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2021年09月17日

大腸CTアカデミア 憩室の発生率が近年増加している!?

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
第62回日本人間ドック学会学術大会
会 期:2021年9 月10日(金)〜24日(金)
開催方法:Web配信(オンデマンド配信

特別企画 1 )大腸CT検査の現状と人間ドックでの役割
ナガイチは満崎先生と共に講演します!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆






PubMedから、今日のつぶやき − 1052 −


Isohata N, et al. Recent trends in the prevalence and distribution of colonic diverticula in Japan evaluated using computed tomography colonography. World J Gastroenterol 2021; 27: 4441-4452.




それでは、論文
「日本人の大腸憩室の保有率と分布に関する近年の傾向:大腸CT検査による解析」
のご紹介です。


【背景】
大腸内視鏡検査や注腸X線検査を用いた研究結果によると、国や地域、人種によって憩室の保有率やその分布が異なることが示されている。

これらの報告は、2000年代初頭から2010年代半ばまでのものであり、憩室の発生率が近年増加していることも報告されている。

大腸憩室は、欧米人では主に左側結腸に多く分布し、日本人を含めたアジア人では右側結腸に多くく分布するとされている。

最近の研究では、日本人の憩室の保有率は20%〜26.0%と報告されている。

(感想)
今までに報告されてきた内容と、今回の研究報告を見比べていきましょう。


それでは、また。


原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34366615/



ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。














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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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