2017年03月27日
健康食品の補足 | 脳内変換とご都合主義
「健康食品を巡る人々の心理」
このブログでは「ハイカカオチョコレート」は健康に良いと
よく書いています。
これは最近、いろいろな所で解説されていて多くの人が知っている
ことでもありますね。
「チョコレート効果」を謳い文句に発売されている商品も多くあります。
そこで今回は補足的な記事を書いてみたいと思います。
この前の記事でも指摘したのですが、「チョコレート効果」を言い訳にして
「ミルクチョコレート」などを沢山食べる人が多くいるだろとういうこと
を書きました。
チョコレートならば何でも良い訳ではなく、カカオ70%以上の「ハイカカオ
チョコレート」でなければ意味がないとずっと書き続けています。
これを予想していたのですが、甘い物好きの、特に女性の方には危険な
情報であったように感じていました。
つまり自分の都合の良いところだけを取り出して、どんどん甘いものばかり
を食べてしまうという弊害があると予想していたからです。
実はこれを裏付けるような言葉をつい最近耳にしました。
それは「カカオの多いチョコレートはチョコレートではない」という
言葉です。
「ハイカカオチョコレート」は苦いですからね。
つまりこういう人たちにとっては、甘いものが「チョコレート」なのです。
お二人いたのですがどちらも女性です。
また体型もこれ以上太ると、肥満の分類に入る体型でしたね。
こういう人が沢山いるのです。
健康志向のようなことを気にするの人の殆どがこのタイプではないかと
思うくらいです。
これは「チョコレート効果」という名称にするのではなく、「カカオ効果」
にすべきだったと思います。
なにも「チョコレート」だから良いというのではなく、「カカオ」だから
効果があるのです。
ですから「チョコレート」を食べないでも、「純ココア」でも良いのです。
チョコレート効果
純ココア
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○健康によいの落とし穴。
このブログでは何度もこういう人たちのご都合主義を指摘しています。
実際に、こういう人たちを沢山見てきからです。
まるで頭の中で都合の良い情報だけを取り出してきて脳内変換している
ような感じですね。
同じような心理機制でお酒の問題もあります。
ある程度の量を飲むと、体に良い「梅酒」や「ワイン」に切り替えてこれで
体は大丈夫と自慢げにいう人はとても多い。
アルコールそのものが悪いのであって、お酒の種類を替えたからといって
深酒すれば同じなのです。
高齢という面からこの深酒を指摘すれば、アルツハイマーへと急速に
近づく近道でもあります。
医学の世界ではアルコール依存症に痴呆症がとても多いのは昔からよく知ら
れていることでもあります。
頭の中で、情報を都合良く変換して信じ込んで深酒していれば認知症へ
とまっしぐらですね。
レントゲンを撮れば一発で分かります。
脳収縮が進行していきますから。
これとは少し違ってきますが、高齢になってくれば来るほどこの傾向
は強まってきます。
脳内変換の度合いがどんどん増して行く感じですね。
自分も含めて友人たちのご両親もすでになくなっています。
話を聞くと年齢が増せばますほどどんどんこの傾向は強まっていったと聞きます。
高齢になるに従って体にもいろいろと不調が出てくるので、どなたも食べ物
や健康には気を使っていたと話していますね。
でもそれがだんだんと現実から離れてきて、自分の頭の中だけの体に良い
食べ物的な話になっていくようです。
子供が今までそんな話はしていなかったと指摘しても、どうも勝手に
信じているらしいですね。
いわゆる迷信ではないですが、昔からいわれ続けていることなんかは
今まで違うことをいっていた人まで信じるようになるそうです。
その顕著の例が、このブログではよく指摘する日本人の「白米信仰」です。
そして口を揃えたように「お肉」は体に悪いといいます。
これは子供の頃に年寄りたちに散々言われました。
最近、「加山雄三」さんがラジオにゲスト出演している番組を聴いたのですが、
80歳をむかえてもいまだに衰え知らず。
ご自分でも話していましたが「お肉」が大変好きだそうで、今でも食べている
そうです。
だから「元気」でいられるのです。
高齢者でも若い人並みにアクティブな人は皆「お肉」好きでもあります。
「新型栄養失調」とは高齢になって肉のような高タンパクな食品を摂らずに
おこる深刻な栄養失調ですから、むしろ高齢者ほど高タンパクなものを
食べる必要があるのです。
幸い認知症になった方はいませんでしたが、健常者でもこういうことに陥ります。
そして認知症予防に効果的な食品が、「ハイカカオチョコレート」です。
これは研究結果ではっきりと分かっていて、それらの効果から「チョコレート効果」
という食品が作られた経過があります。
完全食品ともいわれたりもしています。
最近とても注目されている研究の一つです。
「オレオレ詐欺」ではないですが詐欺的な商法が高齢者を狙うのは分かる
気がします。
売り込む下地はすでにできあがっていますから。
同じ理由で適度な運動と良くいいますが、あまり「適度」という言葉を
使いたくない。
それはこういう人たちの適度は殆ど運動をしていることにならいほど
の微々たる運動量だからです。
どれだけの人が運動が体に悪いといっていたことか。
これは若い人でも同じことをいう人がいますね。
動きたくない、運動したくないのを言い訳にするというよりも都合の良い
情報だけを抜き出してきて脳内変換して思い込んでしまうのです。
こういう人がする運動などたかが知れていて殆どしていないようなものですから。
だからある程度の運動強度が必要なのです。
悪いのはこの脳内変換でブレーキがかからなくなってしまうことです。
先の「チョコレート」でいいますと、今までは太るからと少しでも我慢して
いたチョコレートを、チョコが体に良いとむしろ積極的に「ミルクチョコレート」
などを食べるという度を超した弊害が出てくるからです。
これについてはとても深刻なので、次回ももう少し解説したいと思います。
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