間は機械と違ってデータのままに正確には弾けないのです。
この「ズレ」「音源のノリ」になるわけですよねえ。

ただし、Aのようにユーロ系やEDM系のように
機械的な方が良い場合もあります。
この場合は、ヒューマナイズはかえっていまいち。
一定のほうが良い場合もあるのです。
曲調によって作り方も変わってくるというお話でした。


次回はDAWと音源に関して記述をしたいと思います。


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posted by DAIDAK at 15:06| Comment(0) | TrackBack(0) | DAW/DTM

2020年08月15日

コンピューターミュージックの世界 chapter3

みなさんこんばんは。

前回PCや必要なハード系、ソフト系のご紹介をしました。
今回はDAWと音源が、PCにどれくらいの負荷をかけるか
記述します。


問合せ>>
「PCスペックは高くないと厳しいのかな?」


PCのメモリーを私の場合
現スペックで最大の32GBをのせています。


<メモリーに関して>
ファンの右側の4枚
2枚x16GBを2セット⇒32BG
ハイパースレッティング設定でパラで使用中。
クラスは、CL8を選択して
少しでも早く動くように考慮しています。
InkedIMG_3450s_LI.jpg



サンプラー系の音源をいくつも使用するときに
SSD+高容量のメモリーは非常に効いていきます。
DAWの画面上でPCの負荷をモニタリングできますが
これが大きく振れないようにしないと
プチプチ音がキレたり
ソフトがフリーズ&ダウンしたり・・・。

<<STUDIO ONEの場合>>
左下にパフォーマンスモニターがあります。
これがたくさん触れると負荷が重いということ。
多くても6~7割程度の振れ幅で
動くようにしたいです。
Inked2020-08-15_LI.jpg



>>考察する。
上記を見ると高スペックのPCが必要かと思いがちですが
 実際は、これはソフトを立ち上げている数
 要はトラック数が多いから。。。 です。

実際は負荷が増えてくる前にレンダリングして
オーディオトラックに変換するわけです。

通常、音源ソフトを立ち上げた状態で再生すると
その音源ソフトの負荷がフルにかかります。
トラックの分それが増えるわけなので
そりゃ~~PCも大変です(^^;;
なので、オーディオトラックに変換して
演奏データを音源と共に、WAVファイルに
変換してしまい、再生時にはWAVファイルを
再生するのです。

こうすることで、「音源ソフトの音」ではなく
「変換した音」を再生するだけにして
負荷を軽減するのです。


=================
比較のためドラムのデータを並べてみました。
データ上側>PC負荷:重い
 音源をMIDIデータでそのまま演奏

データ下側>PC負荷:軽い
 オーディオ化したWAVファイル再生
 ★要はCDを再生する感じ
=================
Inked2020-08-15 (1)_LIs.jpg


実際にやってみるとわかりますが
WAVファイルをMIXしたほうが
MIXDOWN時も音を編集する際には
とても編集しやすいのです(^^

>>結果
使い方次第で必ずしも高スペックのPCが必要とは思いません。
ある程度のスペックのPCでDAWは使えます。
ですが、高スペックのPCのほうが
音源やトラック数が増えた場合には
やはり作業はとても安心で楽にできます。

IntelのCPUで言うと、Celelonなどの
低スペックCPUは、使わない方が無難です。
現行iシリーズ(i3~i9)なら
予算によりますが、安心でしょうか。
私が選ぶとすればi5~i7を選択対象として
ピックアップします。(お財布と相談して。)

メモリーは、32GBは欲しいですね。

今日は、PCを購入する際の注意事項を
記載してみました。

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posted by DAIDAK at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | DAW/DTM

2020年08月14日

コンピューターミュージックの世界 chapter2

みなさん、こんばんみ。
さて・・・・2回目の投稿です。

明日にしようと思いましたが
明日も忙しいため寝る前にもう1個(笑)(^^;;

DAW/DTMを始めるにあたって”何が必要か”
を考えましょう。

=====================================
<<ハード系>>
@自作パソコン 1式 + 大型液晶モニタは2台あると便利
 使う用途によりますが、家使用なら増設性や
 スペックも考えデスクトップPCがお勧めです。
 WINDOWSかMACか・・・
 好みですが私はWINDOWSを使用。
 参考で私のPCのスペックを記載します。
 (6世代も前のCPUで少し古いですが(;^_^A )
 ★現在2020年8月でi7は10世代まで出ています。

 <私のPCの参考です。>
 ★古いですが30トラック以上余裕で使えます。
 CPU:i7-4790K
    (CPUはインテル系をお勧めします。)
    使用方法によりますが
    気持ち的に最低限i5くらいはほしいかな。
 マザーボード:ASROK H97⇒Z97系
 メモリー:DDR3-1600 CL8 32GB
      (最大容量搭載しています。)
      CL値は小さい方が高速です。
      一般的にはCL10が多い。
      メモリーは重要です最低16GB。
 OS:WINDOWS 10(HOME)
 SSD:1TB 1台(ブート起動用 WINDOWS)
 SSD:500GB 1台
    (重い音源用 サンプラー系の音源)
 HDD:4台(2TB:7200rpm 2台、4TB:5400rpm 2台)
    HDDは7200rpmがおすすめ。
    容量が比較的大きいソフト用です。
    さほど重くないソフトは4TBの5400rpmへ
 HDD:BACKUP用 2TB 1台
     ⇒ ブート用SSDをバックアップ。

Aオーディオインターフェース
 ギターを弾いてデジタルでPCに録音して取り込んだり
 DAWをASIO(Audio Stream Input Output)ドライバーで
 動作させるためのものです。
  オーディオドライバの規格です。
  これは必ず必要と考えてください。
  有名どころを使用しておいた方が無難ですね。
  注記)A/Dコンバータの性能がものをいうので
     個人で使用するのであれば2~3万円程度
     有名どころのもので充分です。
 ポイントはアナログ⇒デジタル変換時のレイテンシー!

 ●<私の参考です。>
 M-AUDIO製:M-TRACK 2X2M 1台

Bその他 必要に応じて購入してください。
 ●MIDIキーボード
  (音源がなく安い。PCのキーボドと同じ感覚) 
  音源確認やデータ入力の際に便利なので
   1台あると便利
  61鍵盤あたりがおすすめです。
  (これ以下だと両手弾きがしにくい・・・。)
   MIDI KEYBOARD:M-AUDIO(OXYGEN61)etc.
 ●MIDI PAD:
   ドラムの入力など非常に便利です。
   NATIVE_INSTRUMENT MACHINE MICRO2 etc. 

 ●音に迫力を出すには・・・
  やっぱりギター(あると楽しい、弾ければかっこいい!)
   (DAW/DTMでも打込み系なら基本なくても可。)  
  GUITAR:
   もともと普段はギター弾きなので・・・
   アレンジに華を添えます。
       Epiphone(Les Paul:Traditional PRO)
        Epiphone(Les Paul:Custom Original) etc.   
  AMP_SIMULATOR:
   ギター用のアンプシュミレータです。
   ギターとセットで考えておきたいですね。
       LINE6(POD HD500X:HARD)etc

私のDAW/DTM環境です。
少し古い写真ですが・・・w

この後ろにも機材がぎっしり並んでいます。
IMG_1041s.jpg



=====================================
<<ソフト系>>
@DAWソフト
 最も主要なシーケンサ&編集ソフトです。
 ●<私の参考です。>
 PRESONUS製:STUDIO  ONE4.6
  (先日Ver5が発表されています。upgradeしなきゃ。)

A音源ソフト 必要に応じて購入してください。
 ●<私の使用音源の一部ですが参考です。>
 SYNTH&STRINGS&SAMPLER:
  NATIVE INSTRUMENT
   (KONTAKT6+KOMPLETE12 ULTIMATE+Collector's_Edition
    REAKTOR、etc)  
  UVI
  (FALCON2DIGITAL SYNSATIONS1&2、URBAN X、etc)  
   IK MULTIMEDIA(SAMPLE TANK4、etc) etc.
 BASS:
   NATIVE INSTRUMENT(REAKTOR6
   IK MULTIMADIA(MODO BASS)  
   TOONTRACK(EZbass)new2020/05 etc
 DRUM:
   TOONTRACK
   (SUPAERIOR DRUMMER3、2、EZ DRUMMER
   NATIVE INSTRUMENT(BATTERY4)  
   FXpansion(BFD3)  
   IK MULTIMEDIA(MODO DRUM)NEW2020/07 etc.
 AMP_SIMULATOR(ソフトのアンプシュミレータ):
   NATIVE INSTRUMENT(GUITAR RIG5 PRO:SOFT)
   IK MULTIMEDIA(AMPLITUBE4:SOFT)   

ざっくり・・・・こんな感じです。
多!!

次回細かくご説明を!



posted by DAIDAK at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | DAW/DTM

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初めまして。DAIDAKです(^^ 自分のバンド用の練習曲や、ご依頼をうけてアレンジした曲を作っています。 せっかくなので、約70%程度の完成度で、YOUTUBEにUPして公開しています。 (100%完成品はバンドで使ったり、ご依頼主に渡しています。) DAW/DTM、ギターを使い、ほとんど耳コピーですが 勝手に自分でアレンジを楽しんでいます(^^ ここ数年、DAW/DTMのことでご質問を多々いただいた内容など 少しずつブログにしてまとめていきたいと思います。 あくまでも自分主幹wでまとめて行きますので ご参考にしていただければ幸いです。(^^
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