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2020年04月15日

大腸CTアカデミア COVID-19感染症患者の多くで非定型的消化器症状を初期に認めた

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2020年6月5日(金)- 7日(日)
会場 福岡国際会議場
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大腸CT検査教育研修会、大腸CT検査実践トレーニングは、Web配信の予定です。
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PubMedから、今日のつぶやき − 706 −


Gao QY, et al. 2019 novel coronavirus infection and gastrointestinal tract. J Dig Dis. 2020 Feb 25. doi: 10.1111/1751-2980.12851. [Epub ahead of print]





それでは論文「COVID-19感染症と消化管」のご紹介です。

(本記事はラインコミュニティで2月末に配信された内容となっています)

中国武漢の後ろ向き調査研究によると、COVID-19感染症の主な臨床症状は発熱、咳、および呼吸困難と報告された。

その他にみられる症状として、喀痰、頭痛、喀血、そして種々の消化器症状である。

消化器症状は頻度が高くないものの、で下痢が2%-10.1%、悪心・嘔吐が1-3.6%などと報告されている。

けれども、多くの患者がこれらの非定型的消化器症状を初期に認めていた。

(感想)
風邪やインフルエンザと同様にウィルス性腸炎もまた引き起こすということですね。

この意味することは、咳を返した感染経路のほかにも別の経路の可能性も提示されそうです。

それでは、また。

原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/32096611

ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。








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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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